魔女デック総括

続いて魔女デック。

アイス・ストーム
ライトニングボルトのブロック２バージョンは
効果はほとんど同じで属性だけ吹雪になりました。
前と同じにせず雰囲気だけでもカードを変えてくるのは好印象です。
吹雪属性は弱点と連動していませんし、
魔女デックは風枠は貴重なのでそんなに使うカードではないかもしれません。
普通タイミングの効果だけでもエアバースト、ソウルスティールと
アイスストームより強そうなのがありますからね。
しかし風属性のベーシックな焼きスペルの立ち位置ということでいいでしょう。

フリーズ・ブリーズ
対戦闘スペル用のカード。
１枠でも２Ｄ点ダメージなら１枠で確実性のあるキャンセルが撃てる、ということと同じなので
オープン並に強い。
厳密にはオープンのプリズムブレイクのダメージ劣化ですけど。
サンダ―フラッシュがない代わりの効果ということでよさそうです。
アイスストームと並んで、電撃が吹雪になっていますね。
ブロック２はそういう雰囲気なんでしょう。
打ち消しには打ち消しの強さがあるので、サンダーフラッシュより強いとも言い切れませんが
３Ｄ点ダメージは相手にレジストがない分にはほぼ打ち消しと同等の価値があります。
直後の対抗がスペルでなくてもいいと考えればサンダーフラッシュよりも強いでしょう。
ひとまずブロック２にもスペル対抗があったことに一安心です。

ソウル・スティール
エナジードレインの変異スペルですが、これは強い。
普通タイミングの戦闘スペルに求められる条件は、
威力云々ではなく相手がどうしても対抗しなければならない状況にすることです。
混沌２Ｄダメージの結果に関わらず、
ダメージが適用されてしまえばとりあえず相手の手札を１枚破棄できる。
逆にいえばダメージはほとんど効いていないにも関わらず
相手は対抗しなければならない。
しかも防御の対抗では無意味です。
ソウルスティールを打ち消さなければなりません。
だからといって、そのために魔力のスクロールを消費するのは本末転倒です。
手札１枚の破棄とはいえほとんど防げない。

パラライズ・ランス
ブラックフォッグの互換ですがどちらが使いやすいとも言えないでしょう。
どちらのスペルも攻撃ダメージを完全に完封するのは不可能です。
モンコレで本当に総攻撃力が高いのはビーストみたいな小型ワラデックなので、
致命的な状況に対応できるのはブラックフォッグのほうだと思いますが。
ただし魔女デックそのものはワラデックを撃ち落とす対抗カードがあふれていますからね。
魔女デックが苦手としているのは大型ユニットの攻撃なので
デックとの相性で考えるとパラライズランスのほうが使いやすく
住み分けが上手く出来ていると思います。

蒼天の護法陣
定番の風の護法陣。
ブロック１では殺風景だったイラストにキャラクターが加わりましたね。

魔女デックは中級以下のダメージを連発するようなデックですね。
かといって大型ユニットにも十分に対抗を届かせられるので
デックとしてもバランスがいい。
戦天使はまだカードを追加したいデックでしたが
魔女のほうはほとんど完成しているように見えます。
直後のブランニュー大会では魔女デックが優勢でしょうか。
魔女デックが防御力５点の飛行を落とせるようなら、
魔女デック優位とみてよさそうですが。
エゼキエルも枠が沢山あるようで、
アイテム枠を消費せずに撃てる戦闘スペルは限られているので
見た目ほど対抗数がありません。
魔女のほうは枠はあるだけ使いきるのが簡単なので手数が多いと思います。