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宣言の誤りはどこまで認められるか

2011年09月27日 00時34分40秒 | ルール雑談
宣言や裁定についてはっきりした答えがほしかったので
何度かユーザーサポートに質問を投げたところ
興味深い答えが返ってきたので掲載します。
これは人によっては当たり前の答えかもしれませんし
不可解な裁定かもしれません。
週末の全国大会はこの理解に乗っ取って裁定される可能性が高いです。

質問1
Aのパーティ:グレート・ブルタスク
Bのパーティ:アース・ドラゴン

A「ファイア・ジャベリンをDualで使用します」

B「対抗でレジストを使用します」

A「対抗ありません」

B「対抗ありません。解決ですね。ではレジストを使用したのでアースドラゴンは死亡しません。防御力が8になりましたが行動完了させて・・・」

A「待ってください。レジストを使用すると言いましたが与える耐性の種類を指定していませんよ」

B「そうでしたね。耐性火炎ですよ。では行動完了させて・・・」

A「認めません。耐性の指定を怠ったんですから与える耐性はこちらが指定します。与える耐性は精神です。火炎20点ダメージを受けてアース・ドラゴンは死亡させてください」

Aの主張:
宣言が不正確だったのは悪かったがそちらにも確認を怠った過失がある。
そもそもゲーム上で致命的な不利益を受けるほどのミスではない。
「アース・ドラゴンは耐性火炎を得た」

Bの主張:
複数通りの解釈ができる宣言を起こった場合不明な部分は全て相手方が指定できるのが通例。
あいまいな言い方をするほうが悪い。勿論アースドラゴンが使用したスペル枠は土枠ではなく*枠だ。
「アース・ドラゴンは耐性精神を得た」

アース・ドラゴンが得たのは耐性火炎ですか?耐性精神ですか?

回答1
ゲーム中に問題が発生した場合、プレイヤーの間では解決せず、その大会のジャッジをお呼びいただきますようお願い申し上げます。
また、お問い合わせいただいた状況の裁定としましては、現場の状況などによって多少変わる場合もありますが、以下のようなものが適切であると考えられます。
《レジスト》を使用する場合、使用宣言時にダメージ属性を1つ指定する義務があります。
お問い合わせいただいた状況ですと、お互いの戦略が変わる程までにゲームは進んでいないため、
対抗連鎖を解決する前まで巻き戻し、Aはダメージ属性を1つ指定します。
その後、Bの対抗宣言からゲームを再開します。

また、Aは行わなければならない宣言を怠ったため、Aには大会レベルに応じた罰則が与えられます。
Bは対戦相手の違反によって自分自身が有利となる状況で、違反の見逃しを行ったため、Bには大会レベルに応じた罰則が与えられます。

質問2
Aのパーティ:シルヴィアの竜太子 ストームドラゴン
Bのパーティ:ワイルドハーピィ ウォータードラゴン
Aが先攻

A「*枠からファイアジャベリン。対象はワイルドハーピィ」
ダイス目は8。

B「対抗ありません」

A「対抗ありません」

B「ワイルドハーピィを死亡させます。続きをどうぞ」

A「攻撃します。総攻撃力は8点です」

B「対抗でウォータードラゴンの津波を使用します」

A「対抗ヒュプノシスDual。ストームドラゴンの風2枠で」

B「対抗、プロテクション使います。Dualで+6点です」

A「最後の枠からヒートインフレーション使います。対象はストームドラゴンで攻撃力」
ダイス目は6!

B「フラッドフィストでそれ(ヒートインフレーション)使ったやつ殺します」
ダイス目は2。

B「よし!」

A「あ、ヒートインフレーション使ったのはストームドラゴンですよ?」

B「あ、そうですか、すみません。じゃこっち全滅ですね。」

A「防衛成功で」

B「・・・・。まった。じゃあエナジードレイン使ったのは竜太子ですか?」

A「そうですけど・・・」

B「ちゃんと宣言してくださいよ!じゃあワイルドハーピィのワイルドキックで竜太子殺します!」
ここでジャッジを召喚。

Aの主張
自分はなんの違反行為も行っていない。
確かに宣言が不明確だったが、そちらも確認しなかった過失。宣言の解かりづらさは謝るが早くゲームを続行させてほしい。

Bの主張
どちらにも取れる宣言をした向こうが悪い。
だいたい*枠1個しかもっていない竜太子が使用したのに
「*枠から使用します」という宣言は日本語としておかしい。
*枠以外にもスペル枠を持つユニットの使用でなければ
「*枠から・・・」とは言わないだろう。
戦術的に考えてもワイルドハーピィがいるのに
即時ユニットの側からファイアジャベリンを使うのはありえない。
(なので自分もストームドラゴンから撃ったと思った)
本当にはじめから竜太子から使ったつもりだったのか?巻き戻しを要求する。
あるいは向こうの宣言はどちらにも解釈できるんだからファイアジャベリンの使用者は自分に指定させろ。

質問です。
この場合、ジャッジはどういった裁定を下すことが適切だったでしょうか。

以下私なりの考え。
裁定の種類は
1.このまま続行、
2.巻き戻し、
3.ストームドラゴンが使用したことにする、
の3通りが考えられますが
3.はフロアルールにもない異例の裁定なので却下。
はっきりとしたルール違反が行われているわけでもないしお互いの戦局がすでにここまで動いている以上、
巻き戻しの処理は妥当ではないので1.このまま続行、が適切であるように思います。
特にお互いにダイスを振っておりそのうちの1回は6の目が必要な場面で6の目を振っていますからこれをなかったことにできません。
しかし私には曖昧な宣言を行ったAのほうが状況的に見逃したBよりも過失が大きいと感じますので、
Aの側に有利な裁定を行うことには違和感があります。
どちらにも取れる不明確な宣言をその場で指摘できなかったら、問題のある宣言をした側があとから遡って使用者や対象を自由に指定できることになりかねないわけですから不公平と言えば不公平ですね。

回答2
現場の状況などによって多少裁定が変わる場合もありますが、以下のようなものが適切であると考えられます。
ゲームはお互いの戦略が変わる程までに進んでいるため、《ファイア・ジャベリン》及び《ヒート・インフレーション》を使用したユニットはAの指定した通りでゲームを続行します。
ただし、《フラッド・フィスト》は巻き戻し可能であり、どのユニットが《ヒート・インフレーション》を使用したか次第で、使用するかの判断が変わる可能性があります。そのため、《フラッド・フィスト》の使用を巻き戻し、Bの対抗宣言からゲームを再開することが適切であると考えられます。

また、不明確な宣言を行ったA、及びそれを見逃したBに対して、大会レベルに応じた罰則が与えられます。

回答3
>ゲームはお互いの戦略が変わる程までに進んでいるため、《ファイア・ジャベリン》及び《ヒート・インフレーション》を使用したユニットはAの指定した通りでゲームを続行します。
>ただし、《フラッド・フィスト》は巻き戻し可能であり、どのユニットが《ヒート・インフレーション》を使用したか次第で、使用するかの判断が変わる可能性があります。そのため、《フラッド・フィスト》の使用を巻き戻し、Bの対抗宣言からゲームを再開することが適切であると考えられます。
>また、不明確な宣言を行ったA、及びそれを見逃したBに対して、大会レベルに応じた罰則が与えられます。

フラッドフィストはすでにダイス目が確定しているのに巻き戻していいのですか?
対象ストームドラゴンを指定しふり直せば次は5が出る可能性も高いです。
フラッドフィストの対象はAはストームドラゴンだと認識しており
Bはシルヴィアの竜太子と認識していますが
その原因はBがユニット名を正確に指定せず「それ」で済ませたことですから
一概にAが悪いから誤解が起きたともいえません。

お互いの認識に齟齬があり、
それで戦術が変わる場合は
ダイス目のふり直しまで遡って
やりなおしていいということでしょうか。

回答3
ケースにもよりますが、
ジャッジ判断によりダイスの振り直しを含む巻き戻しの裁定となる場合がございます。

以上です。
まず回答1ですが、
正しくはBがダメージ属性を指定し、
Aに改めて対抗宣言の機会が与えられる、の間違いでしょう。
文脈としてそう考えないとつながりませんからね。
というか、わたしの質問文が間違ってるんですよね・・・。Aの主張とBの主張が逆でした。
Bの主張する
「複数通りの解釈ができる宣言を起こった場合不明な部分は全て相手方が指定できるのが通例」
というのはルールとしては存在しません。これはこれで公平な裁きだとは思いますけどね。
(ジャッジの判断でそういう裁定をするのはアリです)

ここまでの裁定には何の疑問の余地もありませんでした。
実質的に、属性指定まで巻き戻ってもなんの支障もないケースでしたから。
ダイスを振ったり、未公開情報のカードが公開されたなどの変化が起こってませんので。

しかしわたしが文脈を読むかぎりでは
「戦略が変わるほどでなければ巻き戻す」という一文が引っかかりました。
ニュアンスとして、かなり大きな部分まで巻き戻し可能と考えている気がしたからです。
そこでケースをかなり複雑に書き換えたのが質問2。

ファイアジャベリンとヒートインフレーションの使用者を巻き戻せないのは当然としても
ダイスを振ったフラッドフィストまでは巻き戻していいそうです。

この裁定については多分に考察の余地があるかと思いますが
どうやら基本的に「待った」はかなり大きく認められるということみたいですね。
少なくともゲームの戦術に変化が起こらない範囲なら極力認められると解釈できるでしょう。
召喚フェイズに入ってからユニットの配置を動かすのを忘れてしまったケースとか、
誤ってアイテム枠を持たないユニットにトゥインクルナックルを使おうとしてしまったケースとか、
間違って違うカードを出してしまったとか、
進軍しようとして止めるとか、
これらは全部「ごめんなさい止めます」と言えるということです。
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