太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ハワイ島で海に落ちる溶岩を見よう、の旅  2

2017-03-01 07:23:20 | 旅行
溶岩を見るボートの時間は4時半。

ヒロから1時間ほどだというので、3時ごろヒロを出る。

問題はひとつ。船酔い。

私は飛行機も船も遊園地もダメだが、飛行機は平気な夫も船と遊園地はダメ。

だから、この日は朝から食事は控え目にして、生姜の飴を持って、酔い止めも飲んだ。


50分ぐらいで、アイザックビーチに到着。

ところが、いったいどこでどういう手続きをして船に乗るのかまったくわからない。

そこはただのビーチパークで、バーベキューしたり泳ぐ人々がいるだけだ。

案内の紙には、4時から受付を始めると書いてあるが、いったいどこで??

このパホアという地区は、法律的でないアクティビティなどがけっこうあると、ハワイ島出身の同僚に聞いていたので

4時半も過ぎ、もしかしたら船に乗れないのかもと思い始めたとき、

たくさんの人を乗せたボートが車に引かれて駐車場の中をこちらに向かってくる。

トイレの横の広場に人が集まっていて、「4時半」という声が聞こえた。

「きっとあそこ、あそこだよ!」

走ってゆくと、ちょうど私達の名前を呼ばれたところだった。




これが船。

脚立を上って乗船する。50人ぐらい座れる。

私達のツアーも、その前のツアーも満席だ。




カメラを抱え、簡易ポンチョでご機嫌な夫。



車に乗せたまま海に入り、そこからボートは信じられない速さで進む進む。

体感でいくと、時速120キロぐらい。

私達は通路側だったから時々しぶきが当たるぐらいだったけど、先頭や外側に座った人はけっこう濡れたと思う。

35分ぐらい走ると、なにか見えてきた。











絶壁の穴から流れ出た2000度の溶岩が、海に落ちている。





船は溶岩から数メートルのところで20分ほど旋回していた。

熱気が顔にあたる。

キャプテンが海水をバケツに汲んで、船内をまわってゆく。いい湯加減のお風呂だ。

「ここで釣りをすると便利だよ、既に料理されてるからね」

なんて冗談に笑いながら、みんな興奮してカメラをシャッターをきる。

こんな至近距離で見られると思わなかった。



帰りも35分ぶっ飛ばす。

ときどき船が浮いて、どかんと海面に落ちる。

10分ぐらいすると、胃がムカムカしてきたような・・・・

酔いそうなときは目を閉じて、自分の殻に入るに限る。

なんとか酔わずに陸につく。



夫の叔母は、20年ぐらい前から何度かこういうボートで挑戦しているけれど、

溶岩が流れたあとばかりで、一度も溶岩を見たことがないという。

自然現象だから仕方がない。

だから私達はかなりラッキーだったのだ。







今日はあまり食べていないので、猛烈におなかがすいた。

いそいでヒロに戻り、ペストというレストランで夕食を食べた。

空腹すぎて、写真を撮るのを忘れた・・・・





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