映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

シャーロック・ホームズ シャドウゲーム

2012年04月02日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

「シャーロック・ホームズ」(2009)の続編。
ヨーロッパ各地で連続爆破事件が発生し、ホームズは天才数学者で作家のモリアーティ教授こそが黒幕だと推理する。
事件に関与していると見たアイリーンが姿を消し、「手を引かなければワトソンの命も狙う」とモリアーティから脅迫されたホームズは、事件解決の鍵となる女性シムを探しにフランスへ向かうが……。




1作目に引き続き、続編もユーモアたっぷりの味のある作品になっていました!
ところどころで同監督の作品「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」のようなスピーディでスタイリッシュなカメラワークが入っていたり、テンポよく進むストーリーの運びが気持ち良くてワクワクしました
ガイ・リッチー監督ならではの演出のセンスが光ってて楽しいです!



今回の敵は、1作目の最後に語られていた人物であるモリアーティー教授。
もの静かで知的、そして紳士らしいゆえに悪役としては地味に映るかもしれませんが、一見してこういう落ち着いた雰囲気の人こそ真の恐ろしさが潜んでる…って感じがたまりませんでした
ホームズと頭の中でチェスの対戦(=現実の対戦)しつつ、心理的にも追い込んでいく鋭い攻撃が彼の頭の良さをよく表していましたね~。
それでも、それと互角に…いえ、さらにその裏を読んでそれ以上の能力を発揮するホームズはやっぱりもっとすごい…ということなのでしょうね。
ただホームズの場合は正統派のかっこよさできめるのではなく、どこか憎めない茶目っ気あるキャラクターであるというところが魅力的ですよね
そうそう、冒頭に出てくる、ホームズのちょっとおバカなエピソードが、のちに粋な伏線となっていることには拍手でしたよ。




余談ですが、監督の趣味なのか、身のギュッと詰まったような“きゅむきゅむした犬”が出てくるのも楽しみのひとつでした。
「スナッチ」でも犬が出ていましたが、やっぱりこの手の“きゅむきゅむ犬”だったのが印象に残っています



監督:ガイ・リッチー
製作:ジョエル・シルバー、ライオネル・ウィグラム、スーザン・ダウニー、ダン・リン
製作総指揮:ブルース・バーマン、スティーブ・クラーク=ホール
キャラクター創造:アーサー・コナン・ドイル
脚本:ミシェル・マローニー、キーラン・マローニー
撮影:フィリップ・ルースロ
美術:サラ・グリーンウッド
編集:ジェームズ・ハーバート
衣装:ジェニー・ビーバン
音楽:ハンス・ジマー

原題:Sherlock Holmes: A Game of Shadows
製作国:2011年アメリカ映画
上映時間:130分


<キャスト>

ロバート・ダウニー・Jr.
ジュード・ロウ
ノオミ・ラパス
ジャレッド・ハリス
レイチェル・マクアダムス
スティーブン・フライ
エディ・マーサン
ケリー・ライリー
ジェラルディン・ジェームズ


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