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強欲なる女帝ブリアンナ

2019年01月03日 07時20分49秒 | 連載カード考察企画

今回はブリアンナになります。

ブリアンナの前身となるカードは、Sレギュレーションから登場した強欲なる女帝というカードです。
ベーシックに収録されていた欲深き皇帝の焼き直しのカードに当たるカードであり、
パーティの種族オークのユニットにイニシアチブ+1を与える能力を持ちました。
設定によると欲深き皇帝の娘に当たるそうです。
欲深き皇帝との違いはチャージがなくなった代わりに自身も種族オークになったこと。
攻撃力は下がりましたが欲深き皇帝よりパーティのイニシアチブが高くなります。
この頃の種族オークは、環境最強の一角である先攻チャージデックの核となる種族です。
バードマンとの混成デックでイニシアチブをあげて先攻で殴るだけというシンプルな戦闘スタイルで、
デックを調整するうえでは真っ先に対策を意識しなければならない強豪デックの代表格でした。
初期のモンコレは20th環境以上に普通/対抗でパーティにダメージを発生させる手段に乏しかったので
対策と言ってもオークの攻撃力以上に攻撃を止めるカードを握り、
その上でオークのスクロール以上に戦闘スペルカードを握るくらいしか手がない、と
環境泣かせのデックでした。
このタイプのデックが強いと環境が硬直しやすいのでもう少し弱くてよかったデックだと思いますね。
Sレギュレーション全般を通してオークのリーダーカードといえば強欲なる女帝でしたが
Gレギュレーションでは欲深き皇帝が種族オークで再録されたことで強欲なる女帝は収録されなくなります。
Gレギュレーションの欲深き皇帝はチャージを持ちつつ自身にもイニシアチブが発生するという
過去の欲深き皇帝と強欲なる女帝の強さを併せ持つ上位互換といえました。
種族オークがシンプルなデックであったのはGレギュレーションの頃までです。
ブシロードのネオスタンダードからの種族オークは狂戦士の装備品を振るう捻くれ者の種族になります。
ブロック1のオークは特に弱かったですね。同じブロック1のどの種族にも不利が付いていた。
戦闘終了時にユニットごと破棄される装備品というのも歴代のギミックの中でも有数の使いづらさで
ギミックのデメリットをカバーするだけでリソースを使い切ってまともに戦えませんでした。
強欲なる女帝ブリアンナはそのブロック1のオークデックの救済措置として
追加PRパックによって他の5枚と一緒に作られたのが最初です。
先の強欲なる女帝は欲深き皇帝の娘でしたが、設定ではブリアンナはオルクスの妃だそうです。
狂戦士の装備品を装備しているユニットにイニシアチブ+2を付与する能力を持ちました。
パーティ次第では環境屈指のイニシアチブを作れるのは全身の強欲なる女帝を同じですが
狂戦士の装備品のデメリットをフォローする能力はありませんし戦闘のたびに手札を1枚破棄と
消耗の早さをさらに加速させます。
戦力を完成させるのに必要な英雄ユニットが1枚増えたことで事故も増やしますし、
オークの弱さは何も変わらなかったですね。
種族オークのデックはブロック5でも収録されます。
強欲なる女帝ブリアンナはネオスタンダード環境でもう一度収録されました。
ブロック5のオークデックは魔剣の装備品を持っている分にはそれなりに戦えたと思いますけど
狂戦士ギミックの弱さは相変わらずでした。
戦闘終了時にユニット破棄のデメリットをフォローするためにリソースを全て費やす必要があるので
オークデックのイニシアチブと攻撃力に対応できる相手に当たってしまうと一方的に敗北します。

そしてオークのパワーに対抗できないデックはブロック5以降の環境には居なかったと思います。
ブリアンナはアイテム枠が邪魔でしたね。
アイテム枠がなくてこれを他のスペックに当てられていたら魔剣構築のオルクスデックに入ったと思います。
狂戦士構築のオルクスデックは消耗品と装備品と戦闘スペルカードを全部入れる必要があって
バーサーカーブランデッドにスペル枠を2枠消費しつつ
まともな対抗は消耗品だけという遊んでいてストレスを強いられるデックでした。

20thのブリアンナはいろいろと惜しいカードですね。
20thの4・4デックは完成度の高いものが多いです。
ハーピィはトップの一角ですしバステトは意外と強かった。
レッドオルカ主体でも完成度の高いデックが組めます。
ラストエンペラーデックは強くはないですけど遊べるとは思います。
艦船主体のバードマンやフォクシアデックは4・4デックとはいえないかな。

オークデックは4・4デックの中にあって事故の低さも手伝って結構強いんですが、
組むとしたらユニットカードはオーク禿鷲騎士団とレベル2だけ入れていたほうが強くて、
ブリアンナはいないほうが戦いやすい。
オークの戦闘スタイルは禿鷲騎兵×2+ジャングルキングのイニシアチブ+4で先攻を取り、
アイテム2、スペル2で火力を出して殴りきる先攻デックが戦いやすい。
先攻が取れたら女帝守護隊と豊満な果実で打点と耐久値を大幅に補強しつつ殴れるのですが、
イニシアチブが禿鷲騎兵の+1のみだとまず先攻は狙えませんね。
環境のなかではもっとも遅い部類のパーティになると思います。
後攻をとっても総防御力9点にディフェンダーですから全く戦えないことはないのですが
先攻時の総攻撃力が8点以下だとしたらそれは後攻デックでしょう。
まともに通用しないです。
禿鷲騎兵だけでパーティを構築するとイニシアチブ+2が最低保障されますし
ユニット全てが即時可の飛行になるので動かしやすくなります。
歩行で即時不可の英雄ユニットを入れている割にパーティとして
強くなっているとはいえないのは残念。
強欲なる女帝は従来どおりイニシアチブ+を与えるユニットが良かったですね。
パーティにオークが2体居るとイニシアチブ+2、なんしは+3が発生するユニットだったら
すごく使いやすかったはずなんですが。
どうしていままでイニシアチブ+付与の能力で一貫していた強欲なる女帝に
ディフェンダーを与える判断になったんでしょうか。

今回のオークはこういうユニットが多いですね。
禿鷲騎兵統一が使いやすくて、そのパーティに騎兵隊や死神部隊「紅」が入らない。
騎兵隊はスペックで見ると弱くはないんですが、
アイテム消耗品枠のみだと攻撃力を上げる手段が薬3枚のみなので総防御力9点以上に無力化します。
普通タイミングの焼きが撃てるスペル枠か銃弾枠はどうしても必要です。
紅は単純に弱いですね。
もとから先攻のほうが強い環境であるし、後攻を取ったとしてバックスタブでどうにもならないです。
最後列の制限がなくてもぜんぜん強くないと思います。
これは普通/対抗のダメージソースが弱く設定されている20th環境のせいでもあるんですけど。

禿鷲騎兵+ブリアンナのパーティは、ココで先攻が取れるなら強いです。
禿鷲騎兵にジャングルキング+女帝守護隊+豊満な果実で攻撃力10/防御力5、耐性6減になる。
属性耐久11点ですから普通/対抗で殺される心配はしなくて良い。
攻撃力10点は耐えるのは容易でしょうが、耐えられても攻撃後にエアバーストを撃てば
反撃で全滅する心配はないと思います。
マウントを取り続けられるなら強い。
敵軍ターン時はイニシアチブが+1ですから強いのは自軍ターンのときだけですけどね。

後攻をとった場合も、総防御力9点にブリアンナだけで9点殴れるので最低保障はされているのですが。
環境的に厳しい数字ですね。先攻時総攻撃力が9点に届かないとしたらディフェンダーデックですから。
オークデックが弱いというより、4・4デックは本来このくらいの脆さがあるべきで、
ハーピィに隙がなさすぎるんでしょうけど。
4・4というだけで5・3や6・2より事故辛さの面で圧倒的に有利なんです。
事故り辛いという事はユニットカードの枚数を限界まで絞れるので、
戦闘スペルカードをその分沢山入れることができるのです。
モンコレの戦闘は究極的には手札に握っている有効対抗カードの枚数で決まるものなので
戦闘スペルカードを30枚入れても5・3や6・2よりもまだ事故らない4・4は
はっきりした弱点を作っておかないといけないです。
その意味ではオークくらいの強さはちょうどよかったかもしれません。
ほとんど見ないけど使えば勝てないことはないくらいの強さで。
ブリアンナはぎりぎりこれでもいいとして騎兵隊と紅は作り直して欲しいかな。
騎兵隊にチャージが欲しかったですね。

今回はここまで次は黄昏に歌う天使の予定ですけどほとんど書く事が思いつかないカードですね。

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2 コメント

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コメントです (ジュウテツ)
2019-01-07 11:29:17
「ハーピィ」デックの飛びぬけた強さを抑えるには、最低限、非英雄「ハーピィ」ユニットのスペル枠を1枠削るだけで、効果的だと感じます。
Unknown (ico)
2019-01-15 14:44:19
ブリアンナの能力はレベル4を強化するよりレベル6の防御力上げる方が強い気がするんですよね。
手持ちの26デックにブリアンナを入れるスペースないのでやった事はないんですが、本陣防衛用に待機させておくだけで、後攻なら前列レベル6の防御力がノーコストで上がるというのはちょっと魅力があります。

やるとしたら、シルヴィアのいるドラゴンか、ベルフェン魔法生物のどっちかしかないと思いますが…(毎ターンの召喚を阻害しない的な意味で
具体的に何を強化すると強いかはわからないですが。
お遊びで出てくるユニットとし見ればかなりめんどくさくて強いように思います。

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