和泉市議会平成25年第1回定例会が開催されていますが、本日(5日)病院問題特別委員会が開催され、市立病院に指定管理者制度を導入するための関連条例案について審議され、採決の結果、岡議員(共産)以外の賛成多数で可決されました。
最終的には、3月27日の本会議での採決によりますが、半数の議員が参加する特別委員会で採択されたので、さらにハードルは高まったといえます。
しかし、本日の委員会には「地域医療と和泉市立病院の充実を求める連絡会」として傍聴行動にのぞみましたが、岡議員以外に十分な質疑をおこなう委員はなく、議論が十分深まったとは言えず、むしろ、指定管理者制度導入で医療が充実するかどうかについて、希望的観測による不確定要素が多いことがさらに明らかになっています。
住民自治の立場から、この問題について、3月議会における市と議会の判断だけで決めるにはふさわしくないといわざるをえません。
「地域医療と和泉市立病院の充実を求める連絡会」は本日、世話人会を開催し、情勢の分析と今後のとりくみについて意思統一し、指定管理者制度導入について問題点は何も解決されておらず、まだ決まったわけでもないとして、ひきつづき署名・宣伝行動を中心に市民世論に訴える運動を継続することを確認しました。ひきつづきみなさんのご協力をお願いいたします。
◆「指定管理者制度の導入を行わず、医療の充実を求める要望署名」はこちらから→「siritubyouinshomei.pdf」をダウンロード