素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

炎の刻印感想(ファミ劇

2014年12月13日 06時52分17秒 | 日記
今週は神回でしたわ。

GAROでメインに描かれるテーマ「受け継がれてきた重い運命と力」「親と子」
この2つを描ききってる。

堅陣騎士ガイア=ラファエロ・バンデラス、かつては息子が居て。
自分の息子に自らの鎧を受け継がせようとしていたけれど。
息子が戦いで親より先に命を落としたせいで、それが叶わず。

自分の鎧は自分の代限り。
それで潰えると諦めていたところに。
「弟子にしてくれ」と言ってきたアルフォンソ。

彼に対して、失った息子を重ね合わせてるのがね。

口では厳しいことを言いつつ、内心デレデレやないですか。

「師匠」という言葉を「父上」と聞き違えたり。
弟子を育てるために、ガルムに言って強いホラーを教えろと言ったり。
無茶な試練を与えつつも、弟子の成長を見届けるために死にかけた身体を引きずって、戦場に現れたり。
そして、弟子を一人前の魔戒騎士にするために、死を覚悟してホラーに突撃したり。

自分が死んでも、自分の使命を引き継いでくれる後継者が居る。
だから俺は身を投げ出して戦うことができる、って。

そういう彼の喜び、幸せがね。
行動の端々から伝わってきた。

(最後は死んじゃったけど。ホラーに捕食されて)

その後、ガイアの鎧を継承したアルフォンソが、一撃で街道を荒らしまわる凶悪なホラーを討ち果たしてましたな。

そりゃまぁ、勝つよ。
こんな継承の仕方をしてて、勝たないわけがない。
勝たなきゃ嘘だわ。

だって、剣に師匠から受け継いだ守りし者の運命、想い、系譜が乗ってるんですものね。


ラファエロさん、最後はホラーに捕食されて、遺体の一片も残らないという無残な最後でしたけどさ。
彼の魂は満足だったはずですよね。

自分が父か師匠から受け継いだはずのバトンを、若い次の世代に引き継ぐことができたんですから。
1期の後期OPにもありますけどさ

「遥かな、古から受け継いだ、使命だから」

って。
自分が先人から受け継いだものを絶やさないこと。
これは、個人の命よりも重く、尊いものなんだと。
今、その諦めていたことを、見事成すことができたんだから。
何を嘆く必要がある?

……燃えますねぇ。

今週のバトルのクライマックス、BGMが第一期の後期OP「牙狼 -SAVIOR IN THE DARK-」でもしっくりきたでしょうね。
そういう展開でした。

……来週、アルフォンソ、レオン父とも顔を合わせるみたいですね。
多分、悪い遊びを教えようとするよね。
(で、レオンに殴られる)