九州旅行の思い出１

太宰府天満宮で、資料館入らせてもらったんですけど。
中で、祭神である天神様・菅原道真公についての解説ビデオを放映してまして。
見たんですけど。

綺麗に怨霊になったくだりをカットしてた。

道真公は日本三大怨霊の一角で、所謂「御霊」ですからの。
優秀で高い地位に上り詰めたけど、その才能を目障りと感じた人間に陥れられ、太宰府に左遷された後、失意の中で亡くなって。
その後、自分の左遷に関わった人間が次々病死。疫病が流行り、御所に雷が落ち、ついには時の帝まで崩御するということが起き。
震えあがった当時の朝廷が神としてお祀りするに至ったという。

このくだりが完全カット。
死後、無実の罪が晴らされた～って言うだけ。
うーむ。かなり重要な部分だと思うのに。

まぁ、神社としてはお祀りしている神様が、ブチ切れると怖い神様ですよと言うのは憚られるというのもあったのかもしれませんが。
言い方次第でなんとかなりそうな気もしないでも無いのですが。
理不尽に対してここまで怒っていたんだ、と。
で、当時の政府も反省して今に至るまでお祀りすることにしたんだ、と。

思えば、前にタイムボカンで登場してたときも、怨霊のくだりは完全カットだったなぁ。