太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

緑の屋根

2018-01-15 12:09:03 | ハワイの自然
我が家の庭に、モンキーポッドの樹がある。

モンキーポッドは、日立製作所のTVコマーシャル『この木なんの木』のモデルになった木だ。

ハワイでは、そこいらじゅうで見かける。



手前右側の背の高いのがモンキーポッド。

30年前にこの家を買ったときに夫の父が1mほどの苗木を植えたのが、今ではこの大きさである。

左側の建物が私たちの居住スペースで、この樹が大きく枝を広げて日陰を作ってくれるおかげで

夏の夜も暑さ知らず。





庭を表にまわりこんだ所が両親側の家で、そこには屋根を覆う大木がない。

夫の両親の寝室も2階部分にあるのだが、夏は昼間屋根に蓄積された熱が夜になってもドカドカと部屋にこもり、

扇風機を数台まわさないと眠れない夜が、ひと夏に数日あるという。

緑の屋根のありがたさ。








ビワが大きくなった。

昨年2月にハワイ島に行ったときに、ファーマーズマーケットで買ったビワの実の種を蒔いた。

ほぼ1年で、こんなに育った。

1枚の葉の大きさは、15センチ以上ある。

ビワの実が収穫できるまで、あと何年かかるだろう。






ガーデニングはもっぱら両親の仕事で、私は猫達を外で遊ばせるときぐらいしか庭に出ることがない。

12月は雨が多かったこともあり、今日は久しぶりに庭を歩いた。

一抱え以上もあるモンステリアの葉や、ヘリコニアの赤い花が太陽の下で輝いている。

絵の題材にするのに、どこかでスケッチしなくてもここにたくさんあったのだ。

バナナももうすぐ収穫できそうだし、

アボガドも、ライムの木も、グレープフルーツの木も、ずっと大きくなっていた。

私が知らぬまに咲き、知らぬまに散ってゆくたくさんの花々。

なぜか急にもったいないような気持ちになった。

心にゆとりをもって、庭の草木ともっと触れ合おうと思う。





一輪だけ思い切りよく咲いたハイビスカス。

てのひらを広げたよりも大きい、大輪だ。











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