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思いやり予算で高速道路無料

2009年10月27日 | 雲の日記
思いやり予算で高速道路無料

 皆さーん、おはようございまーす^^         

やっと秋晴れの良いお天気に恵まれました^^ 嬉しいですねぇ~ 気落ちのいい風も
吹いています。 二日ぶりに窓を全開にして、家の中の換気と乾燥をしています^^

いつも換気をお薦めする私ですが、最近は泥棒の被害も多いようなのでご注意下さい。
泥棒の多くは玄関や窓などから侵入すると言いますからね。窓の開閉にはご注意を!

さて..ここのところ日米関係について『沖縄の普天間基地移転問題』に絡んでblogに
書いてきましたが、今日は(我慢ならない)財政支出の側からも見てみようと思います。

日本は自衛隊という(言わば)軍隊を持っています。その費用が年間約5兆円規模です。
自衛隊員(兵隊さん^^)の給料を払ったり、装備品を調達したり、戦闘機や武器の購入

に使われたりする分については、一応多くの国民が『必要経費』として承認している
ように見えるので今回は除きます。(使途明細については疑惑の匂いがプンプン..)

日本の防衛費ではなくて駐留米軍に対する費用について、引き続き書いて行こうと思
います。 国民が日本にある米軍基地と米兵に対して負担している(払わされている)
お金(税金)のことです。

日本とアメリカには『安保条約(日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全
保障条約。日本とアメリカ合衆国の安全保障のため、日本にアメリカ軍(在日米軍)を

駐留すること等を定めた二国間条約のこと)』と『日米地位協定(日本国とアメリカ
合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国

における合衆国軍隊の地位に関する協定)』があるのは皆さんもご存知のことと思い
ます。

『地位協定上、在日米軍駐留経費のうち日本側に義務づけられているのは基地そのも
のの提供(地代、基地周辺対策費)だけです。(しんぶん赤旗)』

スタート(原則)は、↑だった筈です。ところが...

(引用始まり)
米軍基地建設費など「思いやり」予算の原点となったのが、1972年の沖縄の本土
返還に伴う日米密約です。表向きの返還費用3億2000万ドルとは別に、本来は
米側が支払うべき日本従業員の労務費1000万ドル、岩国・三沢両基地の整備費
6500万ドルを負担するなどの密約を交わしました。
さらに73年度から、関東地域の米空軍基地を横田基地に「集約」する「関東計画」が
実行され、政府は78年度までの間に450億円を負担しました。
(引用終り) (6.23 しんぶん赤旗)

そして1978年からは堂々と『思いやり予算』として計上することになるのです。

(引用始まり)
思いやり予算とは防衛省予算に計上されている在日米軍駐留経費負担の通称である。
在日米軍の駐留経費における日本側の負担のうち、日米地位協定及び、在日米軍
駐留経費負担特別協定を根拠に支出されている。

1978年6月、金丸信防衛庁長官が、在日米軍基地で働く日本人従業員の給与の一部
(62億円)を日本側が負担すると決めたことから始まる。日米地位協定の枠を超え
る法的根拠のない負担に対して、円高ドル安などによってアメリカの負担増を考慮
した金丸が、「思いやりの立場で対処すべき」などと答弁したことから、思いやり
予算と呼ばれるようになった。
(引用終り) (Wikipediaより)


法的根拠の無い駐留米軍への『思いやり予算』は年々増えていった..
当初の61億円から現在は2500億円規模まで拡大。総額5兆円を超えています。

『思いやり予算』が毎年、毎年、如何に拡大していったかが分かると思います。
その間..日本はバブルの崩壊を経験し、小泉政権からは社会保障費の2200億円

/毎年の削減をされ、派遣法改悪による非正規労働者の増加と(不況による)解雇を
経験している。景気の良い時も労働者の給料は上がらなかった。今も世界的不況の

中で失業者は溢れ、日本国民は疲弊している。そんな中でも法的根拠のない『思い
やり予算』は増え続けている。その間、アメリカでは『インフレ無き高度成長を成

し遂げた、戦後最大最長の好景気の時代』といわれた1992~2000年のクリントン
政権時にも『思いやり予算』は増額され続けてきたのです。その結果...

『米国防総省の「基地構造報告」2007年版によると在外米軍基地の資産価値で、
在日米軍基地は上位3位までを独占しています。訓練施設や航空機・艦船の修理機能、
米兵の居住環境など、どれをとっても最高水準にある..』

『米国防総省が2004年に公表した「共同防衛に対する同盟国の貢献度報告」に
よると、02年現在、米国の同盟国27カ国が米軍のために負担した金額は総計で
約83億9700万ドルです。このうち日本が支出した金額が約44億1100万
ドル(現在のレートで約4400億円)で、一国だけで全体の53%を占めます。
日本に次いで多いドイツの15億6400万ドル、韓国の8億4300万ドルなど
と比較しても突出しています。』

と言うことになるのですね><

そして次は、米国領であるグアムの海兵隊基地建設費用まで負担することになるの
です。この費用を出さなければいけない根拠は、何なんでしょうね? 思いやり?

最後に、もう一つ..^^
米軍は高速道路など有料道路を使う場合は、「公務」を証明する軍用車両有料道路
通行証明書を一枚提出して通行します。米軍地位協定上は、「公務」なら米軍車両
は料金を支払わずに通行できるということになっています。

ところが現実には、米兵の『遊び』の為の有料道路使用料金まで『公務』と称して
料金を払わずに通行していると言うのです。

(引用始まり)
会計検査院の調べでは、2008年度に日本が負担した米兵の高速道路料金総額は、
米軍車両約97万台分、約8億6千万円です。このうち普通車は約64万5千台、
負担額は約4億4千万円です。この普通車の「公務」、「私的」の区別は、会計検
査院が防衛省を通して米軍に問い合わせても、米軍が答えないため不明のままです。
説明を拒むのは、地位協定違反が表にでることで、国民の批判が強まるのをおそれ
てのことです。
(引用終り) (10月26日しんぶん赤旗)

こんな事態に文句の言えない政府や防衛省にはガッカリします。威張るのは国民に
だけなの? 米国にも約束くらい守ってもらいましょうよ.. 優遇しているのに..

こんなことを考える度に思い出す言葉があります。もう何度も書いているが忘れる
ことが出来ない.. 

小泉純一郎元首相は06年の経済財政諮問会議でこう言っていたといいます。
『歳出をどんどん切り詰めていけば“やめてほしい”という声がでてくる。“増税
してもいいから、必要な施策はやってくれ”という状況になるまで徹底的にカット
しないといけない。』(web akahata)
 
どうしたら国民にここまで冷酷になれるのでしょうかね。アメリカにはポチなのに。

政権交代したんだから、これから少しずつ改善して行きたいですね^^ 一気に変れ
なくても、真っ当な方向に改善して行きましょうよ.. そうでないと惨め過ぎる..

日米関係は、日本だけの強引な手法で進めることは出来ない。それに長い間の政治
の怠慢もあるだろう.. その上で時間をかけ、話し合い、良い方向を模索していけ

たら良いのですが.. 皆さんはどう思うだろうか? “エイ・ヤー”で決めたい?
すぐに結論なんて出なくていいと、私は思います。 結論は皆で出しましょう!!


風が強くなってきました。 陽射しは燦々です^^ お洗濯物を干している家が多い
ですねぇ~^^  私?..私はパスです><

今日も元気で ファイト!!                 






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