大阪府人事委員会が昨秋の人事委員会勧告で府職員の賃金を平均2・56%(9800円)引き上げと独自賃金カットの終了、非正規職員の処遇改善等を求めたのに対し、小西副知事までが大阪府議会で「賃金カットを長く続けるべきではない」「給与減額を前提とした予算編成は決してすべきではない」「当たり前の給与を職員のみなさんに支給したい」と答弁し、今や府職員の賃金引き上げは府庁全庁的な世論となっています。
しかし、松井知事は、あらゆる場面で財政状況を口実に「賃上げの見送り」「カットの延長」を繰り返し発言するなどかたくなな態度を崩していません。
こうした状況のもとで、府職労などで構成する大阪府労組連は越年して昨年の秋季闘争から賃金闘争を継続しています。
そして8日には例年行う「旗びらき」に替えて「新春決起集会」を開催し、ホールいっぱいの400人超の組合員が参加し、熱気あふれる中、「何としても賃上げを勝ち取ろう」と、1月末をヤマ場として闘う決意を確認しました。この集会に、和泉市職労や衛星都市の自治体労働組合も連帯して参加しました。
関西大学・良永教授によれば、プラス人勧と賃金カット中止を実施すれば年300億円の経済波及効果と2045人分の仕事を生み出します。
まさに大阪府下の地域経済と、14春闘で民間・公務労働者の賃上げへの展望切り開く府労組連のたたかいにわたしたちも連帯していきます。
明日(16日)は、2014春闘勝利!大企業は社会的責任を果たせ!「くらし守れ」の共同を広げよう!と「1.16怒りの労働者総行動」がおこなわれます。
早朝より、府下での宣伝行動から大企業等への要請行動をおこない、最終大阪府へ公務員賃上げ実施を求める個人請願行動をおこなっていきます。この行動にも市職労から代表が参加します。官民問わず賃金の引き上げへ2014年春闘のとりくみに力を尽くします。
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