先月は残暑の中での秋探しで、まだ緑色のどんぐりを見つけました。一か月たって植物たちはどうなっているでしょうか。今日は木の実を中心に観察しました。
まずはどんぐりたちです。
マテバシイ
比較的大きなどんぐり、マテバシイです。どんぐりはアクが強くてそのまま食べられないものが多いのですが、このマテバシイは生でも食べられます。ということで、その場で割って試食していただきました。感想は…食べられるけれどそれほどおいしくはない、とのことでした。煎ったり、クッキーにしたりすると美味しさが増しますよ。
どんぐりの種類
次に、アラカシとシラカシです。どんぐりだけ見るとよく似ていますが、葉に違いがあるのでそこを見るのも見分けるポイントになります。
スダジイ&ツブラジイ
こちらの実も似ていますが、ツブラジイは丸い実で、スダジイはそれに比べて大きくて細身です。この2つも食べられますよ。
どんぐり比べ大会
スタート時、理由は言わずに歩く途中でどんぐりを10個拾うようお願いしました。どんぐりを観察した後に何のためなのか発表!「どんぐり比べ大会を開催します!いちばん大きいどんぐりを拾った人が優勝です!」ということで、皆さんでどんぐりの背比べをして楽しみました。
どんぐり以外には、クサギ・アオハダ・ゴンズイの実の観察。実ではありませんが、ワライタケの仲間、アキノギンリョウソウも見ていただきました。
暑くもなく寒くもなく、散策するのにとてもいい季節です。生き物たちも徐々に秋めいていきます。秋を満喫しに、ぜひお出かけください♪