今回はジャングルサーペントです。
かつて一時代を築いたコンビニドラゴンユニットの一角ですね。
ジャングルサーペントの初登場は、太陽王の覚醒。
モンコレ1とモンコレ2を繋ぐ節目となるカードセットで、
ユニット全体の性能が高いのが特徴でした。
なかでも6色のドラゴンはそれまでのモンコレ1と比較すると
今までがなんだったのかという水準で調整されており、
登場してからモンコレ2の序盤までは環境の中心にありました。
思い返してみると6・2デックが環境の中心と呼べた時代は
20thの他はモンコレ2初期くらいしかなかったように感じますね。
ゲームシステムを考えると6・2はシンプルにリミットを埋めやすいはずですが
ひとつの属性にレベル6ドラゴンが4種類12枚配られる時代がほとんどありません。
ブシロードの終盤だと枚数制限解除のレベル6ユニットも登場しますが
その頃には6・2はパワー不足でした。
太陽王の覚醒の頃のジャングルサーペントは自軍領土で+2/+2される6/5/5ユニットです。
自軍領土では6/7/7、敵軍領土と同時攻撃になると6/5/5。
この頃の環境で6/7/7は異常に強い値です。
リミット8で攻撃力9点を確保しようと思うと何かを犠牲にしなければなりません。
さらにイニシアチブも速くするなら先攻特化のチャージデックくらいしか選択肢がありませんでした。
6/7/7は先攻でもまず有利が取れる数字だったんです。
ジャングルサーペントのジャングルとは、自軍領土で強化されるジャングルシリーズを表しており
古代帝国の遺産で登場してパッとしなかったジャングルシリーズの再起でもありました。
その後ジャングルサーペントはGレギュレーションでも再登場。
太陽王の覚醒時代のスペックに上乗せして敵軍領土にあると今度はチャージを得る
という隙のないユニットになります。
しかし英雄が登場した環境では6/7/7に以前ほどの制圧力はなく普通のユニットでしたね。
ネオスタンダードでも登場したジャングルサーペントはGレギュ時代のスペックに増して
スペル枠のひとつが*枠に。さらに種族狂霊化。
ブロック3、4の水土の狂霊化デックの中心ユニットになります。
4種類の狂霊化デックの中でも水土の特権のジャングルサーペントのハイスペックを使えることでした。
20thで復活したジャングルサーペントのスペックは6/5/7のディフェンダー。
実は過去のどのスペックとも一致しません。
ジャングルサーペントはチャージユニットであったことはあっても
ディフェンダーユニットになったのは初めてだったんですね。
しかし水土のレベル6ドラゴンといえばジャングルサーペントですから
今回のセットでジャングルサーペントが抜擢されたのは必然でしょう。
名前の由来であるジャングル巡回も失ったシンプルなスペックになりました。
ジャングルサーペントは今回も水土デックの中心ユニットです。
6・2の水土ドラゴンを組んだだけですとニーズホッグに打撃力が無さすぎて正直微妙だったんですが
スキュラと合流して6・5・2デックになったことでパンチの効いたデックになりましたね。
ジャングルサーペントは水ドラゴンでは一番強いのではないかと思います。
実際、防御力7点とディフェンダーさえあれば戦闘力は英雄と変わらないのですから。
英雄のデザインは英雄点は防御力に払っているようなものですからね。
バードマンデックを使っていてもウォータードラゴンが出てこられるより
ジャングルサーペントのほうが強いと感じます。
普通タイミングの火力が優秀すぎて攻撃対抗が強いと感じないんですよね。
水枠が見えている時点で安易に攻撃宣言ができないのは同じなので
ドワーフ暴走戦車団のチャージ6点を通しても生き残り
普通タイミングの焼きが効き辛い防御7点のほうが厄介です。
その代わり、進軍能力や特殊召喚能力のようなものは持たないです。
アクアリウムの召喚術師にトリトンが採用され、珊瑚の王女も収録されていることから
アクアリウムの大型ユニットからは進軍能力や特殊召喚能力が従来より削られていますね。
しかしこれはアクアリウムにとって、マイナス調整になってしまったのではないでしょうか。
特殊進軍能力や飛行に代わるだけのステータスを大型のアクアリウムがもらえているとは思えませんから。
特殊召喚能力、特殊進軍能力を持たないレベル6の歩行ユニットを列記してみます。
カリギュラ 7/6
フロックハート 6/7 アクアリウム
ニーズホッグ 6/7 アクアリウム
アシラト 6/6 アクアリウム
ギュンター 7/7
サーベルドラゴン 7/5
アムピトリーテ 4/6
ウォータードラゴン 6/6 アクアリウム
ジャングルサーペント 5/7 アクアリウム
フォレストドラゴン 6/6
フロストドラゴン 6/6
バンダースナッチ 6/6
ゾディアックジラフ 6/6
鉄巨兵全部
特殊進軍、特殊召喚能力を持たない即時不可の歩行ユニットは
その持てるポテンシャルの全てを戦闘力に費やして生まれてきたことになります。
カリギュラやギュンターはいうまでもなく、サーベルドラゴン、フォレストドラゴンなども
それが納得できる強さなんですがアクアリウムにそこまでの強さは感じません。
アクアリウムがトリトンで戦場全域に進軍できるとしても
ドラゴンがアーニャによって得られるメリットはそれ以上のものがありますから
差し引きで考えるとアクアリウムは弱く調整されていることになります。
ちなみに下記が進軍能力のあるレベル6の非英雄。
長距離飛行
スカイワイバーン 6/6
飛行・深海移動
クラウドドラゴン 7/6
地中移動
アースドラゴン 6/6
ストーンバジリスク 7/6
飛行
ファイアドラゴン 7/5
パールドラゴン 7/5
ストームドラゴン 7/5
スパークワイアーム 7/5
キマイラ 6/6
ホルス 6/6
進軍能力がスペックのかなり重要な部分を占めていることがわかります。
この進軍能力でなければ採用圏のユニットに達しないユニットばかりだと思います。
アクアリウムはもうちょっと強くても良かったですね。
水土のデックの召喚術師は、トリトンが必須に近いと思います。
スタイル的にアスモデウスとかフロックハートを抜くことができないので。
しかし戦闘では勝てなくてもグランブルーで2点リーチをかけることができたら
どうしても勝てない英雄1体だけならどうにかなることがある。
アクアリウムはトリトンと組ませる前提で進軍能力削られてるので。
今の環境は中央ラインしか使えてないと勝てないゲームですね。
召喚術師が強いので、攻めあがっているのが中央ラインの1パーティだけだとどうやってもつぶせます。
どんなに強い英雄でも相手ターン中の戦闘ではパワー負けします。
2パーティでラインを上げていかないと、1パーティでは電車道はできない環境になりました。
その中ではジャングルサーペントは優秀なアクアリウムですね。
アースドラゴンと比べた場合、ジャングルサーペントがハイスペックか、というと微妙なんですが。
とにかくスペックに無駄が無い。耐えて反撃するという形が出来上がっています。
特に水土のレベル6アクアリウムのうち、
ウォータードラゴン、ニーズホッグには打点が無いので陥落能力が無い。
本陣を落とすにはジャングルサーペントのディフェンダーか、
アムピトリーテのチャージorディフェンダーが必要です。
6・5・2のスキュラ混成型でもこれは顕著で、
アンドロメダで本陣を陥落させるのは大変です。メリッサも自分より大きいサイズには届かない。
水土はスペルも防御特化で大型を狙えるダメージソースはタイダルウェイヴくらいしかないので
本陣を落とすにはジャングルサーペントのディフェンダーしか手段が無いという事もよくあります。
ジャングルサーペントはデックの重要なフォワードになりますね。
こいつを本陣に横付けできたら相手の主力は本陣から出てこれなくなります。
ニーズホッグより強いと思います。
完成度が高い分、特別に秀でた利点も欠点もないユニットなのであまり語りしろがないですね。
水土6・5・2デックも強い弱いで言うと弱いほうのデックなんですが、勝てないわけでなく。
用法か、あるいは類似のスペックのユニットとの比較か。
なにか焦点を絞った考察をしたかったんですがあまり書きたいことが思いつかなかった。
今回はこの辺りまでとします。
次回のテーマはリクエストコメントがあれば。
かつて一時代を築いたコンビニドラゴンユニットの一角ですね。
ジャングルサーペントの初登場は、太陽王の覚醒。
モンコレ1とモンコレ2を繋ぐ節目となるカードセットで、
ユニット全体の性能が高いのが特徴でした。
なかでも6色のドラゴンはそれまでのモンコレ1と比較すると
今までがなんだったのかという水準で調整されており、
登場してからモンコレ2の序盤までは環境の中心にありました。
思い返してみると6・2デックが環境の中心と呼べた時代は
20thの他はモンコレ2初期くらいしかなかったように感じますね。
ゲームシステムを考えると6・2はシンプルにリミットを埋めやすいはずですが
ひとつの属性にレベル6ドラゴンが4種類12枚配られる時代がほとんどありません。
ブシロードの終盤だと枚数制限解除のレベル6ユニットも登場しますが
その頃には6・2はパワー不足でした。
太陽王の覚醒の頃のジャングルサーペントは自軍領土で+2/+2される6/5/5ユニットです。
自軍領土では6/7/7、敵軍領土と同時攻撃になると6/5/5。
この頃の環境で6/7/7は異常に強い値です。
リミット8で攻撃力9点を確保しようと思うと何かを犠牲にしなければなりません。
さらにイニシアチブも速くするなら先攻特化のチャージデックくらいしか選択肢がありませんでした。
6/7/7は先攻でもまず有利が取れる数字だったんです。
ジャングルサーペントのジャングルとは、自軍領土で強化されるジャングルシリーズを表しており
古代帝国の遺産で登場してパッとしなかったジャングルシリーズの再起でもありました。
その後ジャングルサーペントはGレギュレーションでも再登場。
太陽王の覚醒時代のスペックに上乗せして敵軍領土にあると今度はチャージを得る
という隙のないユニットになります。
しかし英雄が登場した環境では6/7/7に以前ほどの制圧力はなく普通のユニットでしたね。
ネオスタンダードでも登場したジャングルサーペントはGレギュ時代のスペックに増して
スペル枠のひとつが*枠に。さらに種族狂霊化。
ブロック3、4の水土の狂霊化デックの中心ユニットになります。
4種類の狂霊化デックの中でも水土の特権のジャングルサーペントのハイスペックを使えることでした。
20thで復活したジャングルサーペントのスペックは6/5/7のディフェンダー。
実は過去のどのスペックとも一致しません。
ジャングルサーペントはチャージユニットであったことはあっても
ディフェンダーユニットになったのは初めてだったんですね。
しかし水土のレベル6ドラゴンといえばジャングルサーペントですから
今回のセットでジャングルサーペントが抜擢されたのは必然でしょう。
名前の由来であるジャングル巡回も失ったシンプルなスペックになりました。
ジャングルサーペントは今回も水土デックの中心ユニットです。
6・2の水土ドラゴンを組んだだけですとニーズホッグに打撃力が無さすぎて正直微妙だったんですが
スキュラと合流して6・5・2デックになったことでパンチの効いたデックになりましたね。
ジャングルサーペントは水ドラゴンでは一番強いのではないかと思います。
実際、防御力7点とディフェンダーさえあれば戦闘力は英雄と変わらないのですから。
英雄のデザインは英雄点は防御力に払っているようなものですからね。
バードマンデックを使っていてもウォータードラゴンが出てこられるより
ジャングルサーペントのほうが強いと感じます。
普通タイミングの火力が優秀すぎて攻撃対抗が強いと感じないんですよね。
水枠が見えている時点で安易に攻撃宣言ができないのは同じなので
ドワーフ暴走戦車団のチャージ6点を通しても生き残り
普通タイミングの焼きが効き辛い防御7点のほうが厄介です。
その代わり、進軍能力や特殊召喚能力のようなものは持たないです。
アクアリウムの召喚術師にトリトンが採用され、珊瑚の王女も収録されていることから
アクアリウムの大型ユニットからは進軍能力や特殊召喚能力が従来より削られていますね。
しかしこれはアクアリウムにとって、マイナス調整になってしまったのではないでしょうか。
特殊進軍能力や飛行に代わるだけのステータスを大型のアクアリウムがもらえているとは思えませんから。
特殊召喚能力、特殊進軍能力を持たないレベル6の歩行ユニットを列記してみます。
カリギュラ 7/6
フロックハート 6/7 アクアリウム
ニーズホッグ 6/7 アクアリウム
アシラト 6/6 アクアリウム
ギュンター 7/7
サーベルドラゴン 7/5
アムピトリーテ 4/6
ウォータードラゴン 6/6 アクアリウム
ジャングルサーペント 5/7 アクアリウム
フォレストドラゴン 6/6
フロストドラゴン 6/6
バンダースナッチ 6/6
ゾディアックジラフ 6/6
鉄巨兵全部
特殊進軍、特殊召喚能力を持たない即時不可の歩行ユニットは
その持てるポテンシャルの全てを戦闘力に費やして生まれてきたことになります。
カリギュラやギュンターはいうまでもなく、サーベルドラゴン、フォレストドラゴンなども
それが納得できる強さなんですがアクアリウムにそこまでの強さは感じません。
アクアリウムがトリトンで戦場全域に進軍できるとしても
ドラゴンがアーニャによって得られるメリットはそれ以上のものがありますから
差し引きで考えるとアクアリウムは弱く調整されていることになります。
ちなみに下記が進軍能力のあるレベル6の非英雄。
長距離飛行
スカイワイバーン 6/6
飛行・深海移動
クラウドドラゴン 7/6
地中移動
アースドラゴン 6/6
ストーンバジリスク 7/6
飛行
ファイアドラゴン 7/5
パールドラゴン 7/5
ストームドラゴン 7/5
スパークワイアーム 7/5
キマイラ 6/6
ホルス 6/6
進軍能力がスペックのかなり重要な部分を占めていることがわかります。
この進軍能力でなければ採用圏のユニットに達しないユニットばかりだと思います。
アクアリウムはもうちょっと強くても良かったですね。
水土のデックの召喚術師は、トリトンが必須に近いと思います。
スタイル的にアスモデウスとかフロックハートを抜くことができないので。
しかし戦闘では勝てなくてもグランブルーで2点リーチをかけることができたら
どうしても勝てない英雄1体だけならどうにかなることがある。
アクアリウムはトリトンと組ませる前提で進軍能力削られてるので。
今の環境は中央ラインしか使えてないと勝てないゲームですね。
召喚術師が強いので、攻めあがっているのが中央ラインの1パーティだけだとどうやってもつぶせます。
どんなに強い英雄でも相手ターン中の戦闘ではパワー負けします。
2パーティでラインを上げていかないと、1パーティでは電車道はできない環境になりました。
その中ではジャングルサーペントは優秀なアクアリウムですね。
アースドラゴンと比べた場合、ジャングルサーペントがハイスペックか、というと微妙なんですが。
とにかくスペックに無駄が無い。耐えて反撃するという形が出来上がっています。
特に水土のレベル6アクアリウムのうち、
ウォータードラゴン、ニーズホッグには打点が無いので陥落能力が無い。
本陣を落とすにはジャングルサーペントのディフェンダーか、
アムピトリーテのチャージorディフェンダーが必要です。
6・5・2のスキュラ混成型でもこれは顕著で、
アンドロメダで本陣を陥落させるのは大変です。メリッサも自分より大きいサイズには届かない。
水土はスペルも防御特化で大型を狙えるダメージソースはタイダルウェイヴくらいしかないので
本陣を落とすにはジャングルサーペントのディフェンダーしか手段が無いという事もよくあります。
ジャングルサーペントはデックの重要なフォワードになりますね。
こいつを本陣に横付けできたら相手の主力は本陣から出てこれなくなります。
ニーズホッグより強いと思います。
完成度が高い分、特別に秀でた利点も欠点もないユニットなのであまり語りしろがないですね。
水土6・5・2デックも強い弱いで言うと弱いほうのデックなんですが、勝てないわけでなく。
用法か、あるいは類似のスペックのユニットとの比較か。
なにか焦点を絞った考察をしたかったんですがあまり書きたいことが思いつかなかった。
今回はこの辺りまでとします。
次回のテーマはリクエストコメントがあれば。
前回のカレッジの亀甲羅もそうなんだよな…絶対後攻取るべしのカードは自分は使い難い、と思う。
ミカエルについてはどのようにお考えでしょうか?
自分で使うと不安になりつつ相手に使われると厄介な英雄の筆頭かと思うのですが。
入ってるデックは探せばそこそこあるかとは思いますが、具体的にどのデック、構築で活躍できるユニットなのか?
先攻をとっても問題ないと割り切ってしまうべきなんでしょうね。
先にアタックできる分は有利ですからね。
攻撃力5点では貫けないでしょうけど
相手の攻撃前に前衛を削れる分だけ生き残りやすくはなりますから。
ミカエルはユニット単体の性能で見るなら最強のユニットだと思います。
見返るが倒されるとゲームの負けなので、扱いは慎重になりますが。
ライカを使っていても一番厄介なのはミカエルですね。
まともにやって倒せない。
フル対抗しかけても弱点付けて道連れにできるくらい。
わかりました。次回はかぼちゃ姫ポコにします。