『荒らし』に遭ったblogです^^

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『給料を上げろ』と言った首相

2012年01月18日 | 雲の日記
『国民の生活が一番』と言う政党が消費税増税をしてはいけない!!


 皆さ~ん、おはようございま~す!^^

私は旧政権(自民・公明)によってボロボロになった労働者の権利・日本の社会を思うと政権交代に大きく期待した一人です。多くの国民も同じ気持ちになったと思います。

少しでも閉塞した日本社会が良くなって欲しい..子育て世代や高齢者に優しい社会になって欲しいと願っていると思います。そして待ちに待った政権交代が行われた。小沢氏の中国訪問は馬鹿なことをしたと思うが、鳩山政権、菅政権は概ね期待に応えていたと私は思っています。

子育て支援であり少子化対策でもある『子供手当て』の縮小(後に廃止?)にはガッカリしていますが、それも民主党政権が悪いのではなくて、『要らない!』と言う異常なまでの世論があったからだと思っています。あの時期、動員されたらしい『自称お母さん』がネット上でも大挙して押し寄せ『子供手当ては要らない!』と書き込みをして行きました。私のblogにも沢山来ました。

『子供手当て』が縮小..来年からは『名称』さえ消えるとなったら、パッタリと消えた人たちです。呆れた連中だが、被害は本当に子育ていしている世代を被害するだろう。子育ては物心両面で大きな負担となります。少しでも良い環境で、少しでも良い教育を受けさせたいと思うのは親心でしょう。そんな期待を裏切った『子供手当て』の消滅(児童手当に戻ってしまう可能性が高い)の大きな原因は、『子ども手当てを要らない』と言った人々の所為です。それを忘れて、民主党政権が悪いと思わせるのは『盗人猛々しい』とさえ私は思いますね。

私は今も『子ども手当て』の満額復活を願っています。

さて^^blogの表題から外れてしまいましたね。『子ども手当て』のことを思うと本当に残念で悔しい思いが蘇り感情的になってしまうようです。私に子供はいませんが、未来を担ってくれる子供たちに少しでも良い環境を与えてあげたいと思いは今も全く変わりません。

あの時の『子ども手当て反対』は本当に国民世論だったのですか??

おっとと..表題..表題^^ “『給料を上げろ!』と言ってくれた首相”です。

名前は福田 康夫(ふくだ やすお)元首相です。旧政権を批判している私ですが、どんな首相でも悪いことと同時に良いことも言っています。私が知る限り、マスコミには大きく報道されなかったが2つの良い発言を聞いています。

勿論、福田氏と言えば日本を駄目にした主犯格である(と私が思っている)小泉純一郎元首相のもとで官房長官を務めた人です。小泉首相と福田官房長官と言えば一体とも言えるコンビです。だから文句は山ほどありますが、敢えて今回は首相の時の発言を取り上げたいと思います^^

まず最初は『給料を上げてやりなさい!』と言っていました。私は長い間、政治に興味を持っていましたが、経団連に対して『労働者の給料を上げてやれ!』と言った首相を初めて見ました。この後..経団連会長の御手洗氏は『私どもが悪いのですかぁ~!』と、しれっとした顔で言っていましたね。この時はまだ『大量の派遣切り』がされる前の話です。大企業が史上空前の収益を上げていた時にも関わらず、労働者の賃金は下がっていったのです。その為に労働者の貧困層が拡大していった時期です。

二つ目は2008年7月に開催された第34回主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に出席するに先だってのテレビインタビューで、福田首相は話し合わなければならない問題点の一つとして『ヘッジファンドの規制』を挙げていました。結局、サミットでは話題にも上らなかったが、その年の9月15日にアメリカ合衆国のリーマン・ブラザーズが破綻し、アメリカ発の不況は世界中を巻き込んでしまったのです。これらはヘッジファンドを頂点として『マネーゲーム』に興じてしまった金融業界の破綻が発端でもある訳です。

さて..大企業がバブル期を上回る収益を上げていた時、労働者の賃金は何故?下がり続けたのでしょうか? それは企業が潰れたら『元も子もない』と宣伝され、危機意識から賃上げ要求も出来ず、『賃下げ』に応じてしまったからです。そこには安い賃金と不安定な労働条件で苦しむ非正規労働者の姿が『無言の圧迫』となって存在していたことも確かだと思います。雇用者と労働者が対等ではなくなった瞬間でもあるのです。雇用者の非正規化は企業の利益を更に膨らませたのです。

その資料を見つけたので掲載します。


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リーマンショック(世界的不況)を口実に大規模な『派遣切り』がされた2008年度でさえ、241兆円もの内部留保があり、2007年度から21兆円も増加しているのです。当時、マスコミに踊った言葉は『世界的不況で企業が危ない!』でしたよね。だから2009年には労働者の賃金はガクンと落ちているのが表からも分かるでしょう。賃上げ要求など出来る状態では無く、反対に賃下げになってしまったのです。しかし、企業の内部留保は21兆円も増えていたのです。

★★内部留保(ないぶりゅうほ)とは、企業が経済活動を通して獲得した利益のうち、企業内部へ再投資することで蓄積された部分、 あるいはそのように利益を蓄積することである。社内留保、社内分配とも呼ばれる。

内部留保と言うと何か別物のように思ってしまう人がいるかも知れませんが、要するに企業の『利益』なのです。利益を別の入れ物(内部留保)に入れているだけです。

そして資本金10億円以上の大企業が保有する内部留保は、2010年度には266兆円に達しています。

減った労働者の賃金は、この内部留保と言う名の利益の中に入っているのですね。中間所得層から貧困層に落ちてしまった労働者の賃金は、大企業の利益になっただけです。

だから福田総理は『もっと給料を増やしてやれ!』と言ったのです。にも拘らず、利害の反する勢力に意図的に悪者にされ、口汚い書き込みで世論を誘導した人たちがいる。

少なくとも旧政権(自民・公明)の中では、良い方の首相だったと今でも私は思っています。

僅か一か月だけど2008年4月1日に『ガソリン税の暫定税率』が失効した為に、私たち国民は暫定税率のない安いガソリンを買うことが出来たのです。しかし、自民・公明はガソリン税の暫定税率を復活させる法案を衆議院で4月30日に再可決した為、僅か1か月で終わってしまった。

最後は『石持て追われるように』退陣した福田氏だが、あれ程までの口汚い攻撃は『民主党との大連立』をしようとした報復なのだろうと私は思っています。

『旧政権(自民・公明)の中では』と限定されますが、私は福田氏が好きです^^












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