ゴーギャンの絵を初めて見た

私がゴーギャンについて知っていることと言えば

「ゴッホと同居していたけど、なかなか大変だった人」
「タヒチの裸の女性の絵を太い線で描いた人」
「江戸時代の吉原に居続けの絵師みたいに、タヒチにどっぷりだった画家」
そんな事くらいだった。

今回初めて来た絵は、彼の最高傑作と言われているそうだ。
彼はもう死ぬつもり、死んでもいいつもりで、これを完成させた。

彼の人生で、つまり人間の人生で出会う様々なことを
順番など無視して、象徴的な女性の形で表している。
彼にとっての女性って、彼の中の要素を形にしてくれる存在だったんだな。
異性としての女性をこよなく愛し、また自分の内面としての女性を愛し、
彼は常に何かを求めていたみたいだ。




絵の左の端っこに描かれた老婆。
死を怖れながらも受け入れた、と会場内に作品の解説があった。
死は最後に来るから端っこに描かれた？



実際に見たこの絵の老婆は、私には
受け入れながらも死を憎んでいる。
そして憎んでいながらも哀れんでいる。
そんな風に感じられてならなかった。

この大きな絵の左端に立って、私の顔と向き合わせるように見たら
死から助かることのできない人間(私)、それを哀れんでいるかのようだった。



《我々はどこから来たのか　我々は何者か　我々はどこへ行くのか》　
作品解説
http://www.gauguin2009.jp/items4.php

二度目の道

この先がどうなっているか、私は知っている。
でも何があるかは問題じゃない。
行くかどうかなの。

この道の先にはね、さらに道があるのよ。

今日のベルク 半熟卵は垂らしやすい

人になりたかった女神

桐野夏生『女神記』に涙とまらず。
消えることのない怨みを抱いて、決して死ぬことができないむごい運命。
愛ってなんなのだろう。

ビルの二つの顔

昼の顔



黄昏の横顔

百合姫

今夜は百合姫になった夢を見よう。
明日の朝はしおれていてもいい。
夢の中では白くなりたい。

白いランプ

清浄な色、それなのになんだか扇情的な形状。
夜になったら私を照らしてください。

ぐにゃり

暑さで曲がったわけではない。
上から視線でなぞっていくと、地上に来る前にフラッとする。

中村ハルコ写真展「光の音－pure and simple」 再び東京で！

写真集「光の音－pure and simple」は、夏も冬もページをめくりたくなる。
ページをめくると、自分の心のページも切り替わるような気がする。
東京でも8月24日から9月12日まで
西早稲田のビジュアルアーツギャラリー・東京で写真展がある。



先日行われたスライドライブでギターを演奏したダニエルさん



ポストカードです

銀座の陽射し

あら、ここはパリ？



南フランス？



いいえ、やっぱりランチタイムのTOKYO



こういうポリバケツって外国もあるのかしら



どこでも女性はたくましいのよ



手描きっていい



オンボロ日傘でも陽にかざすと綺麗に見える

『Time to say goodbye』

鳩の一年と人間の一年は同じ長さなのだろうか

鳩には腕がない、人間には翼がない

裸の枝豆

つるっと裸に剥いた枝豆は、小さくて恥ずかしそうで可愛いな。

お弁当に入れた残りの枝豆と、同じく残りの鮭フレークを食べ切ってしまおう。
残りの冷めたご飯に乗っけて、お酢をかけた。
私の朝ごはん。

暗い真昼

ある日いきなり、そこへ足を踏み入れられなくなったら
この場に座り込んで、ただ途方にくれるでしょう。
もう二度と立てないでしょう。

来た、夏が、来た！

7月12日の出演者

MASARUバンド


心音(SHINON)


ダニエル


宮原彩