みなさんこんばんは前回の体験学習教室は稲刈りでしたね
さて、今回はその稲刈りしたお米を次の作業ー>脱穀(だっこく)を10月28日にみんなで行いました
ところが・・・当日の天気があいにくの雨になってしまったので、今回は農園のビニールハウスの中で、脱穀の歴史や実際に大昔の人が使っていた道具を使って脱穀をしました。
もちろん、現代は機械化されていて、コンバインと言う便利な機械でも行いましたが、そんな機械も実は昔の道具の知恵があって出来ていると言う事も勉強しました
それでは、当日の様子を見てみましょう
開講式
当日はあいにくの雨の中、脱穀体験に行きましたー!ちゃんと農園のプロの先生方が脱穀していないワラを用意してくれました
脱穀の説明
日本ではおよそ3000年前からお米を作り始めたといわれています。昔の人たちがどんな風に脱穀をしてきたのか歴史を学びました。
そしたら、歴史を辿るごとにどんどん道具が進化していきます。
脱穀ってなんだろう?(稲からもみを取ること)から始まり、日本人が最初のお米作りでやっていた脱穀の仕方は手でもぎ取っていました
その後進化を追っていくと・・・・・・丸太に叩いて脱穀をして=>千歯こきが出来て=>とうみが出来て=>足踏み脱穀機が出来て=>ハーベスターが出来て=>コンバインが出来ました。
と言う風に、昔の道具がどんな風に進化していったのか?昔の人はどんな気持ちでやっていたんだろう?と昔の道具が現在に至るまで写真でみて勉強をしました。
しかも、今回はそんな昔の道具を使って貴重な体験も出来ました
みんなが大好きお昼ごはん
農園で取れたサツマイモのサラダが甘くておいしかったね
脱穀体験開始
今回脱穀した種類は6種類で色んな体験が出来たね
●千歯こき
およそ400年前ぐらいに前に使っていたと言われる道具です。
みんな引っ張るの大変だったね
●足踏み脱穀機
およそ300年前の江戸時代に出来たといわれる道具です。実際に農園にある脱穀機も200年前に作られたと言われています。
300年前は鉄が少なかった時代なのでほとんど木で出来ています。農園でも慎重に扱っています
●とうみ(選別機)
みんなが脱穀したお米の中に【シーナ】と言われるお米の粒が入っていない籾があるので、それを風で良いお米だけを残して選別する道具です。
この機械も400年ほど前に出来たと言われていて、ほとんど木で出来ています
●ハーベスター
ここからが機械の登場です
60年前に出来たと言う機械で、足踏み脱穀機の機能が生かされて、出来ました。さらにとうみの選別する機能も付いているのですっごく便利
●コンバイン
みんなも見た事があると言う機械。
稲刈りをしてくれて、さらに脱穀もしてくれて、さらにさらにとうみの選別する機能も付いているので、農家の人にとっては優れ物の機械です
こうして、現代では機械が全部してくれているけど、昔はみんなが協力して脱穀しないと出来なかった事が感じられました。昔の人ってすげー
●ペットボトル脱穀&もみすり
実際に、日本人がお米を作り始めた時からしていた、手で捥ぎ取る(脱穀)をしました。お米1粒1粒を大事にしながら取っていましたね。
手で脱穀した籾を次の作業ー>もみすりも一緒にしました。
もみすりは脱穀した籾をもみがらと玄米を分ける作業で、野球で使うボールとすり鉢で80人みんなで玄米しました
●片付け
みんなが育てたお米を一粒も残さず綺麗に集めました
結果発表・・・・なんと75キロ脱穀出来ました目標の30キロの倍以上取ることが出来ましたそしてもみすりは・・・・・なんと800gしか出来ませんでした昔は全部手でやっていたけど、今の機械って凄いね
●自由時間&遊び
ちょうど雨が上がったので、遊びをしました
●鶏のお世話●野菜販売●お土産作り●ワラの紐きり●遊び。
色んな体験が出来ました。教室はとっても広いので、かけっこしたり走り回ったりもしました
●大阪に出発
みんな脱穀お疲れ様それじゃあ、荷物を持って大阪にいってらっしゃい
今回は雨だったけど、みんなで作ったお米が脱穀できて良かったです
次回は11月18日十三商店街の場所を借りて販売体験です
今まで作り続けてきた作物を売る時が来たみんなで頑張って売ろうね
ではでは~。
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