素振りブログ。

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ひょっとしたらレイス家は

2020年12月17日 00時00分00秒 | 日記
昨日の話の続きですけど、よくよく考えてみたら、ひょっとしたらレイス家は「武士方式」「農民方式」を採用しているのかな?
それなら血の拡散を防げるかも。

……江戸時代の武士や農家では、次男以下は長男のスペアで。
嫁を取ることは許されなかった、って背景があって。
つまり、家の血が拡散しないように配慮されてた。
なんでかっていうと、両方とも「際限なく結婚して家の規模が大きくなると、富が分散して家が潰れるから」
武家は俸禄。農家は土地。
両方とも有限だからね。
養える人数には限りがあるのよ。
だから勝手にガンガン結婚されると困るの。
100万円は5人で分けたら20万ずつ貰えるけど、20人で分けたら5万しか貰えない。
受け取る人数は少なくしないと、皆が飢えてしまう。
だから、しょうがない選択なのです。

武士の場合はとても優秀である場合に限り、男子に恵まれず跡継ぎが居ない家の養子になるという道があったようですが。
農家は多分無かったんだろうね。

なので、レイス家の場合も、当主のスペア足り得る人間だけ嫁や婿を取り、子孫を残し。
それ以外は一切子孫は残さない。
子孫の管理をする。

そうすることで、血のレアリティを保っていたのかな?
でないとさ、父系でも母系でも遺伝するんじゃ最終的に国民全員王族になってしまうものなぁ。

……まあ、そうなってくると、マーレの方の王家の血筋はどうしてたんだ?って話になる気もしますけどな。
マーレは状況が状況だから、生き残るだけで精いっぱい。
いつマーレ人の虫の居所が悪い、もしくは思い付きで殺されるか分からない状況ですし。
そんな中で子孫管理をやってると、潰れちゃわない?

……まぁ、だからこそ運よく生き残ったのがグリシャの前妻・ダイナだけだったんだ、みたいな見方もできますかねぇ?
あまり深く考えちゃいけないな;

ちなみに、日本の天皇家の場合は、皇女は有力豪族に嫁がされたりしてたわけで。
母系の方はだだ洩れなのよね。そこから生まれた人は全員母系の皇族の血筋になるわけだから。

皇太子になれなかった皇子は出家させられて、事実上の断種みたいなことはしてたみたいですけども。
(どっかの領主として派遣された、みたいなこともあったようですが。継体天皇もそのクチの血筋だったはず)

だから、父系で無いと正統性が確保できない状況なんですわ。
母系起源の皇族の血筋はそこら中に転がってるはずなので。