鹿児島には、夏の盛りから白いユリが咲いています。
シンテッポウユリです。
斜面に群生して咲くシンテッポウユリ(新鉄砲百合、ユリ科)。
テッポウユリとタカサゴユリが自然交配して出来たものです。
テッポウユリより花が小さく、葉も細いです。
私は、初夏に咲くテッポウユリのほうが、気品があって好きですね。
雪のように白い花が密集したセンニンソウ(仙人草、キンポウゲ科)。
4枚の花弁に似た顎片が十字形に 開いています。
実の先端に付く白い毛を、仙人のヒゲに見立てたのが名前の由来です。
毒があるそうです。
ノアサガオ(野朝顔) ヒルガオ科
道路脇や海岸近くに群生していて、花の時期は非常に長いです。
鮮やかな青紫の花で、昼でもしぼみません。
カエデドコロ(楓野老) ヤマノイモ科
黄色い小さな花が房状に垂れています。
名前の由来は、葉がカエデの葉に似ていることからです。
ヤブツルアズキ(藪蔓小豆、マメ科)?
花はヤブツルアズキに似ていますが、図鑑では花の色は黄色です。
これはピンクで、ヤブツルアズキかわかりません。
追:いっしいさんに教えていただきました。
アカササゲです。環境省の絶滅危惧種に指定されている貴重な花だそうです。