人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

幻想と現実

2015-02-05 13:39:25 | 意識、照明
ここ最近、ニュース報道で悪夢を見ているような出来事が続いていますね。
ネット上でも、テロ集団による人質殺人を巡って、様々な情報が飛び交っています。
私が今強く感じていることは、何故不確かな情報に反応して、決めつけたような見解を、外に流す人が後を絶たないのだろうか、ということです。
テロ集団が居て、背後には何らかの黒幕も介在しているのかも分かりません。
でも、真相は我々一般人には、知り様が有りません。
現場に居ない我々にとっては全ては憶測に基づく、推論に過ぎないのです!
明らかに感じられるものは、情報の攪乱を意図した動きが有るという事です。
これに照らせば、情報に踊らされている人たちは、彼らの術中にまんまとはまっているとも言えます。
そして、本当にあそこで犠牲になられた方には、何ともやり切れない思いがします…。
あれは悪い夢で有って欲しい…こう感じられる方は私だけではないでしょう…

今日のネットの普及した社会では、情報というものは本来バーチャルなものだという、認識が必要だと思います。
その中には真実、ウソ交々が隠されてあります。
何を信じ、何を疑うか、またそれらに距離を置いて関知する、しないは全く自由です。
これはもう信仰みたいなものですね。
いや、みんなそれぞれ信じるものに従って、同調、共感、あるいは不協和音を奏でながら、この現実世界を作っていると言ってもいいのです。
そこに本当の真実を見出せるか、どうかは貴方次第です!
ただ、確実に言える事は自分を信じる事が出来ない人間には、その人にとっての真実、深い意味での現実~リアリティを見出すことは出来ない!ということです。
何故ならば、それは自分自身の内に隠れているものだからです。
そこから立ち上る、内なる光に照らされることにより、現代世界を取り巻いている、得体の知れない幻想に満ちた不気味さ、恐怖を暴くことが出来るかも知れません。
多くの信仰において人は、自分はこちら側に居て、神や真理を向こう側に見ています。
つまり眺めているのです。それが自分自身と繋がっているということなど思ってもみないのです。
同じように、この訳の分からないもので一杯の世界も又自分と繋がっているのです。
自分をどっかに置いて、何がウソで、何が悪だとか言っても、そもそも「いつも正しい、まともな自分」と言うのがウソなのです!
私自身にウソも悪もある…そして真実も又ある。一体何が本当なのか…リアルに感じられるものが本当だ!
と、このような視点を持つことで、いたずらに自分の外に飛び交っている、靄に包まれた情報に踊らされなくなります。


私は悪い夢を見た時、例えば人に殺されそうになった夢を見た時など、この窮地から逃れる道を授かることしばしばです。
それは何かと言えば…
夢だと気づく事です!夢だと気づけば、この如何ともし難い困難は幻想だと分かるのです。
本当のリアリティに接したら、この世の動かし難く感じるような、現実の困難も全て二義的以下のものとして退いてしまいます。
そして夢の中であの至福に満ちたバイブレーションに預かった時、夢から覚めてもそれが連続していることもしばしばです。
夢でも、現実でもあのリアリティは変わらないのです…。


コメント
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