素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

ご冥福をお祈りします(子供の時は散々笑わせてもらいました)

2020年03月31日 00時00分00秒 | 日記
志村さんが亡くなるとは。
最初、フェイクニュースかと思いました。
あっけなさすぎるよ……。
来年の正月に芸能人格付けチェックで、また豚肉と牛肉を間違えて「映す価値無し!」って和田アキ子と一緒に画面から消えて笑いを届けてくれると思っていたのに……。
……コロナさえ流行しなければなぁ。高齢者には恐ろしい病気だということを本当に実感してしまいました。

私の世代では、ドリフターズの「8時だヨ!全員集合」か、ビートたけしの「ひょうきん族」かの2択でね。
土曜8時からのバラエティ番組は。
学校でも派閥出来てましたよ。
全員集合派はひょうきん族のこと分からないし。
ひょうきん族派は全員集合の事が分からない。

録画して両方見ればいいだろ?

当時はビデオなんて富裕層の持ち物だったのね!

だから、時間になったらテレビの前に座っておく。
それを忘れれば、もう見れないのよ。

だからね、番組を持ってるドリフターズには思い入れが強くなるんですわ。
(多分、ひょうきん族見てた人はたけし軍団に同じような想いを持ってるんだろうと思う)

私が物心ついてまともに番組を楽しむようになったのは、荒井注さんがドリフをやめて、志村さんが穴埋めでドリフのメンバーに入った後で。
その頃はお笑いのヒーローでしたね。志村さんは。

親は「ギャグが下品すぎる」って眉を顰めてましたが、私たちには大ウケで。
全員集合がひょうきん族に負けて終わってしまった後、後番組としてはじまったのが「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」だったのが嬉しかったな。
ドリフターズで一番好きなメンバーで、まだ番組をやってくれるんだ、と。

ごきげんテレビのドラマ(コント?)コーナーで、探偵という設定の志村さんと加藤さんが毎週ボスに指令を出されてトラブルを解決する、ってのをやってたんですが。
そこでね、志村さんがやった「だいじょぶだぁ教」ってネタがあるんですわ。
どんなネタかというと。
志村さんが太鼓を叩きながら「だいじょうぶだぁ」と言うと、言われた人の運勢が好転する、って事に気づき、二人は金儲けを企み。
大企業相手に金をとって太鼓を叩くようになり、ボロ儲け。金が金を呼び、段々規模がでかくなり、だいじょぶだぁをご利益とする宗教団体めいたものまで作ってしまう。
そして使いきれないほどの大金を手に入れる二人。
そこで満足しておけばいいのに、調子をこいた志村さんと加藤さんが、もっと金を増やそうと競馬で今まで稼いだ全財産を賭け、だいじょうぶだぁを発動させて勝とうとするんですが。
何故か運勢好転の効果が働かず、負けてしまい元の木阿弥に。
そういうネタで。

それが評判良かったのか、後の話でも勝負をかけるときに太鼓叩きながら言うようになって。定番のお笑いネタになってしまったんですね。
そしてついには、別番組で「志村けんのだいじょうぶだぁ」が始まってしまうという。
変なおじさんだとか、いいよなおじさんだとか、色々なキャラを輩出した有名な番組ですけどね。
元々の番組名の由来は、ごきげんテレビ内のお笑いドラマのネタだったんですわ。

思い出はホント深いよ。

結局生涯現役でコメディアンであり続けた、ってのもすごいですよね。
そりゃ昔ほど動かなくはなったけどさ。ずっと何かしらコントをやり続けてきたわけで。

ご冥福をお祈りします。
ありがとうございました。


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