型変換のルール
【開発環境】
OS:Win11(64ビット)
VSCode1.72.2、
Edge
1.文字列への変換
・自動的に変換される場合
例えば「+」演算子の左辺または右辺が文字列であった場合にもう片方の値は自動的に文字列に変換されます。
例文
'num = ' + 値
・明示的に文字列に変換する場合
式
String(値)
値.toString()
【文字列以外のデータ型からの変換】
文字列以外のデータ型の値が文字列に変換される場合にどのように変換されるのかは次の通りです。
・解説
→ただの数値の場合はそのまま文字列になる。
→16 進数形式の場合は、10 進数にしてから文字列になる
→指数表現の場合は小数点形式にしてから文字列になる
→長整数型の場合は末尾の 'n' が削除されて文字列になる
→オブジェクト型の場合はオブジェクト毎に用意されている toString メソッドによる
→シンボルでは自動的変換は行われない
2.数値への変換
値が数値に変換されるのは、例えば「-」や「*」演算子などで数値と演算を行った場合、対象の値は数値に自動的に変換される。
例文
num = 値 - 0
明示的に数値に変換する場合
式
Number(値)
数値以外のデータ型の値が数値に変換される場合
【数値以外のデータ型の値が数値に変換される場合】
console.log(Number(['abc']));
NaN
console.log(Number([45]));
45
3,論理値への変換
値が論理値に変換されるのは、例えば if 文の条件式などに値が記述された場合
if (値){
...
}
または
Boolean(値)
論理値以外のデータ型の値が論理値に変換される場合
console.log(Boolean(0));
false
console.log(Boolean(1));
true