太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

キッシュ

2017-12-25 09:37:08 | 食べ物とか
クリスマスの朝食に、キッシュを焼いた。






友人のジュディスがときどき焼いてくれるキッシュが、すごく美味しいので作り方を教えてもらったのだ。

作り方もなにも、材料を混ぜて焼くだけ。

ビスクイックという、パンケーキミックスが半カップ。

ビスクイックは商品名で、パンケーキミックスならなんでもいい。

日本のホットケーキミックスには砂糖が入っているので、パンケーキミックスでないとだめ。

溶かしたバターが4分の1カップ。

卵3つ。

牛乳が1カップ半。

チーズ(何種類か混ぜるとおいしい)を最後にたっぷりふりかけて焼く。

中身はなんでもいい。

私が好きなのは、炒めた玉ねぎとハムかベーコン、上にトマトを乗せたの。

250度に温めたオーブンで10分、180度に下げて25分焼いてできあがり。




まったく簡単で、失敗しようがない。

でも、簡単にいかないのが、この私だ。




材料を混ぜて、チーズをたっぷり乗せ、スライスしたトマトをきれいに並べてオーブンに入れた。

が。

牛乳を入れるのを忘れたことに気づいた。

オーブンに入れてしまったし、牛乳がなくてもいいか、と一瞬思った。

材料をみたら、牛乳が1カップ半も入る。

ということは、牛乳はキッシュにとって案外大事なものなのかもしれない。

私は1度入れたものを取り出し、トマトを取り除いて牛乳をジャブジャブと注ぎ、

あらたにチーズを足して、ぐちゃぐちゃになったトマトを乗せてオーブンに入れた。

牛乳を入れたら器の中でキッシュはスープ状態。

キッシュを作るのは初めてで、果たしてこれでいいのか不安になったが、もうあとには引けない。





本来ならトマトがきれいに並んでいるのだけれど、しかたがない。

夫の両親と4人で、朝食に取り分けた。

見た目はアレだけど、味は美味しかった。

家族にも大好評。

ふわふわとしたチーズオムレツみたいなものだ。

牛乳を入れなかったら、きっと大変なことになっていただろう。








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クリスマス イブ

2017-12-25 09:35:52 | 日記
「日本のクリスマスってどんなん?」

この質問は聞き飽きた。

3,4年は正直に説明していたけれど、無宗教に近い文化のクリスマスをクリスチャンの文化の人に

わかってもらおうとすることに無理がある。

「KFC(ケンタッキーフライドチキン)のパーティバーレルを買って・・・」

「えっ!七面鳥は?ハムは?」

「日本じゃ七面鳥は簡単には買えないんだよ」

「それでKFC?なぜ?」

なぜって言われても。

映画『おくりびと』で、クリスマスにKFCのチキンを食べているシーンがある。

あれが日本なんだよ。

「じゃあ、家族で集まってKFCを食べるのね?」

「いや、恋人がいれば、恋人同士で夜景のすてきなレストランかなんかでデートするよ」

「えっ!家族は?」


毎年、このやりとりもいいかげん飽きた。



なので、日本のクリスマスを聞かれたら、こう答えることにしている。



「日本の正月が、アメリカでいうクリスマスみたいなもので家族が集まるんだよ。

だからクリスマスの料理というのも特にない」






クリスマスイブの今夜は、我が家はロブスターを食べた。

なぜかシュートメが張り切ってロブスター、ロブスターと言うので

一人一尾ずつ、オーブンでバターをかけて焼いたロブスターにかぶりついた。

明日は親しい人を少しだけ招いて、クリスマスパーティだ。






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