Sunday Song Book #1538

2022年04月03日 | Sunday Song Book
2022年04月03日プレイリスト「リクエスト特集」
1. DREAMING GIRL / 山下達郎 "オーパス" "コージー" '96
2. SHOW AND TELL / AL WILSON '73
3. LIGHT SINGS / THE FIFTH DIMENSION "LOVES, LINES, ANGLES AND RHYMES" '71
4. MAKE IT WITH YOU / BREAD '70
5. LOOK WHAT YOU'RE DOING TO THE MAN / MELBA MOORE "LOOK WHAT YOU'RE DOING TO THE MAN" '72
6. I'M JUST A SHOULDER TO CRY ON / SOUL CHILDREN "FINDERS KEEPERS" '76
7. THE GREEN LEAVES OF SUMMER / NELSON RIDDLE ORCH. '60
8. DOWNTOWN / 山下達郎 "2019/09/11 松山市民会館"
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■内容の一部を抜粋
・近況
番組は前倒しで収録しているという。
サンデー・ソングブックはもともとはサタデー・ソングブックとして1992年10月に放送がスタートして、この4月で放送29年半を迎えることになった。今年10月にはいよいよ30周年を迎えることになる。この番組はオールディーズの番組で、オールディーズとは古い曲のことで、古くてもいい曲、"OLDIES BUT GOODIES"という呼び方をするけれど、古いけれどいい曲をかける番組。山下達郎自身の新譜、関係各位、そうしたものの新譜がかかることもあるけれど、基本的には"OLDIES BUT GOODIES"、古いけれどもいい曲をかける番組。台本、そういうものはなく、完全家内製手工業の番組で、ディレクターの山岸くんと、技術の丸山くん、そしてナレーションの編集をしているオオツカくん、達郎さんの4人だけで制作をしている。

・リクエスト特集
11年ぶりのニュー・アルバムがリリース、3年ぶりの全国ホール・ツアーの開催で、このところバタバタしているそうだ。今週もリクエスト特集。

・DREAMING GIRL
季節柄明るめの曲でとのこと。「DREAMING GIRL」。

・SHOW AND TELL
アル・ウィルソンの「SHOW AND TELL」は1973年、全米NO.1のミリオンセラー。同じ曲に二人からリクエストが来たとか。最近は一人一曲なので二人は珍しいパターンだという。「それだけでかけちゃう」と達郎さん。

・毎朝食べるもの
千葉県野田市の超常連のリスナーから「達郎さんは毎朝食べるものがありますか?」という質問。
豆腐と納豆、サラダだとか。

・LIGHT SINGS
フィフス・ディメンション、1971年のアルバム『LOVES, LINES, ANGLES AND RHYMES』からのシングル・カットで全米44位の「LIGHT SINGS」。

・MAKE IT WITH YOU
ブレッド、1970年のファースト・ヒットで全米NO.1のミリオンセラーになった「MAKE IT WITH YOU」。
曲をかけ終えて。「ふむ。久しぶりに聴くといいわ〜。ブレッド、MAKE IT WITH YOUでございました。デヴィッド・ゲイツ」と達郎さん。

・クルマ
熊本県阿蘇市のリスナーから「達郎さんはクルマを運転しますか? クルマの中で音楽を聴きますか? どんな音楽を聴きますか?」という質問。
達郎さんは18歳の誕生日に免許の申し込みをしたとか。クルマの中で音楽は当然聴くけれど大体ラジオで、FEN、今のAFNとか、自分のモバイルに入ってる落語。落語は寝るとき、起きるときにも聴いてるそうだ。

・LOOK WHAT YOU'RE DOING TO THE MAN
メルバ・ムーアはブラック・ビューティーの代表格。1972年のアルバム『LOOK WHAT YOU'RE DOING TO THE MAN』のタイトル曲「LOOK WHAT YOU'RE DOING TO THE MAN」。

・I'M JUST A SHOULDER TO CRY ON
ソウル・チルドレンの1976年の名盤『FINDERS KEEPERS』に入ってる「I'M JUST A SHOULDER TO CRY ON」。いわゆるキープくんにされた男の歌。俺はお前が泣く肩を貸してるだけのやつなんだ、でも俺がいなくなったらそのうちお前は困るんだぞという内容の歌。素晴らしいトラック。

・今後の予定
そろそろ取材が入ってくる日程なので、当分リクエスト特集が続くそうだ。

・ニュー・アルバム『SOFTLY』
兼ねてからアルバムが完成したのに言えないと話していたが発売日が6月22日に決定した。11年ぶりのオリジナル・アルバムでタイトルは『SOFTLY』。あんまり内容はソフトじゃないけれどでも『SOFTLY』。通算14枚目のオリジナル・アルバムで、「寡作でございます、私」と達郎さん。この10年間にシングルは何枚も出していて、「RECIPE」、「ミライのテーマ」、「REBORN」、「CHEER UP! THE SUMMER」、「光と君へのレクイエム」、全て入っていて、新曲も入って全15曲。アルバムを出してない10年間でレコーディングのノウハウが変わって、今まで出したシングルのスペックがちょっと物足りないので、既発曲、新曲も含めて全てミックスをやり直したという。演奏をやり直したのではなくミックスをやり直して、オーディオのスペックを上げることに努力したとか。ハイブリッドになっているそうだ。初回盤のCD、通常盤のCD、アナログ・レコード(15曲入りなので二枚組)、カセットテープという4形態で発売する。初回盤のみボーナス・ディスクが付いていて、2021年12月3日にTOKYO FMホールで行われた番組1500回記念のアコースティック・ライヴの音源を7曲収録。Latest Liveで、ホールでライヴが行われていたら入れたかったけれど、コロナ禍でアコースティック・ライヴが直近のライヴになり、その音源から選曲して初回盤のボーナス・ディスクに付く。この数週間番組でオンエアした「OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)」もオリジナル・アルバムに収録している。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com

・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月19日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。チケットの一般発売日等は山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp

・THE GREEN LEAVES OF SUMMER
上田市の超常連のリスナーから映画『アラモ』の主題歌で「遙かなるアラモ」、ネルソン・リドル・オーケストラの「THE GREEN LEAVES OF SUMMER」のリクエスト。ハーモニカはジェリー・アドラーで、リクエストしたリスナーが初めて買ったレコードだという。映画『アラモ』はジョン・ウェインが心血を注いだ映画で主題歌の「THE GREEN LEAVES OF SUMMER」、邦題「遙かなるアラモ」はブラザース・フォアで大ヒットしている。リクエストしたリスナーは何故かネルソン・リドル・オーケストラの「THE GREEN LEAVES OF SUMMER」を所望。因縁めいた話だけど作曲したディミトリー・ティオムキンはウクライナ生まれのユダヤ人。革命でアメリカに逃れて映画音楽の大作曲家になった人。最初に映画『アラモ』のために作った曲はジョン・ウェインが気に入らなくて、作り直した曲はウクライナの民謡を使ってアレンジした。ティオムキンのオリジナルではないので、アカデミー賞の作曲賞にノミネートされたが、ティオムキンがそれをメンションして受賞には至らなかったという。

・DOWNTOWN
今日の最後は2019年9月11日に松山市民会館で行われたライヴから「DOWNTOWN」。P.A.OUT。



■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/

2022年04月10日は、引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp

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