ブロック3のトライアルカードが判明して
わたしが一番注目しているのは、能力、スペル、アイテムのキャンセル消耗品が
従来のものからリニューアルされたということです。
魔法のロープは1D点ダメージが非常に使いやすくなっていますね。
もともと特殊能力は止められてもその後の相手の反撃さえ止めることが出来れば
ユニットは消耗しないので、
自爆互換の使用者を破棄する能力であろうと使うことにリスクがなさすぎた。
せめて1D点でもダメージが発生することで
小型の特殊能力が使い辛くなりました。
分解のパウダーはまさかの滅びの粉塵の劣化互換。
タイプマテリアルが付いているとはいえ魔法生物を破壊する効果が失われて
その見返りの強化が見当たりません。
今までになかったデザインです。
忘却のスクロールは魔力のスクロールの完全互換。
スペルを使う前に忘れさせるから忘却のスクロールのはずですが、
単なるバリアを張る巻物になってしまいました。
ただし今回は新しい3神器の考察ではありません。
なぜ今回のトライアルデックには従来の3神器が収録されなかったのか?
その理由はアイテム主体のブロック3には神器互換のカードが
計6枚ずつ入るようになっているためなのか?
これを考えてみたいと思います。
魔力のスクロールが6枚入るということはゲームバランスにとって大変なことです。
もしエスリンデックにスクロールが6枚入れられたら
重スペルデックを完封出来る程度には強いということは
すでにデックを触った人には想像がつくことだと思います。
ただし一方で、威力の高い戦闘スペルを打ち消す効果が3枚しか入れられない状態では
ユニットのスペックがどれだけ高く設定されていても
手数の限界でアイテムデックは重スペルデックには最終的に有利が付きません。
大ダメージ効果の戦闘スペルを4枚以上積めば向こうは3回までしか防げないんですからね。
ですからたまには重アイテムデックが重火力戦闘スペルデックを完封できる時代があっても
いいのではないかというのは一定の支持のある意見だと思います。
ですがこの弱点はゲームバランス的には非常に重大な縛りなんですよ。
アイテム単では対抗しきれない状況がある、というところに
スペルアイテムデックの存在価値があるからです。
ここに私が以前作ったヒッポスデックがあります。
使用しているアイテム消耗品と戦闘スペルの内容は
魔力のスクロール、滅びの粉塵、封印の札、カルバレットの閃光玉、ヒッポスの泥団子、
プロテクション、フラッドフィスト、オーシャンタイドです。
アイテムよりに計8種類も使った重対抗デックですが、
戦闘スペルの内容をよく見るとプロテクションは頑強の薬、オーシャンタイドは大きな大きな岩に置き換えて
ほぼジャイアントデックで互換可能です。
すでにジャイアントデックと比較してヒッポスデックのアドバンテージは
戦闘スペルキャンセルのカードが魔力のスクロール、フラッドフィストの計6枚入ることくらいしかありません。
これは形の良く似ているヒッポスデックとジャイアントデックの間だけの特徴でしょうか。
そうでもないと思います。
スペルアイテムデックで優先度の高い戦闘スペルカードというと
フリーズブリーズやサンドカーテンなどの戦闘スペルを防ぐためのカードが中心ですから。
欲しいのは4枚目以降の魔力のスクロールの代わりなんですね。
3種の神器が計6枚入るということは、
アイテム枠だけであらゆる状況に対応できてしまうかどうかの線引きとなります。
具体的に言うとわざわざスペルとアイテム両方混ぜるデックを組むメリットが薄れてしまう。
使いたいユニットが両方の枠を持っていたときにそれに合わせて両方混ぜるだけで
まさにその戦闘スペルカードが欲しいから入れるというニーズがなくなってしまう。
それだと相手のスクロールと粉塵の両方を機能させてしまうデメリットと釣り合わなくなってくる。
アイテム単デックは一色の常備能力枠しか使っていないデックなんだから
1色でなんでも出来てはいけないのです。
ブロック3が、単にクリスタルランスみたいな特殊な戦闘スペル中心の
それで均衡のとれるデザインになっているのかもしれませんけど。
長い前置きを経てそろそろ本題です。
では結局のところ、ブロック3には従来の3種の神器も一緒に封入されていると思いますか?
何人かの意見を伺いましたが、入っている派と入っていない派の意見は拮抗していましたね。
またその根拠はそれぞれに説得力のあるものでした。
封入肯定派の根拠のその1
マテリアル3神器では装備品を破壊できない。
ブロック3に装備品を破壊する消耗品は必要なはず。封印の札が別に封入されている。
封入肯定派の根拠のその2
元祖3神器が封入されていないのであればわざわざ名前を変えて出す意味が無い。
タイプマテリアルでコンボを作りたいならタイプ必携七つ道具でも作れる。
否定派の根拠のその1
仮に従来の3神器も封入されていると仮定した場合、
ガルシルトに計6種類のカードがまとめて封入されている可能性が高い。
カードプール100種類しかないのにそんな出し方をするだろうか。
否定派の根拠のその2
仮に従来の3神器がブロック3に存在した場合、
分解のパウダーが滅びの粉塵の劣化すぎる。
一応タイプマテリアルの有無の違いがあるが、
これまでタイプの有無だけでカードの性能を調整するようなデザインはしてこなかった。
同じブロックに分解のパウダーと滅びの粉塵が同居しているなら
何らかの形で分解のパウダーの強みを残したデザインにするはずで、それをしていないのは不自然。
わたしは否定派の根拠のほうに若干の信憑性を感じますね。
確かに分解のパウダーが不自然すぎる。
封印の札がなくなって装備品を破棄出来ない問題はどうでしょう。
「別に装備品を破壊できなくてもかまわない」、
「ブロック3に装備品はない」、
「他に装備品破壊の消耗品は用意されている」、
もっともらしい理由は付けられなくもないですね。
ブロック3に装備品が無いということはあるでしょうか。
ルールブックのP10には(トライアルデックには、「装備品」のカードは存在しません)
とあります。
確かに入っていませんでした。
「トライアルデックには、」ということはブースターパックには入っているんでしょうか。
あるいはブースターパックには入っているとは別に一言も書いていないでしょうか。
真相はいかに。
わたしが一番注目しているのは、能力、スペル、アイテムのキャンセル消耗品が
従来のものからリニューアルされたということです。
魔法のロープは1D点ダメージが非常に使いやすくなっていますね。
もともと特殊能力は止められてもその後の相手の反撃さえ止めることが出来れば
ユニットは消耗しないので、
自爆互換の使用者を破棄する能力であろうと使うことにリスクがなさすぎた。
せめて1D点でもダメージが発生することで
小型の特殊能力が使い辛くなりました。
分解のパウダーはまさかの滅びの粉塵の劣化互換。
タイプマテリアルが付いているとはいえ魔法生物を破壊する効果が失われて
その見返りの強化が見当たりません。
今までになかったデザインです。
忘却のスクロールは魔力のスクロールの完全互換。
スペルを使う前に忘れさせるから忘却のスクロールのはずですが、
単なるバリアを張る巻物になってしまいました。
ただし今回は新しい3神器の考察ではありません。
なぜ今回のトライアルデックには従来の3神器が収録されなかったのか?
その理由はアイテム主体のブロック3には神器互換のカードが
計6枚ずつ入るようになっているためなのか?
これを考えてみたいと思います。
魔力のスクロールが6枚入るということはゲームバランスにとって大変なことです。
もしエスリンデックにスクロールが6枚入れられたら
重スペルデックを完封出来る程度には強いということは
すでにデックを触った人には想像がつくことだと思います。
ただし一方で、威力の高い戦闘スペルを打ち消す効果が3枚しか入れられない状態では
ユニットのスペックがどれだけ高く設定されていても
手数の限界でアイテムデックは重スペルデックには最終的に有利が付きません。
大ダメージ効果の戦闘スペルを4枚以上積めば向こうは3回までしか防げないんですからね。
ですからたまには重アイテムデックが重火力戦闘スペルデックを完封できる時代があっても
いいのではないかというのは一定の支持のある意見だと思います。
ですがこの弱点はゲームバランス的には非常に重大な縛りなんですよ。
アイテム単では対抗しきれない状況がある、というところに
スペルアイテムデックの存在価値があるからです。
ここに私が以前作ったヒッポスデックがあります。
使用しているアイテム消耗品と戦闘スペルの内容は
魔力のスクロール、滅びの粉塵、封印の札、カルバレットの閃光玉、ヒッポスの泥団子、
プロテクション、フラッドフィスト、オーシャンタイドです。
アイテムよりに計8種類も使った重対抗デックですが、
戦闘スペルの内容をよく見るとプロテクションは頑強の薬、オーシャンタイドは大きな大きな岩に置き換えて
ほぼジャイアントデックで互換可能です。
すでにジャイアントデックと比較してヒッポスデックのアドバンテージは
戦闘スペルキャンセルのカードが魔力のスクロール、フラッドフィストの計6枚入ることくらいしかありません。
これは形の良く似ているヒッポスデックとジャイアントデックの間だけの特徴でしょうか。
そうでもないと思います。
スペルアイテムデックで優先度の高い戦闘スペルカードというと
フリーズブリーズやサンドカーテンなどの戦闘スペルを防ぐためのカードが中心ですから。
欲しいのは4枚目以降の魔力のスクロールの代わりなんですね。
3種の神器が計6枚入るということは、
アイテム枠だけであらゆる状況に対応できてしまうかどうかの線引きとなります。
具体的に言うとわざわざスペルとアイテム両方混ぜるデックを組むメリットが薄れてしまう。
使いたいユニットが両方の枠を持っていたときにそれに合わせて両方混ぜるだけで
まさにその戦闘スペルカードが欲しいから入れるというニーズがなくなってしまう。
それだと相手のスクロールと粉塵の両方を機能させてしまうデメリットと釣り合わなくなってくる。
アイテム単デックは一色の常備能力枠しか使っていないデックなんだから
1色でなんでも出来てはいけないのです。
ブロック3が、単にクリスタルランスみたいな特殊な戦闘スペル中心の
それで均衡のとれるデザインになっているのかもしれませんけど。
長い前置きを経てそろそろ本題です。
では結局のところ、ブロック3には従来の3種の神器も一緒に封入されていると思いますか?
何人かの意見を伺いましたが、入っている派と入っていない派の意見は拮抗していましたね。
またその根拠はそれぞれに説得力のあるものでした。
封入肯定派の根拠のその1
マテリアル3神器では装備品を破壊できない。
ブロック3に装備品を破壊する消耗品は必要なはず。封印の札が別に封入されている。
封入肯定派の根拠のその2
元祖3神器が封入されていないのであればわざわざ名前を変えて出す意味が無い。
タイプマテリアルでコンボを作りたいならタイプ必携七つ道具でも作れる。
否定派の根拠のその1
仮に従来の3神器も封入されていると仮定した場合、
ガルシルトに計6種類のカードがまとめて封入されている可能性が高い。
カードプール100種類しかないのにそんな出し方をするだろうか。
否定派の根拠のその2
仮に従来の3神器がブロック3に存在した場合、
分解のパウダーが滅びの粉塵の劣化すぎる。
一応タイプマテリアルの有無の違いがあるが、
これまでタイプの有無だけでカードの性能を調整するようなデザインはしてこなかった。
同じブロックに分解のパウダーと滅びの粉塵が同居しているなら
何らかの形で分解のパウダーの強みを残したデザインにするはずで、それをしていないのは不自然。
わたしは否定派の根拠のほうに若干の信憑性を感じますね。
確かに分解のパウダーが不自然すぎる。
封印の札がなくなって装備品を破棄出来ない問題はどうでしょう。
「別に装備品を破壊できなくてもかまわない」、
「ブロック3に装備品はない」、
「他に装備品破壊の消耗品は用意されている」、
もっともらしい理由は付けられなくもないですね。
ブロック3に装備品が無いということはあるでしょうか。
ルールブックのP10には(トライアルデックには、「装備品」のカードは存在しません)
とあります。
確かに入っていませんでした。
「トライアルデックには、」ということはブースターパックには入っているんでしょうか。
あるいはブースターパックには入っているとは別に一言も書いていないでしょうか。
真相はいかに。
それで、その理由としては、ブロック対抗を行う際、ブロック3に粉塵が入ってしまうと、ブロック2の魔法生物デッキが完全に封殺されてしまうから、と考えています。基礎地が同じだけあって、防御力を上げるカードがブロック3の方が充実していて、打点も高い。
正直、これ以上に負荷がつくと可能性が消えてしまうので、効果を無くしたんじゃないかと。
という意見をよく聞いていましたが(実際には販売的にそうすると旨味が減るので、メーカーサイドとしてはやれてもやりたくないでしょうが)、そういうことをせず各段にそれぞれ封入していたと言う事はいずれ内容を変えたいor無くしたい。などがあったときにも対応できるようにしていたと思われ、三種の神器が今後もずっと出続ける保証は元より無かったと思っています。
そして、ブライアー・ピットやリジェネレーションなどを見る限り、ユニットのインフレ化に反比例するかのように完全下位とは言わないまでも許容できる範囲で効果を下げられ、ユニットとのバランスを調整されていると思っていました。
今回であれば、分解のパウダーはタイプ:マテリアルを利用した特殊能力などを用意して滅びの粉塵の完全下位にはならずとも内容自体は引下げられているのでは。と考えています。
魔力のスクロールにしてもブロック1のプリズム・ブレイクと比較すればシングル以上デュアル以下で消耗品のバランスとしては丁度良い程度に収まっていると思えますが、ブロック2のスペル・バリアと比較するとデュアル以上となり、かなり高い効果水準になっていると思っていたので自分としては三種の神器互換が出るとしたらその時点でダメージが消されるのでは。と考えていたくらいですが消耗品押しの今セットではそこまでにはならなかったようですね。
装備品破棄が無くなったのは、ユニットの死亡や破棄がなくなったように今後の方針的にそういう流れにしていくという意味ではないでしょうか。
実際、今は装備品破棄があるせいでドラジェなり魔法生物なり、よほど装備品特化で高い戦闘力を出せる専用デックでない限り装備品が使われることがありません。
装備品も消耗品のようにもっと気軽に、いろんなデックで使ってほしい。と考えるのであれば装備品破棄の存在は厄介だったと思います。
そういう環境に合わせた調整をするためにも三種の神器がこのままずっと出続けるのもオールブロック使えるパックを出すのもダメなのでしょう。
スクロールも粉塵も2ブロック続けて販売されて見飽きましたし。
役割はほぼ同じなので気休め程度ですが、ちょっとでも目新しさを出したいと思ったのではないでしょうか
ブシオープンができて重アイテムがスペル対抗6積みしようが、それならそれでメタが回るでしょうし(相手が同じアイテム単の場合ゴミが6枚になります)。
私としては完全に同じ名前と効果のカードを出され続けるより、こんなふうに少しづつ変えて出してくれたほうが嬉しいです