わたし自身も体験会に参加してきたので新出のカードを全公開。
グレート・グリフォン 2A-008 出現頻度○
風5/7/5飛行
ビースト
イニシアチブ+3
□[普通]鷲獅子の一撃
敵軍ユニット1体に8点ダメージ。
ヴァンパイア・バッド 2A-010 出現頻度○
魔2/1/1飛行
アンデッド ビースト
スペル魔
□[普通/対抗]禁呪の牙
敵軍ユニット1体に禁呪2点ダメージ。
スペクター 2A-012 出現頻度○
魔3/2/3飛行
アンデッド
スペル魔*
ドゥーム・サラマンダー 2A-013 出現頻度○
魔3/2/3
スピリット
スペル風魔
□[普通/対抗]滅びの風
敵軍パーティに禁呪1点のダメージ。
エア・バースト 2A-016 出現頻度△
コスト:風
[普通]エア・バースト
敵軍ユニット1体に竜巻1Dダメージ。
効果適用後、対象ユニットを行動完了にする。
コスト:風風
[普通/対抗]エア・バーストDual
敵軍ユニット1体に竜巻1Dダメージ。
効果適用後、対象ユニットを行動完了にする。
プレーグ・ウィンド 2A-018 出現頻度○
コスト:風魔
[普通/対抗]プレーグ・ウィンド
敵軍ユニット1体に禁呪3点ダメージ。
対象ユニットが進軍タイプ歩行の場合、ダメージを+7点する。
ドゥーム・バイト 2A-021 出現頻度○
コスト:魔
[普通/対抗]ドゥーム・バイト
敵軍ユニット1体に禁呪2点ダメージ。
コスト:風魔
[普通/対抗]ドゥーム・バイトDual
敵軍パーティに禁呪2点ダメージ。
ソムナ・パンプキン
ホムンクルス・アプリコット
ケルブ 2B-008 出現頻度○
聖2/3/3飛行
ビースト
[普通/対抗]聖なるブレス
自軍ユニット1体が対象。
対象ユニットが種族エンジェル/ワルキュリアである場合、対象に防御力1Dを付与する。
対抗連鎖終了時、この効果は消失する。
ワルキュリア騎兵隊 2B-011 出現頻度△
聖3/4/2飛行
ワルキュリア
アイテム1 スペル聖
このカードはデックに50枚まで入る。
アーク・エンジェル 2B-013 出現頻度○
聖5/4/5飛行
エンジェル
アイテム1 スペル聖*
ミラージュ・ボディ 2B-018 出現頻度◇
コスト:聖
[普通/対抗]ミラージュ・ボディ
自軍ユニット1体が対象。対象に攻撃力+2or防御力+2を付与する。
コスト:火聖
[普通/対抗]ミラージュ・ボディDual
自軍ユニット1体が対象。対象に攻撃力+5or防御力+5を付与する。
シャンヴァー閃光弾 2B-019 出現頻度○
コスト:アイテム1聖
[対抗]
攻撃中の敵軍ユニット1体が対象。対象に閃光3Dダメージ。
効果適用後、使用ユニット全てが聖属性である場合、対象を行動完了にする。
七色の火口箱 2B-021 出現頻度△
コスト:アイテム1
[普通/対抗]
敵軍ユニット1体に任意の属性2点ダメージ。
太陽を睨む天使
キュービッド
ワルキュリア採魂隊
以上です。
では分析していこうかと思います。
まず上記の7種類で作った計25枚のハーフデックで
初心者講習会を行うわけですが、
ブロック1のハーフデックと比べると180度異なるデックとなりましたね。
前回は両方が同じデックを用い、
また内容は進軍タイプ歩行のみで特殊能力はほとんど持っておらず、
スペル*もありませんでした。
今回はお互いのデックが異なり、
ユニットはほとんどが飛行進軍が出来、多彩な特殊能力やスペル枠を持っています。
教えるべき内容が増える一方でゲームの面白さが伝わりやすいデックになってます。
特に魔女デックはコンボが豊富でそのぶん計算が煩雑な仕様になっていますから、
初見で使いこなすにはハードルが高いデックでしょう。
テキストを読み込むだけでゲームが終わってしまいそうです。
しかしすぐには解からなくてもなんとなくゲームの奥深さが伝わるデザインですから
これはこれで正解かもしれません。
ではカードの内容ですけど、
禁呪ダメージは思っていた以上に汎用性の高いダメージ属性ですね。
レベル2が行動完了で2点とか、レベル3が行動完了でパーティに1点とかは
コンボしなくても高性能です。
Gレギュのカードプールと比較してもここまで性能のいいダメージ能力は
非英雄には存在しませんでした。
さらに弱点を付与することでこれらが4点とか3点とかになるんですから
中型以下のユニットに対しては一方的に強い仕様になっています。
しかし歩行に10点ダメージのプレーグ・ウィンドを除くと
5点以上の大きなダメージを発生させることは難しくなっています。
つまり中型以下のデックには極端に強いが
大型ユニットに対してはそれほどでもないというデザインということのようですね。
ここからは防御力の高い大型ユニットの硬さを際立たせたいという明確な意図が感じられます。
ブロック1でもそうでしたが、ブロック2ではその特徴を
より顕著にしていきたいということみたいですね。
これにより大型ユニットが強くなると同時に
防御力を上げる効果も価値を増しますから、これはいい調整のように思います。
禁呪属性はあんまり大きなダメージは発生させることが出来ないみたいだったので
そんなに強くないかと思いましたけど、
ここまで中型以下のデックに強くデザインされているなら
大型ユニットに対しては弱めにデザインされていないと逆にまずいでしょうね。
弱いと言っても風スペルにはソニックカッターがありますから
プレーグウィンドと合わせて空陸の防備は完璧にできますし、
スカディの特殊能力なら禁呪属性の効果はなんでも即死級になるんですから
テクニカルな重対抗デックが透けて見えますね。
ブロック1のデックの中ではハーピィに対して強そうです。
戦天使デックは対抗数が少なめで1回の対抗の効果が重い印象を受けました。
スペルアイテムが出揃っていないにしても、
アイテム1スペル聖で1対抗を行う魔法弾が主力だとすると、
太陽を睨む天使のアイテム枠1枠やワルキュリア採魂隊のスペル*は
それだけでは大して役に立たないことになり、
かといってキュービッドを使うと基礎値割れしますから
リミット8では最終的にそんなに対抗数が稼げそうにありません。
エゼキエルのアイテム1スペル聖聖聖は圧巻でしたが
それを考慮すると英雄点2としては強すぎるわけでもなさそうですね。
ブロック1の聖スペルといえばマジックシールドが非常に強力でしたが
今回のカードにミラージュボディが入っていたことから
ブロック2にマジックシールドが収録されている可能性は薄く、
1枠で決定力のある対抗が稼げる聖属性の戦闘スペルは
ブロック2には収録されていない可能性も高いです。
天使たちは、攻撃力防御力の基本的な数値が低く、
総攻撃力がレベルを割っていたり
3点くらいのダメージでも致命的な威力になる場面もよくあり、
手札が充実していないと頼りない連中です。
特に攻撃力がレベルに届いていないのはブシロード以降の環境では致命的ですね。
しかし個々のユニットの性能が纏まっており
特殊能力なしのスペルアイテムユニットがレベル2、3、5に揃っていますから
スペックの均整が取れていて使いやすいです。
手札のスペルやアイテムとユニットの枠がちぐはぐで手札にあるのに撃てない、
という状況がないので強力な魔法弾を積極的に投入することが出来、
なにより聖属性の戦闘スペルはキャンセル効果が中心で強力ですから
手札からの対抗の威力が抜群です。
大技で攻めるタイプですね。
個々のカードを見ていくと、
グレートグリフォンは枠なしの大型ユニットですが
その分ハイスペックにデザインされていますね。
このサイズで対抗がないというデザインはブロック1以降では非常に珍しいのですが
普通タイミングで8点ダメージは入念に調整されたんじゃないでしょうか。
デックによってはなかなか防ぎ辛い効果ですね。
手札を消費すれば簡単に凌がれるでしょうから、
もうちょっと強くても良かったかもしれませんが。
ヴァンパイアバッドはレベル2が普通対抗で2点ダメージの能力に加えて
スペル枠まで持っているという魔女デックの対抗の多さを象徴するようなユニット。
非常にコンボし甲斐のあるユニットで、レベル2圏のキーカードといってもいいです。
魔女デックがはこいつがいるから強いですね。
スペクターは手札に戻る能力を失いましたが、使いやすいユニットになりました。
わたしは今のほうが使いやすいと思います。
ブロック2のカードなのに前よりスペックが底上げされていないのは残念ですけど。
レベル3圏は抑え目になっているようですね。
ドゥーム・サラマンダーはヴァンパイアバッドと並んで魔女デックのキーカードです。
レベル3スペル2枠だけで合格点ですが、
対抗でパーティ対象のダメージが非常に強い。
この能力がどこまでの制圧力を発揮するかは相手との相性によりますが、
これとヴァンパイアバッドだけで小型ワラデックの対策は終了したと言っていいでしょう。
ハーピィデックやバードマンデックには負けそうにありませんね。
ただし残念ながら、このユニットが居るために
大きな弱点禁呪を付与する特殊能力はあまり期待できないと思っていいです。
弱点付与の特殊能力を持つユニットは、ソムナパンプキンとスカディだけではないでしょうが
レベル3でも+1がいいところでしょうね。
エアバーストはDualの効果が強そうです。
2枠使用を前提で考えるなら、エアバーストDualはヒュプノシスDualの上位互換です。
1枠の普通タイミングでも、対象のサイズを問わず行動完了にさせる効果は使いどころが多いので
風スペルでは主力でしょう。
このカードがあるので、ブロック2にはヒュプノシスが無いかもしれません。
プレーグウィンドは慎重に調整されていますね。
2枠使用のスペルの威力で3点はやはり低いです。
常にスカディだけが使用するわけではないので。
ただし風属性がペトリフィケーションを得たと思ったら十分でしょうか。
ソニックカッターと併用することで風魔スペルには隙がなくなります。
特に飛行の大型ユニットを簡単に落ちるようにしたくないのかもしれませんね。
戦闘スペルでは今回はドゥーム・バイトが強いですね。
魔1枠で使える使いやすい対抗ダメージですし、
弱点付与とのコンボが一番強力なのもこれでしょう。
ケルブは能力も使いやすいのですが
ブロック環境で2/3/3のステータスが強いです。
エンジェルデックでは珍しい肉体派ですね。
種族ビーストなのもどんなコンボがあるか楽しみです。
ワルキュリア騎兵隊はヒッポスの暴水兵と比べてもハイスペックだと言えますが
加えて枚数制限がありません。
種族ワルキュリアのカードは代償にもなりますし、
果てしなく並べるだけも強いですね。
アークエンジェルはジャイアントを飛行にしたようなユニット。
攻撃力と飛行進軍なら攻撃力がレベルに達しているほうが良かったかもしれません。
こいつのおかげでリミット8で攻撃力7しか稼げないことも多いでしょうから。
ブロック2にジャイアントデックがあるにしても、
聖属性のジャイアントは居ない可能性は高くなりました。
アークエンジェルとは別にクラウドジャイアントも居る可能性もゼロではないですけど
あまり似たようなユニットばかり居ないでしょう。
ミラージュボディはパンプアップの効果としては低めかもしれませんけど
聖属性ならこんなものだと思います。
ヒートインフレーションの1D点と比べて2点が低いとは言えませんし、
Dualを選択することもできるのは確かなメリットです。
このカードがあるのでマジックシールドは無いような気がしますね。
シャンヴァー閃光弾は非常に強い。
何が強いかといえばこの効果がアイテム属性で発生することが強い。
ダメージソースが大型ユニットによる攻撃主体のデックでは封殺級の威力がありますので
この効果を滅びの粉塵でしか防げないのは非常に厄介です。
効果自体はオーシャンタイドの劣化と言えますけど
このカードのためだけに滅びの粉塵を新たに組み入れる必要があります。
ところで攻撃対抗なのにシャンヴァーなんですね。
聖属性の魔法弾だから、でしょうか。
七色の火口箱は面白いカードです。
アイテム枠からジャスティスが撃てるようになりました。
ダメージ属性が選べるので相手の弱点を逆利用することが出来、
ソムナパンプキンがいれば3点以上のダメージが発生します。
ブロック2のトライアルのユニットは全体に防御力が低いので
ブロック2のユニット全体がこの調子ならかなりのユニットに刺さると思います。
グレート・グリフォン 2A-008 出現頻度○
風5/7/5飛行
ビースト
イニシアチブ+3
□[普通]鷲獅子の一撃
敵軍ユニット1体に8点ダメージ。
ヴァンパイア・バッド 2A-010 出現頻度○
魔2/1/1飛行
アンデッド ビースト
スペル魔
□[普通/対抗]禁呪の牙
敵軍ユニット1体に禁呪2点ダメージ。
スペクター 2A-012 出現頻度○
魔3/2/3飛行
アンデッド
スペル魔*
ドゥーム・サラマンダー 2A-013 出現頻度○
魔3/2/3
スピリット
スペル風魔
□[普通/対抗]滅びの風
敵軍パーティに禁呪1点のダメージ。
エア・バースト 2A-016 出現頻度△
コスト:風
[普通]エア・バースト
敵軍ユニット1体に竜巻1Dダメージ。
効果適用後、対象ユニットを行動完了にする。
コスト:風風
[普通/対抗]エア・バーストDual
敵軍ユニット1体に竜巻1Dダメージ。
効果適用後、対象ユニットを行動完了にする。
プレーグ・ウィンド 2A-018 出現頻度○
コスト:風魔
[普通/対抗]プレーグ・ウィンド
敵軍ユニット1体に禁呪3点ダメージ。
対象ユニットが進軍タイプ歩行の場合、ダメージを+7点する。
ドゥーム・バイト 2A-021 出現頻度○
コスト:魔
[普通/対抗]ドゥーム・バイト
敵軍ユニット1体に禁呪2点ダメージ。
コスト:風魔
[普通/対抗]ドゥーム・バイトDual
敵軍パーティに禁呪2点ダメージ。
ソムナ・パンプキン
ホムンクルス・アプリコット
ケルブ 2B-008 出現頻度○
聖2/3/3飛行
ビースト
[普通/対抗]聖なるブレス
自軍ユニット1体が対象。
対象ユニットが種族エンジェル/ワルキュリアである場合、対象に防御力1Dを付与する。
対抗連鎖終了時、この効果は消失する。
ワルキュリア騎兵隊 2B-011 出現頻度△
聖3/4/2飛行
ワルキュリア
アイテム1 スペル聖
このカードはデックに50枚まで入る。
アーク・エンジェル 2B-013 出現頻度○
聖5/4/5飛行
エンジェル
アイテム1 スペル聖*
ミラージュ・ボディ 2B-018 出現頻度◇
コスト:聖
[普通/対抗]ミラージュ・ボディ
自軍ユニット1体が対象。対象に攻撃力+2or防御力+2を付与する。
コスト:火聖
[普通/対抗]ミラージュ・ボディDual
自軍ユニット1体が対象。対象に攻撃力+5or防御力+5を付与する。
シャンヴァー閃光弾 2B-019 出現頻度○
コスト:アイテム1聖
[対抗]
攻撃中の敵軍ユニット1体が対象。対象に閃光3Dダメージ。
効果適用後、使用ユニット全てが聖属性である場合、対象を行動完了にする。
七色の火口箱 2B-021 出現頻度△
コスト:アイテム1
[普通/対抗]
敵軍ユニット1体に任意の属性2点ダメージ。
太陽を睨む天使
キュービッド
ワルキュリア採魂隊
以上です。
では分析していこうかと思います。
まず上記の7種類で作った計25枚のハーフデックで
初心者講習会を行うわけですが、
ブロック1のハーフデックと比べると180度異なるデックとなりましたね。
前回は両方が同じデックを用い、
また内容は進軍タイプ歩行のみで特殊能力はほとんど持っておらず、
スペル*もありませんでした。
今回はお互いのデックが異なり、
ユニットはほとんどが飛行進軍が出来、多彩な特殊能力やスペル枠を持っています。
教えるべき内容が増える一方でゲームの面白さが伝わりやすいデックになってます。
特に魔女デックはコンボが豊富でそのぶん計算が煩雑な仕様になっていますから、
初見で使いこなすにはハードルが高いデックでしょう。
テキストを読み込むだけでゲームが終わってしまいそうです。
しかしすぐには解からなくてもなんとなくゲームの奥深さが伝わるデザインですから
これはこれで正解かもしれません。
ではカードの内容ですけど、
禁呪ダメージは思っていた以上に汎用性の高いダメージ属性ですね。
レベル2が行動完了で2点とか、レベル3が行動完了でパーティに1点とかは
コンボしなくても高性能です。
Gレギュのカードプールと比較してもここまで性能のいいダメージ能力は
非英雄には存在しませんでした。
さらに弱点を付与することでこれらが4点とか3点とかになるんですから
中型以下のユニットに対しては一方的に強い仕様になっています。
しかし歩行に10点ダメージのプレーグ・ウィンドを除くと
5点以上の大きなダメージを発生させることは難しくなっています。
つまり中型以下のデックには極端に強いが
大型ユニットに対してはそれほどでもないというデザインということのようですね。
ここからは防御力の高い大型ユニットの硬さを際立たせたいという明確な意図が感じられます。
ブロック1でもそうでしたが、ブロック2ではその特徴を
より顕著にしていきたいということみたいですね。
これにより大型ユニットが強くなると同時に
防御力を上げる効果も価値を増しますから、これはいい調整のように思います。
禁呪属性はあんまり大きなダメージは発生させることが出来ないみたいだったので
そんなに強くないかと思いましたけど、
ここまで中型以下のデックに強くデザインされているなら
大型ユニットに対しては弱めにデザインされていないと逆にまずいでしょうね。
弱いと言っても風スペルにはソニックカッターがありますから
プレーグウィンドと合わせて空陸の防備は完璧にできますし、
スカディの特殊能力なら禁呪属性の効果はなんでも即死級になるんですから
テクニカルな重対抗デックが透けて見えますね。
ブロック1のデックの中ではハーピィに対して強そうです。
戦天使デックは対抗数が少なめで1回の対抗の効果が重い印象を受けました。
スペルアイテムが出揃っていないにしても、
アイテム1スペル聖で1対抗を行う魔法弾が主力だとすると、
太陽を睨む天使のアイテム枠1枠やワルキュリア採魂隊のスペル*は
それだけでは大して役に立たないことになり、
かといってキュービッドを使うと基礎値割れしますから
リミット8では最終的にそんなに対抗数が稼げそうにありません。
エゼキエルのアイテム1スペル聖聖聖は圧巻でしたが
それを考慮すると英雄点2としては強すぎるわけでもなさそうですね。
ブロック1の聖スペルといえばマジックシールドが非常に強力でしたが
今回のカードにミラージュボディが入っていたことから
ブロック2にマジックシールドが収録されている可能性は薄く、
1枠で決定力のある対抗が稼げる聖属性の戦闘スペルは
ブロック2には収録されていない可能性も高いです。
天使たちは、攻撃力防御力の基本的な数値が低く、
総攻撃力がレベルを割っていたり
3点くらいのダメージでも致命的な威力になる場面もよくあり、
手札が充実していないと頼りない連中です。
特に攻撃力がレベルに届いていないのはブシロード以降の環境では致命的ですね。
しかし個々のユニットの性能が纏まっており
特殊能力なしのスペルアイテムユニットがレベル2、3、5に揃っていますから
スペックの均整が取れていて使いやすいです。
手札のスペルやアイテムとユニットの枠がちぐはぐで手札にあるのに撃てない、
という状況がないので強力な魔法弾を積極的に投入することが出来、
なにより聖属性の戦闘スペルはキャンセル効果が中心で強力ですから
手札からの対抗の威力が抜群です。
大技で攻めるタイプですね。
個々のカードを見ていくと、
グレートグリフォンは枠なしの大型ユニットですが
その分ハイスペックにデザインされていますね。
このサイズで対抗がないというデザインはブロック1以降では非常に珍しいのですが
普通タイミングで8点ダメージは入念に調整されたんじゃないでしょうか。
デックによってはなかなか防ぎ辛い効果ですね。
手札を消費すれば簡単に凌がれるでしょうから、
もうちょっと強くても良かったかもしれませんが。
ヴァンパイアバッドはレベル2が普通対抗で2点ダメージの能力に加えて
スペル枠まで持っているという魔女デックの対抗の多さを象徴するようなユニット。
非常にコンボし甲斐のあるユニットで、レベル2圏のキーカードといってもいいです。
魔女デックがはこいつがいるから強いですね。
スペクターは手札に戻る能力を失いましたが、使いやすいユニットになりました。
わたしは今のほうが使いやすいと思います。
ブロック2のカードなのに前よりスペックが底上げされていないのは残念ですけど。
レベル3圏は抑え目になっているようですね。
ドゥーム・サラマンダーはヴァンパイアバッドと並んで魔女デックのキーカードです。
レベル3スペル2枠だけで合格点ですが、
対抗でパーティ対象のダメージが非常に強い。
この能力がどこまでの制圧力を発揮するかは相手との相性によりますが、
これとヴァンパイアバッドだけで小型ワラデックの対策は終了したと言っていいでしょう。
ハーピィデックやバードマンデックには負けそうにありませんね。
ただし残念ながら、このユニットが居るために
大きな弱点禁呪を付与する特殊能力はあまり期待できないと思っていいです。
弱点付与の特殊能力を持つユニットは、ソムナパンプキンとスカディだけではないでしょうが
レベル3でも+1がいいところでしょうね。
エアバーストはDualの効果が強そうです。
2枠使用を前提で考えるなら、エアバーストDualはヒュプノシスDualの上位互換です。
1枠の普通タイミングでも、対象のサイズを問わず行動完了にさせる効果は使いどころが多いので
風スペルでは主力でしょう。
このカードがあるので、ブロック2にはヒュプノシスが無いかもしれません。
プレーグウィンドは慎重に調整されていますね。
2枠使用のスペルの威力で3点はやはり低いです。
常にスカディだけが使用するわけではないので。
ただし風属性がペトリフィケーションを得たと思ったら十分でしょうか。
ソニックカッターと併用することで風魔スペルには隙がなくなります。
特に飛行の大型ユニットを簡単に落ちるようにしたくないのかもしれませんね。
戦闘スペルでは今回はドゥーム・バイトが強いですね。
魔1枠で使える使いやすい対抗ダメージですし、
弱点付与とのコンボが一番強力なのもこれでしょう。
ケルブは能力も使いやすいのですが
ブロック環境で2/3/3のステータスが強いです。
エンジェルデックでは珍しい肉体派ですね。
種族ビーストなのもどんなコンボがあるか楽しみです。
ワルキュリア騎兵隊はヒッポスの暴水兵と比べてもハイスペックだと言えますが
加えて枚数制限がありません。
種族ワルキュリアのカードは代償にもなりますし、
果てしなく並べるだけも強いですね。
アークエンジェルはジャイアントを飛行にしたようなユニット。
攻撃力と飛行進軍なら攻撃力がレベルに達しているほうが良かったかもしれません。
こいつのおかげでリミット8で攻撃力7しか稼げないことも多いでしょうから。
ブロック2にジャイアントデックがあるにしても、
聖属性のジャイアントは居ない可能性は高くなりました。
アークエンジェルとは別にクラウドジャイアントも居る可能性もゼロではないですけど
あまり似たようなユニットばかり居ないでしょう。
ミラージュボディはパンプアップの効果としては低めかもしれませんけど
聖属性ならこんなものだと思います。
ヒートインフレーションの1D点と比べて2点が低いとは言えませんし、
Dualを選択することもできるのは確かなメリットです。
このカードがあるのでマジックシールドは無いような気がしますね。
シャンヴァー閃光弾は非常に強い。
何が強いかといえばこの効果がアイテム属性で発生することが強い。
ダメージソースが大型ユニットによる攻撃主体のデックでは封殺級の威力がありますので
この効果を滅びの粉塵でしか防げないのは非常に厄介です。
効果自体はオーシャンタイドの劣化と言えますけど
このカードのためだけに滅びの粉塵を新たに組み入れる必要があります。
ところで攻撃対抗なのにシャンヴァーなんですね。
聖属性の魔法弾だから、でしょうか。
七色の火口箱は面白いカードです。
アイテム枠からジャスティスが撃てるようになりました。
ダメージ属性が選べるので相手の弱点を逆利用することが出来、
ソムナパンプキンがいれば3点以上のダメージが発生します。
ブロック2のトライアルのユニットは全体に防御力が低いので
ブロック2のユニット全体がこの調子ならかなりのユニットに刺さると思います。
『アンデッド・ビースト』って今のブシロード環境で再録されたら「アンデッド/ビースト」なんでしょうね
ホントどうでもいいですね
ドゥーム・バイトDualの効果が1枠と全く同じ。
ケルブは防御力+1D?効果適用後→対抗連鎖終了後?
当方、体験会に行っていない為詳細内容は不明ですがこの辺が間違っているのではないかと思われます。
エアバーストもDualを書き忘れたようですね。
直しておきます。
1.ブロック2ではコンボが無ければ貫けない。
2.ブロック対抗戦ではレジストが無ければ防げない。
2.で言えば、スペルユニットとバードマンが2点で落ちるラインで、アイテム重視のタウラス・イマイチ使いづらいヒッポスには届かないデザインです。
中々に優秀じゃないですか。
ただ、今回のブロック2を見る限り、圧倒的にバードマンが弱体化されてしまうので、クロスブースターにはバードマン強化カードも数多く封入されてほしいところ。
今の所、新モンコレはブロックをまたいだ戦略が上手くいっているんじゃないでしょうか。