ファイルの作成と削除(pathlibモジュール)

ファイルの作成と削除(pathlibモジュール)

【開発環境】
OS：Win10（64ビット）
言語：Python3.8.5（64bit）
Python の統合開発環境：IDLE
IDLEの操作は別サイト参照のこと

【ファイルを作成する→touch メソッド】
空のファイルを新しく作成するには pathlib モジュールで用意されている Path クラスの touch メソッドを使用する
・書式
Path.touch(mode=0o666, exist_ok=True)

サンプルコード
【対応コード】
>>> import pathlib
>>> p = pathlib.Path('D:/Data/test1.txt')
>>> p.touch()
>>>
結果


【プログラム】
「sample10-1.py」ファイルに下記のコードを書いて保存、実行しても良い
import pathlib

p = pathlib.Path('D:/Data/test1.txt')
p.touch()
実行
======================== RESTART: D:/Data/sample10-1.py ========================
>>>
結果は同じ

【ファイルを削除する】
既存のファイルを削除するには pathlib モジュールで用意されている Path クラスの unlink メソッドを使用する
書式
Path.unlink(missing_ok=False)

【対応コード】
>>> import pathlib
>>> p = pathlib.Path('D:/Data/test1.txt')
>>> p.unlink()
>>>
ファイル「test1.txt」が削除される

ファイルの作成と削除--open 関数・os.remove 関数

ファイルの作成と削除

【開発環境】
OS：Win10（64ビット）
言語：Python3.8.5（64bit）
Python の統合開発環境：IDLE
IDLEの操作は別サイト参照のこと

【ファイルを作成する】
空のファイルを新しく作成するには組み込み関数の open 関数を使用する
・書式
open(file, mode='r', buffering=-1, encoding=None, errors=None, newline=None, closefd=True, opener=None)

open 関数はファイルを読んだり書き込んだりするためにファイルを開く関数ですが、 open 関数を "w" モードで開いた場合、指定したパスが示すファイルが存在しない場合、新規にファイルを作成します

サンプルコード
「sample9-1.py」ファイルに下記のコードを書く
import os
path = 'D:/Data/uesr.txt'
f = open(path,'w')
f.write('') #何も書き込まなくてファイルは作成されました
f.close()

実行する
Python 3.8.5 (tags/v3.8.5:580fbb0, Jul 20 2020, 15:57:54) [MSC v.1924 64 bit (AMD64)] on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license()" for more information.
>>>
========================= RESTART: D:/Data/sample9-1.py ========================
>>>


【ファイルを削除する】
既存のファイルを削除するには os モジュールで用意されている remove 関数を使用します。
書式
os.remove(path, *, dir_fd=None)
1 番目の引数に指定したパスが示すファイルを削除します。

サンプルコード
「sample9-2.py」ファイルに下記のコードを保存する
import os

os.remove('D:/Data/uesr.txt')
実行する
========================= RESTART: D:/Data/sample9-2.py ========================
>>>
結果：uesr.txtファイルが削除されている