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フレイム・タイド

2011年12月07日 16時25分54秒 | カード情報(ブロック1)
火属性の攻撃対抗スペル、フレイムタイドですね。
初出は英雄王でしたっけ。
当時は火属性に珍しい攻撃対抗のスペルで、
かなり高額の☆カードだったんですけどブロック1以降は
トライアルにも入る安価なカードになりました。
火属性重視のドラゴンデックなら定番のカードですね。
ですがオークデックではたまに入らなかったりもします。
後攻を取った時の保険を積む余裕がなかったりしますので。

ブロック1のカードプールにはほぼ各属性の攻撃対抗に使用できる戦闘スペルがあるのですが
フレイムタイドはその中でも単体へのダメージ効果のみしかありませんから、
最も対処がしやすい戦闘スペルであると言ってもいいでしょう。
小型主体のデックであれば1体を見捨てることはたやすいですし、
大型主体のデックであればダイス目がよほど振るわない限りは防御がたやすいです。
オーシャンタイド、マジックシールド、ブラックフォッグは
打ち消し以外では攻撃自体はほぼ止まってしまいますし、
ロックブラストは小型相手であれば1体を生き残らせてもほぼ目的を完遂できます。
やはり打ち消し以外では完全な対処は不可能な状況がありますね。
しかしフレイムタイドは1体へのダメージ効果ですから
防御アップなり耐性なりの1対抗で無力化することが出来ます。

しかし反面、状況によって腐り辛い強みがあり、
攻撃宣言さえさせてしまえばどのユニットに対しても1枠で2D点の対抗ダメージが
撃てるのは強いですね。
フレイムタイドが最も強みを発揮するのは
攻撃に対してロックブラストなり、バルバロッサブラッドなり、斑蜘蛛のネットなりを使用して
攻撃を封殺できる状況を作り、
それに対しての相手を対抗を迎え撃つ局面でしょうか。
この状況で使用するフレイムタイドは
火1枠でクロスファイアと同等、火2枠でルーンジャベリンと同等
のオールマイティなダメージ対抗になりますから非常に強力ですね。
これ単体で攻撃を対処するよりも
もう1枚なにかを用意して2段構えで使用する使い方で強みを発揮します。

そしてブロック1でそういう使い方が許されるのはやはりドラゴンデックの中ででしょうか。
ファイアドラゴンやストーンバジリスクならバルバロッサブラッド→フレイムタイド
の連携を1体でこなせますし
カリギュラは後攻時に攻撃対抗の能力を使うとちょうど火枠が残ります。
ヴァーミリオンドレイクとも相性がいいでしょう。
火主体のドラゴンデックだと頻出のカードですね。

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