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白鳩ブログ:呪紋型ドラゴン セルペンス

2016年06月06日 06時51分46秒 | カード情報(グリンウィンド・サガ)
波紋+10をもつ青のユニット。
黄色のガンガーダラと同じスペックのユニットだけど、
タイプドラゴンである分だけたぶんガンガーダラより強いね。
ガンガーダラが収録されたのは1年前。
そろそろ基本カード群の再収録の時期なので、
ガンガーダラを再収録するならタイプナーガ/ドラゴンに書き換えてほしいと思う。

タイプ星座でスピードA+、それに波紋+10だから
星座デッキの確定レギュラーだけど、ペルセウスデッキに入れてもいい。
ペルセウスデッキも、そろそろ勝てるデッキになってきたように思う。
別にペルセウスデッキのパーツが大して増えたとは思わないが、
デッキの種類が単純に増えたことでペルセウスデッキに対策のないデッキも
みられるようになってきた。
そこで何戦か使ってみるとたまに勝てる。
ペルセウスのアビリティで安定して100点以上のダメージを出すことくらいは
難しくなくなったので、あとは先攻取って、相手にリアクションがなければ勝てる。
少なくとも星座デッキよりは。

星座デッキの追加カード(タイプ星座全体で見ても)の中でも
トップクラスに優秀なカードなのだが、
このクラスがトップの優秀さである時点で星座のカードの弱さが分かる。
今回収録されたタイプ星座のカードはアストライアの裁きの流星とラードーンとこれ。
裁きの流星もラードーンも星座デッキの運用をさらに難しくさせるカードである中、
セルペンスの優秀さが光る。
星座はアストライアの流れ星やオリオンの矢を決めるためのデッキ。
アストライアの星の怒りは星座ユニットを4体並べれば+40点になるが
セルペンス2体を並べると合計で+60点になる。
ここまで出来たらやれそうな気がしてくる。
オリオンの矢のダメージは190点。
オリオンの隣のセルペンス1体をアンドロメダに変えても同じく190点なので
アンドロメダの性能に代替できるユニットが増えたと考えればだいぶ動かし易くなった。

なのだが、星座デッキで勝つというのは至難だ。
まず星座デッキは先攻が取れない。
先攻が取れるのは相手があえてギアチェンジせず譲ってくれた時だけであって、
先攻後攻の決定権は相手プレイヤーが一方的に持っているものと思ってよい。
こちらが先攻を取れるのは相手が後攻を欲しかった時だけである。
次に星座デッキはアビリティ攻撃のデッキであるが、
そのアビリティダメージダメージ量はリアクションで上げることはほとんどできない。
つまりこちらのアビリティ攻撃によって何点のダメージが発生し、
それを防げるか防げないかは相手はファストタイミングの時点ですでに知っている。
であれば相手プレイヤーは、先攻を取り、こちらのユニット配置を見て、
完全な詰将棋でどうユニットを動かせば勝ち、どう動かせば負けるのか、
ファストタイミング終了時点で計算し尽くすことが出来る。
星座デッキが勝つにはどう動かれても勝てる万全の態勢を作りだすか、
手札に意表を付けるカードを握っておくか、
相手のプレイミスを期待するかしかない。
星座デッキとの対戦に慣れたプレイヤーは珍しいので、ミスで負ける人も居るのは確かだが
そういうのはわたしは星座デッキの勝ちとは認めない。

わたしが星座デッキでやっているパターンは、
生存キャスター側にオリオンとアンドロメダを配置し、
手札にポセイドンの怒涛とヘルメスのきまぐれを握るという技。

相手はこちらの編成を見た時点で、
先攻で初手S&Sアタックをするのは危険であるという事は分かる。
青青デッキであるのだからポセイドンの怒涛を警戒するのは当たり前であるし、
仮にS&Sアタックは通ったとしてもこちらの後攻1手目でオリオンの矢で
残ったМサイズをブレイクされたら負けそうだという事も見れば分かる。
(相手手札にレジストがあって、150点のアビダメに耐えられる場合はこの時点で負け確)
とすれば、相手の先攻初手の定石解は生存キャスター側Мユニットの単騎パンチだ。
これは多くの焼き系デッキを沈めてきた定番の動きの一つである。

幸い、青にはこの回答に対する返答となり得るカードがある。
それがヘルメスのきまぐれ。
このカードでチェック状態のМサイズを全損キャスター側に、
ノーマル状態のМサイズ(BPも低いはず)を生存キャスター側に入れ替えてから
オリオンの矢を撃てばよい。
これで相手のノーマル状態のユニットはSサイズ2体しか残らないことになるが、
こちらの手札にはまだポセイドンの怒涛があるというわけだ。
ヘルメスのきまぐれ、オリオンの矢、ポセイドンの怒涛、
全部使っても7ログしか使っていないので2ターン目でも完成する。

これなら勝てそうだと思いました?
これがなかなか決まらないんだよなぁ。