『荒らし』に遭ったblogです^^

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脆くも崩れる朝鮮半島の平和

2010年11月25日 | 雲の日記

労働者派遣法改正案(製造業の禁止)の成立を目指そう!


消費税増税反対!  法人税減税反対!



 皆さーん、おはようございま~す^^     

昨日から..北朝鮮と韓国の銃撃戦でマスコミは大騒ぎしている。こんな時もNHK始め
民放テレビ局は、菅政権の対応の遅さを非難している。NHKニュースに出ていた女性

のアナウンサーは『日本は大丈夫でしょうね』と言い、男性アナウンサーは『菅政権と
米国とを対比させ』、菅政権の対応の遅さを非難していた。一体全体どうなっているの
だろうか? NHKのアナウンサーでさえ、この有り様です。

『正確で豊富な情報から、日本政府の対応が決まらなくてはならない』と私は思います。
韓国政府の公式見解発表(午後6時半)を待ってから関係閣僚会議を開催し、その後に

北朝鮮を非難するなどの政府見解を発表しても何ら問題はないだろう。何を急げと言う
のだろうか? 今、菅政権を批判すると何かメリットがあるのだろうか? 不思議です。

一方的な韓国の声明だけで日本政府が性急に反応して声明を出したら、いいのですか?
日本はいつも、米国(&韓国)と同じ論調で声明を出さなければならないのだろうか?

米国や韓国とは違い、日本は最高法規である『日本国憲法』に従い、平和的外交努力に
よって紛争解決の糸口を見つける努力をしなければならない筈だろう!! その為には
正確な情報の収集は不可欠の行為だと思う。日本政府は、急ぐ必要など何も無いのです。


事件が起きた場所は、大延坪島(テヨンピョンド/대연평도、6.19 km²)を含む周辺
海域で、韓国政府は韓国領海内と言っているが北朝鮮は認めていない。 地図を見れば

一目瞭然だが、北朝鮮の領海は陸地にへばりつくように設けられている。あれは、どう
見ても理不尽な境界だと誰でも思うだろう。そこで北朝鮮は独自に領海を主張している。

残念ながら、その領海線の方が遥かに説得力がある。始めにはニュースでも地図を見せ
て説明していたのですが、何故か?今は地図を出さなくなってしまった。印象が悪いと

気が付いたからだろうか?^^ その海域で韓国は、米軍と共同で軍事訓練を度々行って
いる。勿論、仮想敵国は北朝鮮である。(他に思いつきますか?)

前回(2010.3月)の韓国の大型哨戒艦の「天安」が爆発・沈没した事件も北朝鮮
の海上境界線の近くで、韓国軍と米軍による合同演習中(仮想敵国:北朝鮮)に起きた

事件であった。結局、韓国と米国の結論は『北朝鮮犯人説』で終わっている。この事件
では北朝鮮犯人説以外にもいろいろな意見が出たが、結局は一方的な情報と韓国政府に

よる『異論の取り締まり』によって、かき消されてしまった。そして今回の事件です。
もう(この時とばかりの)報道合戦で、私より皆さんの方が詳しいと思いますが、事件
の記事も見てみましょう。

(引用始まり)
韓国軍は23日、「護国訓練」と呼ばれる定例訓練で、大延坪島を含む周辺海域の韓国
領海内で海上射撃訓練を続けていた。 同島の韓国側部隊の陣地や海上に北朝鮮が突然
砲撃をしかけてきたのは午後2時34分。約150発のうち約60発が陸地に着弾し、
攻撃開始の13分後、韓国軍は「K9自走砲」で50発の対応射撃を始めた。
...
韓国では、北朝鮮の攻撃が合わせて170発余りにのぼるのに、韓国軍は80発にとど
まったことが問題視されている。合同参謀本部幹部はこれに対し、「多くの砲弾が複数
の場所から撃たれ、短時間に数を判断できなかった」と説明した。
(引用終わり) (11月25日 asahi.com)


報道を見る限り、韓国軍は海上境界線の韓国側で砲撃訓練を行っていたと言う。
そこに北朝鮮から『領海侵犯』だという通告があった。(多分、無視したのだろう)

次に北朝鮮から砲撃があった。韓国側の発表では、韓国軍も80発を撃っている。
主に軍施設を狙ったというが、その被害は報告されていない。 北朝鮮側にも被害は

あった筈だが北朝鮮は発表していないので分からないだけです。(今の時点では韓国
の報道だけが一人歩きしている)

皆さんは、覚えているだろうか??

韓国の第15代大統領の金大中(キム・デジュン)氏を..??

アジア通貨危機から韓国経済を立て直し、韓国の民主化に貢献した政治家です。韓国
の芸能を振興し、今の映画・ドラマの韓流ブームの土台を作った人でもありますね。

そして何より北朝鮮に対して『太陽政策』と称される宥和・関与政策を行った人です。
2000年には北朝鮮の平壌(ピョンヤン)で金正日氏との南北首脳会談を実現させた。

その功績により金大中大統領は『ノーベル平和賞(2000年)』を受賞するのです。

北朝鮮の平壌(ピョンヤン)に降り立った金大中氏の姿はテレビ配信されました。
なかなか飛行機から出て来ない金大中氏を、金正日氏はタラップの下で待ち続けた..

そして対面・抱擁の瞬間を、私はずっと見ていた。そして何故か?涙が零れたのです。
『これで朝鮮半島に平和が訪れる!』 素晴らしい瞬間を見れて..感動しました。

それがイ・ミョンバク大統領になった途端に北朝鮮政策は方向転換され、現在の状態
になってしまったのです。平和のためには多くの努力が必要なのに、壊すのはとても
簡単なんだと痛感したものです。

そして日本も..仮想敵国・北朝鮮の恐怖の為に(NHKアナウンサーの言う『日本は
大丈夫でしょうね?』のように)、問い直されていた日米同盟・在日米軍基地問題・

米軍の為の『思いやり予算』の問題などなど.. 日米同盟強化の人達の思惑通りに..
世論は動いていくのだろうか?  空は落ちて来ないのに...



『政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいい
なりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,
われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対して
は,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効
です』

(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)


我が国の陰の指導者は、誰なのだろうか???











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