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脱官僚?憲法解釈も政治家

2009年10月14日 | 雲の日記
脱官僚?憲法解釈も政治家

 皆さーん、おはようございまーす^^         

続いた秋晴れも終り、今日は曇り時々雨だそうです。(今の段階では降ってません)
火事が心配なので、乾燥が続いた後は『御湿り』が嬉しいですよね^^

さて..今日は久し振りに燃える話題です。燃えると言っても良い方ではなく、悪い
方なので><..残念ですが.. 

政権交代がなされた!! 多くの国民は自民・公明政権に幻滅していたから、強く
政権交代を望んだ筈です。その結果が民主党の選挙での“地滑り的大勝”でしょう。

『民主党はいいけど、小沢一郎はね..』 そんな気持ちの人も多かったと思います。
その心配が来年の参議院選挙を待たずに出て来たようです><;

(引用始まり)
国会法改正検討で一致=与党が初の幹事長会談
民主、社民、国民新の与党3党は6日午前、国会内で連立政権発足後初めての幹事
長会談を開き、国会審議を官僚依存から政治主導に改めるため、国会法改正を検討
していくことで一致した。具体的には、委員会審議での官僚答弁禁止などを検討す
る見通しだ。
(引用終り) (10月6日 時事通信)

(引用始まり)
憲法解釈 内閣法制局長官の答弁禁止 小沢氏が意向
民主党の小沢一郎幹事長が7日の記者会見で、国会で政府の憲法解釈を示してきた
内閣法制局長官の答弁を、今後禁止する考えを示した。小沢氏は国会論議を政治主
導にするために国会法を改正して「官僚答弁の禁止」を盛り込む考えだ。
...
国会法では、内閣法制局長官は公正取引委員会委員長、人事院総裁らと並んで独立
性の高い機関の長として「政府特別補佐人」として答弁が認められている。小沢氏
は、政府特別補佐人も含めた官僚答弁を禁止する考えだ。
(引用終り) (10月8日 朝日新聞) 


さあ..週刊誌の見出しにあった『小沢劇場』の始まりになるのだろうか?
それとも『政治主導』と言う名の『民主党(小沢氏)独裁政治』の始まりだろうか?

この記事の中で小沢氏が拘っているように見える『内閣法制局』という部署..
皆さんは、ご存知だろうか? (私は友人がいたので^^意外に詳しいんですよ)

●内閣法制局は、内閣(政府)が国会に提出する新規法案を、閣議決定に先立って
現行法の見地から問題がないかを審査することから「行政府における法の番人」と
いわれる。 (Wikipediaより)

要するに『内閣提出法律案、政令案および条約案の審査:審査事務』の仕事をする
部署です。当然のことながら非常に優秀な人材が集まっているところでもあります。

現役で司法試験に合格しているような人たちが集まっているところですね><;;

その内閣法制局の長が『内閣法制局長官』です。政府特別補佐人でもある内閣法制
局長官の国会での発言も許さないとする『国会法』に作り変えると小沢氏は言うの
です。

小沢氏の言う理由は『脱官僚→政治主導』にするのだから、内閣法制局長官と言え
ども官僚には違いない。だから国会での答弁はさせない!..と言うことらしい。

単純に考えて、その仕事を今の政治家に出来るのだろうか?(漢字が読めない人?)
特に憲法解釈については、心配ですね。

テロとの戦いに参加しようとする日本政府に対して『憲法9条』の解釈から歯止め
になったのは『内閣法制局』の意見があったからだろう。

●日本国憲法 第9条(にっぽんこくけんぽうだい9じょう)は、日本国憲法の条文
の1つであり、三大原則の1つである平和主義を規定する。この条文だけで憲法の第
2章を構成する。この条文は「戦争の放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」の
3つの要素から構成される。 日本国憲法を「平和憲法」と呼ぶのは、憲法前文の
記述およびこの第9条の存在に由来している。(Wikipediaより)


(引用始まり)
法制局改革は小沢氏の長年の持論だ。自民党の幹事長だった90年、国連平和協力
法案(廃案)をめぐり、内閣法制局が自衛隊の派遣条件を厳しくとらえる憲法解釈を
堅持したことで、小沢氏ら当時の自民党執行部から長官の罷免論が出たこともある。
小沢氏は9日付の民主党機関紙のインタビューに「この臨時国会では、官僚が政府
参考人として答弁することを禁止する国会法の改正に取り組む。脱官僚依存には
これが一番」と述べ、国会法改正に強い意欲を示していた。
(引用終り) (10月8日 朝日新聞)


法律のプロ集団である『内閣法制局長官』の口を封じることで、今後の憲法解釈は
閣僚が行うことになるのだろう。それによって憲法9条の解釈も大きく変更になる

可能性は高いと私は思っています。小沢一郎氏を筆頭にする改憲政治家達は、9条
改正をしない前から自衛隊を戦場に送り出そうと言うのだろうか??

脱官僚依存”などという言葉に包装されて、『内閣法制局長官』の発言を封じる
利益が、本当に国民にあるのだろうか?? 

内閣(政府)が国会に提出する新規法案は全て、憲法の解釈も含めて自分達で決め
られることになってしまわないだろうか? だとしたら非常に危険な気がしますね。

脱官僚依存とは『官僚依存を止めることであり、官僚答弁を一切否定することでは
ない筈です。ましてや、憲法解釈において官僚答弁を一切否定することではない筈
です。

皆さんも真剣に考えて頂けないでしょうか??


久し振りに明るい曇り空です^^ 連休の疲れがまだ残っていませんか?
私は何だか、休みが延長しているような雰囲気です>< タダの怠け者かぁ~??

今日も元気で ファイト!!