閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

17年振り

2015-06-01 19:21:29 | 閃き
地元の後輩から案内状が届いた

未だ若かりし頃、地元の自治消防団の役員をしていた時のご縁で、当時の団長を囲む会を設立していた

団長が就任していた9年間、この囲む会は継続していたようだが、いつの間にか消滅していた


ボランティアであるこういった活動は、お勤めが終われば潔く身を引く体制になっていた

いつまでも階級章に拘るのはナンセンスでもあった

我々の同期の役員も年に2回定期的に集まって、旧友を深めている

それが、9年間の役員対象に案内を出し、多くのOBが集まった


日頃いつでも会おうとすれば会えるはずの面々と、一同に介してみて如何に疎遠になっている事に気付かされる

短い間だったが、大変楽しい一時となった


会の成功はなんと言っても幹事を担当した後輩達の努力に依るものだ

低価格で楽しい会を開催するのは簡単では無い

あっという間に時間は過ぎ去り、参加者全員で後片付けを行って参会した


同級生を含めて、ほぼ同年代の輩ばかりの集会は、一応に互いを見つめ合って「老けたなー、どこから見ても叔父さんだ」を繰り返していた

この所、酒を呑まなかった私も、生中を1杯と焼酎の水割りを1杯呑んだところで顔がほてっていた

閉会となる頃には、少し気分も悪くなっていたので、酒好きの豹変だと周りから揶揄された


年に一度、団長が参加できるまで継続する事となったが、旧役員の中にもリタイヤする輩も現れるだろう

歳を重ね、こういった故きを懐かしむ会が開催されるようになると、もはや人生は終盤に差し掛かっていると言わざるを得ない

人はこうして自分の人生を振り返り、懐かしみ、浸り、納得するのであろう

来年も元気で参加できると佳いと考えている
コメント
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