太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

かぶとむしの毒

2016-01-29 21:22:57 | スキンタグの話
スキンタグどころじゃない。

再びの再び、あのモラスカムが発生したのだ。

首にできたのは、あまり目立たないが、額にひとつあるのが

どんどん大きくなっているように思う。


めんどくさいなーと思いつつ、延ばし延ばし。

ようやく予約をとって、またあの皮膚科に行った。

額にあるのは、前回、あまり醜くなるといやだからと思って

早めに薬を拭き取ったせいで、結局治らなかったのだけれど、

今回はもう腹をくくって、強い薬をつけてもらうことにする。


「どうして私だけこんなものができるんです?」

Drに言っても仕方がないが、やり場のない質問をぶつけてみる。

これは子供から感染することがわかっているが、子供がいない私は、職場しか考えられない。

しかし職場で働くほかの仲間は誰にも感染していないのだ。


「やっぱりねえ、免疫力の問題じゃないかと思うんだよねえ。

風邪を引きやすくなったとか、そういうことない?」


「いーえ」


「サプリメントで亜鉛とビタミンAを摂ってみて。免疫にいいよ」



今回は18箇所にクズリを塗る。

「その薬は何なんですか」

興味がわいたので聞いてみた。

Drケビン、待ってましたというように、ぺらぺらと早口で説明してくれる。

以下、私の解釈。


かぶとむしの毒から抽出した成分で、非常に強いけれど人体には安全なもの。

体全体に塗ったら死ぬけど。




かぶとむしって毒あった?

毒で毒を制すって言葉あるけど、それ?

いや、なんかぜんぜん違うような気がしてきた。



その晩、塗ったところが盛大に水脹れになった。

こすると痛いので、バンドエイドを貼るのだけれど、バンドエイドの糊もまた

皮膚を痒くするので、長くは貼っていられない。

仕事には、スカーフをしていくことにした。

制服が黒いので、どんなスカーフでも合うのだが、暑がりの私には暑苦しい。

額のでかいやつは、仕方がないのでそのまま放置。

ものもらい、といい、これといい、醜いのにももう慣れた。



1週間たって、痛みもかゆみもなくなったが、しっかりと赤黒いので

まだスカーフは必要。



気がついてみれば、モラスカム発生以降、スキンタグがどこかに消えた。

モラスカムとスキンタグは同時に発生できない仕組みなのか。

どう見てもスキンタグだけど、モラスカムと同じ薬を塗ったときもあったから、

それで絶滅したのか。



スキンタグにもかぶとむしが効く、ってことだな。





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