昨日、仕事を終えて帰ろうとしたら、駐車場にとめてあった車の左前がべっこりとへこんでた。
ああ、そのときのショックといったら・・・・・・・
従業員用の駐車場で、昼間は従業員は車を動かさないから従業員ではない。
観光牧場の敷地を借りているので、そこの作業員がよく出入りしているから
きっとその中の誰かがぶつけて逃げたに違いない。
昨年、日本食スーパーの駐車場で自損したのと同じ場所。
自分でやったならあきらめもつくが、当て逃げはあんまりだ。
職場の人は、まず警察を呼んでリポートを作らないと保険でカバーできないから警察を呼ぶべきだよ、と言ったんだけれど
先に夫に電話したら、いいからそのまま帰ってきな、という。
どうせ保険なんかおりないんだし、運転できる状態なら帰ってこいと。
その夜は街に出て映画を見る予定で(ちなみに日本映画の「万引き家族」)チケットも買ってあった。
警察を呼んで待っていると、映画はあきらめないとならない。
車の中で、私の後ろの人たちにひとしきり罵詈雑言を言い、
逃げたやつなんか、うーーーーんと痛い目にあっておしまい!!と呪い爆発。
そのまま家に帰ると、夫はちらっと車を見ただけで、一言も触れず、ふざけたりしながら食事して映画に行った。
映画はおもしろくて、満足して帰ってきたら、友人のVICKYからメッセージがきてた。
老舗のギャラリーがホノルルにあって、そこのオーナーが私の作品を店に置きたい、という話。
VICKYはグラス・アーティストで、何年もそのギャラリーに作品を置いている。
私はさんざん彼女から、作品を持って行けば?と勧められていたんだけれど、断られるとショックという
意気地のない理由で腰が上がらない。
業を煮やしたVICKYが、自分がそこに行く用事があるときに、私の作品をいくつか持っていって
オーナーに見てもらうように置いてきてくれたのが数週間前。
ちょうどそのタイミングで、そのことを何も知らない夫の両親がたまたまそのギャラリーに行き、
そこにいた人に、実は息子のヨメがアーティストで・・・という話になり、じゃあ作品をメールで送ってください、
といって名刺をくれた。
その人が、オーナーだった。
すでにVICKYが作品を持っていって、返事待ちのときだったから、メールをする前にVICKYに話すと
改めてオーナーに返事の催促のメールを送ってくれて、その返事が昨日来たというわけ。
オーナーはとても私の作品を気に入ってくれて、同時に私のところにもメールをくれた。
そこに置けたらいいなあ、と思っていた願いが叶った。
当て逃げとギャラリーのはなしは、いっけん何の関係もないようにみえるけど
昨夜、VICKYのメッセージを受け取ったあとで思った。
あのとき、警察を呼ばないで、 楽しいと思うことを優先してやってよかった、 って。
ぶつけられた、逃げられた、あたまにくる、そういう思いはもっちろん爆発したけど、
いつまでもその思いをひきずっていたって仕方がない。
それで車が元に戻るわけでもなし。
二度も同じ場所をやったから、これはきっと左前方が注意散漫になってるよ、ということなんだよ、
と友人が言った。
昨年の自損のときはバンパーが外れて、ドアも凹んで運転できなかったけど
今回はバンパー部分だけだから運転に支障なし。
職場の人が、来週、内側から叩いて凹みをもとに戻してあげる、完璧にはならないとは思うけど、と言ってくれた。
今日になって、夫も同じことを言った。
起きてしまったことに対して、どんなふうにも思うことができる。
もしかして私が負うべき、逃げられない出来事であるなら、人身でもなく相手もない(そりゃ逃げたからね!)
と思えば、まあ多少はラッキーだったということに、むりやりできないこともない。
どんなふうにみえる出来事も、その意味は大吉にもなれば大凶にもなる。
私が大吉だと思えば、それは大吉になり、
大凶だと思えば、それは災難のまま私の人生の記録に残る。
逃げたやつに呪いもかけたし、そうでなくても自分のしたことのツケはどこかで払うことになる。
そんな大波の土曜日であった。
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ああ、そのときのショックといったら・・・・・・・
従業員用の駐車場で、昼間は従業員は車を動かさないから従業員ではない。
観光牧場の敷地を借りているので、そこの作業員がよく出入りしているから
きっとその中の誰かがぶつけて逃げたに違いない。
昨年、日本食スーパーの駐車場で自損したのと同じ場所。
自分でやったならあきらめもつくが、当て逃げはあんまりだ。
職場の人は、まず警察を呼んでリポートを作らないと保険でカバーできないから警察を呼ぶべきだよ、と言ったんだけれど
先に夫に電話したら、いいからそのまま帰ってきな、という。
どうせ保険なんかおりないんだし、運転できる状態なら帰ってこいと。
その夜は街に出て映画を見る予定で(ちなみに日本映画の「万引き家族」)チケットも買ってあった。
警察を呼んで待っていると、映画はあきらめないとならない。
車の中で、私の後ろの人たちにひとしきり罵詈雑言を言い、
逃げたやつなんか、うーーーーんと痛い目にあっておしまい!!と呪い爆発。
そのまま家に帰ると、夫はちらっと車を見ただけで、一言も触れず、ふざけたりしながら食事して映画に行った。
映画はおもしろくて、満足して帰ってきたら、友人のVICKYからメッセージがきてた。
老舗のギャラリーがホノルルにあって、そこのオーナーが私の作品を店に置きたい、という話。
VICKYはグラス・アーティストで、何年もそのギャラリーに作品を置いている。
私はさんざん彼女から、作品を持って行けば?と勧められていたんだけれど、断られるとショックという
意気地のない理由で腰が上がらない。
業を煮やしたVICKYが、自分がそこに行く用事があるときに、私の作品をいくつか持っていって
オーナーに見てもらうように置いてきてくれたのが数週間前。
ちょうどそのタイミングで、そのことを何も知らない夫の両親がたまたまそのギャラリーに行き、
そこにいた人に、実は息子のヨメがアーティストで・・・という話になり、じゃあ作品をメールで送ってください、
といって名刺をくれた。
その人が、オーナーだった。
すでにVICKYが作品を持っていって、返事待ちのときだったから、メールをする前にVICKYに話すと
改めてオーナーに返事の催促のメールを送ってくれて、その返事が昨日来たというわけ。
オーナーはとても私の作品を気に入ってくれて、同時に私のところにもメールをくれた。
そこに置けたらいいなあ、と思っていた願いが叶った。
当て逃げとギャラリーのはなしは、いっけん何の関係もないようにみえるけど
昨夜、VICKYのメッセージを受け取ったあとで思った。
あのとき、警察を呼ばないで、 楽しいと思うことを優先してやってよかった、 って。
ぶつけられた、逃げられた、あたまにくる、そういう思いはもっちろん爆発したけど、
いつまでもその思いをひきずっていたって仕方がない。
それで車が元に戻るわけでもなし。
二度も同じ場所をやったから、これはきっと左前方が注意散漫になってるよ、ということなんだよ、
と友人が言った。
昨年の自損のときはバンパーが外れて、ドアも凹んで運転できなかったけど
今回はバンパー部分だけだから運転に支障なし。
職場の人が、来週、内側から叩いて凹みをもとに戻してあげる、完璧にはならないとは思うけど、と言ってくれた。
今日になって、夫も同じことを言った。
起きてしまったことに対して、どんなふうにも思うことができる。
もしかして私が負うべき、逃げられない出来事であるなら、人身でもなく相手もない(そりゃ逃げたからね!)
と思えば、まあ多少はラッキーだったということに、むりやりできないこともない。
どんなふうにみえる出来事も、その意味は大吉にもなれば大凶にもなる。
私が大吉だと思えば、それは大吉になり、
大凶だと思えば、それは災難のまま私の人生の記録に残る。
逃げたやつに呪いもかけたし、そうでなくても自分のしたことのツケはどこかで払うことになる。
そんな大波の土曜日であった。
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