鳥取・島根の旅 ～足立美術館と水木ロード～

連休のおでかけは島根・鳥取の旅でした。
今までに何度か計画しても遠くてなかなか行けなかった、出雲大社へ。




まず初日は移動だけで９時間超え…
さすがＧＷ～



足立美術館
素晴らしくきっちりと手入れされたお庭の見事なこと！
散策を楽しむ庭とは全く似て非なる、額縁の中に閉じこめたような庭。
庭も美術館の一作品ということなんですね。

企画展では橋本関雪の展示があり、私はツボでした。特に
二頭の農耕馬がキコウを噛んで、フレーメンしてる画は
最高に良かったです。
馬の日常をよく捉えてるなあ、って。

ちなみに最後尾で人間も1人参加して、やっぱりキコウをカリカリやってあげています(笑)





そこから境港へ移動。
水木ロードで遊びました。


息子は鬼太郎を知らないのであまり興味がなく、むしろ階段昇降に夢中でした。

宿は米子の皆生温泉でした。
中国地方に泊まるのは初めてで、空気感がとても気に入りました。和むー

ただね、お醤油が特徴的でした。東北の人間には、ちと馴染みがなかったです。

ケータイ紛失からの→→→ソッコー取り戻すまで

人生初!! ケータイ紛失しました。

息子といつも遊びに行く公園で、ポケットから落ちました。その日は息子がグラウンドゴルフの球を追いかけたくて、何度も走りまわり、その都度息子を確保していて…
球を追いかける息子を追いかける母 みたいな。グラウンドゴルフを楽しんでいらっしゃるおじさま方に迷惑かけちゃいけないので、何度もダッシュを繰り返してました。

ケータイで時刻確認して、11時だったのでそろそろ帰るかな…と思った隙にも息子は球を追いかけ始め、咄嗟にポケットにしまったケータイがそのまま落ちたみたい。
落とした場所は限定されていたけど、何しろ緑地の中だし草むらはあるし、探そうとしても息子は球に夢中で走りたがるし…

絶望を感じましたよ。
それでもグラウンドゴルフのおじさまが拾ってくれる希望を捨てず、息子を拘束した状態で探し回りました。汗だくで20分くらい草むらをかき分けたり、往復したりして、ケータイ紛失の絶望感を体験しました。

ケータイが出て来なかったら、撮り溜めた息子の画像が無くなるかも…という絶望。


一旦、公園の管理事務所に落とし物が届いていないか確認することにしました。11時35分に伺ったら、なんと届いていました。11時31分に緑地で拾ったと届けて下さったおばさまがいたそうです。

ありがとうございました～お会いしてお礼を述べることは出来なかったのですが、本当に感謝します。


自宅に帰ると、夫から家電話に連絡が入りました。11時10分頃私のケータイから着信があり、拾って下さったおばさまからだったそうです。「この電話、どちらにお届けしたらいいですか？」と聞いてくださり、夫が管理事務所に預けて欲しいとお願いしたそうです。
ありがとうございました。私が紛失に気付いた時刻とほぼ同じ頃に、拾われていたようです。


以後 注意します。

春の横浜・鎌倉の旅 ②

旅の一日目が惨状と化したその翌日、鎌倉へ向かいました。
私の体調はほぼ回復、息子はまあまあ落ち着いている状態でしたが・・・　この日は夫のテンションが下がりまくり～。

都会の見知らぬ道を運転するのは大変だし、疲れもあったんでしょう。
なんと夫、朝ごはんの段取りもせずに走り出してしまいました。これはとっても危険な行為！！
夫はお腹が空くと思考停止するタイプ。この日も運転中に腹ヘリエンプティーが点灯してしまいました。


鶴岡八幡宮では、階段昇降で遊ぶ息子に振り回され・・・さらに危機的状態に。
こうなるともう、本当に思考停止する人。なんと、知らない街なのに地図やナビも確認せずに運転している夫。
「どこに向かってるの？」と質問しても「わかんない。」「別にない。」「知らない。」などと否定の言葉しか返ってこない状態になります。とりあえず食事をしようと提案しても、夫はしばらく返事をしないで走り続けていました。

・・・まあ、よくあることなんだけどね。旅先ではよくあるんです、こんなことが。

大仏様の位置を確認してから、近くで食事が出来るところを探し、鎌倉のロイヤルホストに入りました。
夫がファミレスを好まない人なので、滅多に入らないんだけど、鎌倉のロイホは衝撃的でした。
まず、シニア客しかいなかった。（平日だしね）
テニスサークル帰りのおばさまとか、品のいいシニアばっかり。
漏れ聞こえてくる会話の、品のいいこと。
鎌倉もおしゃれ。

住宅にはこざっぱりとお花を飾ってあるお宅がとっても多くて、しかも飾り方まで都会的で上品。古くからあるような大きな住宅には程よく手入れされた樹木がバランスよく植栽されていて、住民の品格が見えるような町並みでした。





大仏様の周り（立ち入り禁止エリア）をぐるぐる周回して、楽しく遊んでいた息子です。バチがあたりませんように・・・

横浜も鎌倉も、外国人観光客がとっても多かったです。
中国系と、欧米系ね。


なんか本当に疲れたんだけど、ちょうど桜の季節と重なって、春らしい旅になりました。
でもマジで懲りた。
テンションあがりまくる息子とさがりまくる夫と同行するのはもうイヤ～。

春の横浜・鎌倉の旅 ①

夫がお休みを取れたので、平日の旅をしてきました。ちょうど染井吉野の満開時期と重なり、我が家は横浜へ。この週末は知り合いの皆さんも、名古屋城や浜松城でお花見とか話題になっていました。


私は横浜に行くのが、超久しぶり！記憶をたどったら12年振りとか… お出かけの嗜好が山とか温泉とか田舎LOVEなものですから。


久しぶりに見た横浜は都会、おしゃれ、ステキすぎる!!
息子を遊ばせる目的で、山下公園から赤レンガ倉庫あたりを歩きました。
息子は海と広い公園が大好きなので、テンション上がってました。
上がったというか、壊れました。走る走る走る走る走る走る走る 止まらない息子と、交代で追いかける夫と私。　




ただただ疲れました。
テンション上がり続ける息子と、後追い疲れでテンション下がりまくりの私と夫・・・
夕方には恐ろしい頭痛がしてきて、息子を抱っこして帰るのもやっとの思いで、横浜スタジアム側のホテルに戻りました。
そして寝込み、起きられなくなった私。
部屋に戻ってもテンション上がったまま飛び回っている息子。
疲れと息子の相手で思考停止に陥った夫。
↑↑↑　ありえない惨状～

結局、私が回復しないので夫におつかいを頼み、息子の夕食を調達してもらってから、夫はひとりで中華街に行ってもらいました。
私の頭痛は、たぶん（都会）疲れと海風に当たって冷えたのかと思われます。翌朝には起きられるようになりました。
夜寝るまでずっとハイテンションだった息子も、翌朝にはすこし落ち着いていました。

息子を都会に連れて行くのは無謀だった、ってことですかね。

春のにおい

先日 お友達から指摘されたんですが、空気のにおいを感じるのは少数派らしい。

私は少数派なのか!?
嗅覚と記憶はダイレクトに繋がっているそうな。私も確かに、においで蘇る記憶が多いです。
特に春のにおい、ね。
この季節は気温や湿度と相まって、微かなというか朧気なというか、ほんの一瞬だけ感じるにおいに出会う時期ですよね。

ざっくりと総じて、蘇る新生活の記憶。
春は人生の節目ですからね。就職、転職、出会い、失恋、引っ越し、結婚などなど 私が選んできた節目の季節は春が多かったのかな。長く園芸業界で働いたから、春の繁盛期の記憶も関わっていますし。


今はなぜか朝方の洗面所で、懐かしい記憶が蘇るにおいに遭遇することがあります。園芸の仕事を始めた頃、関東の市場で研修生として一ヶ月程勉強させていただきました。まだ花の名前を覚えながら右往左往するだけの新人でしたが、そういう時の記憶は鮮明なものですよね。
その時お世話になった、市場の寮のにおいを感じる、今日この頃。


不思議なものですね。