人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

死について私が知っていること

2020-09-28 11:32:11 | 雑感
ついこないだは、女性記者役がよくハマっていた、クール.ビューティーの女優...
そして、今度は"今の美人女優と言えば?"、と問われれば、誰しもがすぐ思い付きそうな、笑顔がよく似合う女優...
シンの強さ、明朗さ...自殺ということが結び付かなかっただけに...
やりきれなくなりますね...。ご冥福をお祈りします。

と、このように言葉を述べたりするものですが...
勿論、私は人は死んでどうなるかは分からないのです。
霊能者と呼ばれる人なら、見てきたように、分かったようなことを言うのかもしれません。
自分はそうでなくても、そういう人の言葉を安易に迎合し、信じ込み、そのように言う人も居ます。
こういう人(特に後者)は本当に無知な人だと思います。それに厚かましいことこの上無い。厚顔無知!
死というものは、一人一人が向き合うべきもの、私自身が直接思い、感じ、私自身に直接開かれなければならない問題でしょう?
これほど自己に向き合うといった、主体性が問われるものはないにも関わらず、それをブルドーザーで押し退けるようなマネをしているのです。思考が停止した人間には分からないのでしょうが...
死後のことは分からないのですi 私も分かったようなこと言う人も目がまだ黒いのだから...
何事でもそうですが、この場合は特に、自分がどう感じるかということが極めて大事なことでしょう。
ただ、自死ということについて、私の前言と食い違うことかもしれませんが、死後の世界について多くを語る、ルドルフ.シュタイナーが「自殺者には、死の際、死後において、誰しもが与ることが出来る、霊的な導きが得られなくなる」という意味の言葉を述べていたのには(真実はどうかは分かりませんが)、説得力を感じています。
私は一度だけ、死の間際に居た人に接していて、だんだん苦悶の表情が消えて、安楽な表情に変わってゆくのをつぶさに見て、"ああ、そういう導きというものはあるのだなあ..."、と感じたことがあります。
自殺は自らの意志で、そういう導きを断ってしまうようなことなので、そういうことにつながるのかもしれません。
これは、"生かされていること"に対するものと言ってもいいでしょう。
このことをよく考えてみれば、この世の中、自殺者で溢れかえってしまうのかも分かりません。
皆、生きているうちから、地獄行きが決まっているのでしょうか? まあ、私など皆一緒なら気が楽ではありますが...
いや、そんなことよりも...その他大勢がどうなろうと、あの人たちが地獄でずっと苦しみ続けるなど、私には思い描くことが出来ません。
そう、思っているだけなのですが...そう...皆思っているだけなんですi
神、見えない導き、生かされている命...そんなもの無くたって生きているのだと...そういうものは思いが超えられてみて、初めて実感されるものなのかもしれません。
もし、自殺者に見えない導きの手がかからないとしても、それはその思いの内のことかも分からないのです。
どの道、思いを超えた世界については、何一つ決めつけたことなど言えないものでしょう。(これは、思ってもみないような劇的なこともあるかもしれない、ということです)
決めつけた途端、思いに固着されるだけです。
私が知ってることは、死後の世界のことも、自殺者の運命のことも、目の黒い人間が思ったことを好き勝手に言っているだけで、分からないということです。
ただ、私にはどこにも救いが無いようにはどうしても感じられません。
このことは自分自身に向き合って感じるべきものでしょう。
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2 コメント

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Unknown (ジダン屋)
2020-09-28 19:56:52
事故死の二年前くらいにM川さんが私に「今この世界に存在している事に強い違和感を感ずる」と吐露されておりました
従って訃報を聞いた時に暫くは「自殺」と言う言葉が頭を過って拭えませんでした

彼は同時に自らを「霊媒体質」と嘆いており、私はその現世に対する違和感なるものが、そこから来た何かではないか?と訝しく感じていたものです
然し畢竟人様の事は全く分かりません
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Unknown (シタテルヒコ)
2020-09-28 22:01:06
Mさん自身からそのような言葉を聞いたことが無かったので意外な気もしますが、スブドに関わっていた人は多かれ少なかれ、そのような要素があったようにも思います。何せラティハンなんですから...
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