チーム・シヴァ戦記《９》～ある褐色娘の遥かなる旅路～

マルタボー「さあてブルーリボンも取った事だし、次なる我々の戦いの舞台は地下９階だな」

アイリン「地下５階から８階はエキストラダンジョンだからどうせ入れないしね」

マルタボー「お前さんはサラッとネタバレするなよ……まあ良いけどな」

パドミニ「地下９階はこれまでと違ってアイテムも経験値も実入りが良いわね。隊長はカエルの剣、マルタボーさんは真っ二つの剣で私は切り裂きの剣。リディアにはレイピアね」

メイ「ああ、あの巨大なアースジャイアントをマカニトで塵化する喜び……」

リディア「……メイはん、キャラ変わったん？」

マルタボー「こうなるとアイテム識別にビショップが欲しくなるな。デフォキャラから強奪した軍資金があるとは言えそれも無限ではないし……なあ？」チラッ

アイリン「な、何よっ！私は確かに僧侶だけどまだマディも覚えてないんだから、ちょっと待ってよね！」

リディア「ところでパドミニはんは何で悪やの？いつもなら中立やし、このパーティなら中立も良かったのに」

シヴァ「いいところに気が付いたな、リディア。実はパドミニには将来忍者になってもらおうと思ってるんだ」

マルタボー「ほう、忍者か。確かに#1にモンクと言う職業は無いが、何故忍者なのだ？」

シヴァ「忍者のルーツってのは日本の山の民サンカで、さらにルーツを辿るとパドミニの故郷インドになるんだ。これってトリビアになりませんか？」

パドミニ「25へえぐらいね。隊長の頭の中はメロンパンが入ってる訳じゃなかったのね」

シヴァ「相変わらず君は毒舌だな」

アイリン「で、パドミニさんの特性値は……」

全員「」

マルタボー「……さ、さあ、今日も頑張って探索に行くぞ！」