旅行の反省など

アメリカ・メキシコ旅行から帰ってきて3日。
毎回だけど旅行って反省点が浮かび上がることが多い。
計画性なさだとか、根性のなさだとか。

一つ、不思議に思うことを書いておく。

海外にいると日本がいいと思う。安全性だとか便利な点だとか。
海外から帰ってくると、違う自分に気づく。

例えば、私は他人の日本人に冷たい。
ロサンゼルスかれ羽田の飛行機で、隣は日本人の男性だった。
私は愛想よくもしないし、コミュニケーションも取らない。

たぶん、日本人ならこのくらい冷たくしても大目に見られることがわかってるんだと思う。
日本人同士なら必要以上に他人に愛想よくしない。外国人が礼儀正しくしてくるのに、冷たく返すのは礼儀知らずだけど、日本人同士なら暗黙の了解がきく。
それに、たとえ、そうしてもイヤなことはしてこないというボーダーラインも知ってる。

はっきりものを言うこと、確認を曖昧にしないこと。
海外でよく反省する点だ。日本の生活でも私の苦手な点。
海外にいくと、特に反省する。
なのに、日本でまたやる。すぐやる。
日本に帰ってきて、美容室。

炭酸ガスで洗いますかー？
のひと言。
以前無料でできたから、とかそんなの関係なく。
こちらもひと言、有料ですか？と聞けば良いだけのこと。

前にも増して聞こうとしない自分が不思議だ。
言わなくてもわかる、がいつもより強い。

つまり、言わなくては分からない世界からの反動で、
言わなくてもわかる、前提での態度が増しているんだ。

不思議。
つまり私は、言わないと分からない社会が、ストレスだったらしい。
そういうことだよね。
そのストレスを発散してバランスを取っているらしい。
今はまだ疲れているらしいね。

好きじゃないと思っていた日本に蔓延る同調の強迫観念。
なのに、そのメリット＝面倒なことを省略するというところは無意識に貪ってるわけだ。

…同調の強迫観念のデメリットから離れたいなら、メリットも手放す必要が有るんだろうか。

などと思った。

旅中の反省ではなく、旅行後の反省。
海外から日本に帰ってきて気づいた自分の変化についてでした。