太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ウォーターパーク

2012-07-05 08:59:34 | 日記
日本語の生徒のお母さんが、私を ウォーターパーク に連れて行ってくれた。

ハワイには遊園地はないかわりに、ウォーターパークがある。

ジェットコースターは苦手な私も、滑り台なら乗ってみたい。

1度は行ってみたいものだとかねがね思っていたところで、願ってもないお誘いにワクワクしていた。


「とにかくものすごく暑くて乾いているから、厳重にサンスクリーンを塗るのと、大量の飲み水が必要」

ウォーターパークに行くと話すと、誰もが口をそろえて言う。

「地面が焼けてて素足じゃ歩けなかったわよ。長袖の羽織るものもないと大変」

夫の母は、孫を連れて行ったときのことを思い出してそう言った。

話だけ聞いたら砂漠のような場所じゃないか。



オープンは10時半。

私達が到着したのは10時で、既に10人ぐらいが並んでいた。

生徒とママはゴールドカードというものを持っているので、それを見せれば入れる。

ゴールドカードというのは、ハワイ在住の人だけが買えるパスで、59ドル(!)払うと、年内は何度でも入れて、

駐車場は無料、園内の食事が5ドル安くなるクーポンを毎回もらえる。

普通の入場料は、45ドルで、もし1年以内に2回以上行くなら、ゴールドカードにしたほうがお得。

こういう場所って、高いんだか安いんだかわからない。

結局、私もゴールドカードを買った。


チケット売り場の窓口が1個しかなくて、私のようにゴールドカードを買う人がいると、

お金を払って、氏名住所などを記入して、それを持って次の窓口に行き、お姉さんがPCに全部記入したあと、

その場で顔写真を撮って、カードを作って渡す。

いちいちそんな面倒なことをしなくちゃならないのに窓口1個。(もう一つ窓口はあるけど、そこは閉まっている)

当然長い列ができる。普通のパス買う人も、ゴールドの人も同じ列。

私達は早く来たから、それでも20分ぐらい待てばよかったけれど、後ろを見たら何十人も並んでいた。

効率悪すぎ・・・それなのに、みなさん笑顔でのんびり待ってる。



生徒のママは、ゴールド専用の入り口が開くの待つ、と言って先に中に入った。

「早く入って、良い椅子をゲットするのよ」

食べ物は持ち込めないことになっているので、入り口では、持ち物検査もある。



ようやく入ったウォーターパーク。

それなのに雨。従業員達も「ここで雨が降るなんてねー」と顔を見合わせている。

降ったり止んだりする中を、子供は待ちきれずに私の手を引いて走り出す。



「最初はここから!」ヤル気まんまんの生徒


最初は子供達に混じって私だけ大人という、いわゆる子供用みたいな滑り台をやったんだけど、それでも充分スリルがあって楽しい。

それを数回やったあと、もっと遠くへ行こうと、次々いろんなものに挑戦。

一番怖かったのは、専用マットにうつぶせになって、かなり高い場所から滑り降りる「レース」。




腹の底から声を出す、って最近なかったなーと思いながら

童心に返って声を張り上げる。

生徒のママは、妊娠7ヶ月だというのに、うつぶせになるレース以外は全部やった・・・・・

「妊婦はご遠慮ください」という注意書きの横で、ライフガードに

「ねえ、私妊婦なんだけど、こんなの楽勝よね?」と聞くと「あなたならたぶん大丈夫」と言われる。

ママにはそう言わせる何かがある。

身長175cm、言われるまで妊娠していることがわからなかったという立派な体型、おもいきり健康そう。

いくつか、ちょっとコレはやめようかな、というものもあったんだけれど、

6歳の子供と、妊婦がやる気満々なのに、私がやらない理由はどこにもない。

まあ、どれもすごく楽しくてよかったんだけどね。






天気は相変わらず不安定で、濡れたままのラッシュガードを着ていると寒い。

ビーチチェアの上でタオルをかぶっていると、ママが「はい、これ隠れて食べてね」とサンドイッチとおむすびをくれた。

一体こんなものどうやって??

「妊婦って便利ねー。隠し場所があってさ、ガハハ!!」と言っておなかを叩いてみせた。

サンドイッチはおなかに、おむすびはタオルに包んで持ち込んだらしい。さすがだ・・



閉園は4時。

寒かったので、1時半ごろ切り上げて、近くでショッピングをして帰った。

「来週は水曜日に行くけど、予定あいてる?」

この人たち、毎週行ってるんだ。

もちろん来週も行くともさ。

ゴールドカード買ったし。








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