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蛮族王キンメル

2012年06月05日 14時44分12秒 | カード情報(ブロック2)
5/6/6アイテム2のスペックを持つが能力が使い辛い。
ほぼ防ぎようがないダメージの強打と
装備品を装備しないと使えない対抗ダメージのぶちかましを持つ。

基本的にはクレイモアかガントレットを装備して運用するわけだが、
たとえばクレイモアを装備すると5/7/5のアイテム1スペル火*の超スペックになる。
ぶちかましを使うならぶちかましに加えてアイテム枠とスペル*が残る。
ただしレッドソニアと比較すると、
レッドソニアは灼熱のまじないに加えてアイテム枠とスペル火*枠が残るわけだから
後攻時の潜在対抗数で言えば装備品を装備したとしても
キンメルよりレッドソニアのほうが強いということになる。
キンメルが出たことでレッドソニアの潜在的な対抗数の多さが逆に引き立つ。

クレイモアとガントレットは、クレイモアのほうがスペル枠が多いが
クレイモアのスペル枠を使いきれるかどうかはデックの構築による。
あまり戦闘スペルを入れないならガントレットのほうが使いやすい。

このユニットの使い辛さは装備品を装備できなければスペックを完全に活かせない上に
2枚目以降の自分を処理する能力も持たないから
運用が重いということに尽きるが、
運用の重さはぶちかましの代償にスペル枠を要求していることよりも
ブロック2のカードプールではオーガデックがアイテム消耗品2対抗で戦うのは
非常に難しい、ということに原因がある。
5/6/6アイテム2、強打だけでも英雄点2点に相応しいスペックなのだから
このままで運用できるならそこまで装備品に拘った運用を意識する必要はないはず。
しかしブロック2の消耗品のラインナップがそれを許さない。
オーガデックに入るアイテム消耗品は3神器に眠りの粉くらいがせいぜいだから
魔法弾以外のアイテム消耗品だけを使って手札から3対抗くらいを捻出するのは非常に難しい。
ブロック制度がうまく機能しているように思える。

使い辛いユニットだが、使っていて面白い良ユニット。

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