白浜学園

白浜学園の日常

すごい話~夜勤について

2018-03-21 12:59:56 | Weblog

「どこの施設でも、夜勤を敬遠して、入所施設の職員を希望する人がいない」という話をT先生にしたところ、

「そうかね。私は、夜勤が好きだった。だって、園生さんと長く、一緒にいられるじゃあないか。ま、夜勤はつらいけどね」

と言われ、一瞬、私はびっくり、そして、目からウロコ!

夜勤を、私も特老で経験していますが、夜勤を楽しい、好きという側面からとらえていなかった気がします。

そんな話を、白浜学園のふたりの主任にしました。ふたりは、夜勤の現役です。

 

◎T主任

T先生は、夜勤が好きだった・・・と言われたということですか?すごいですねー。

私は、夜勤が大変と思う派です。一人夜勤(女性棟)で夜間無事に守れるだろうか・・・と未だに緊張します。投薬や更衣

に追われて、ゆっくりメンバーに関われる時間も持てず、下手したら、メンバーが楽しみにしている、おやつの時間もとれ

ないときもあります。もうしわけないなあ・・・と後ろめたい気持ちもあります。

たしかに、昼間に見られない爆笑(特に男性)シーンもありますが。

それこそ、昨日の友愛園の職員さんは、住み込みと聞いて、ひっくり返りそうになりました。

毎日、夜勤のようなものです。

昔の施設職員さんは、住み込みだったと聞きますので、メンバーとの距離感も近かったのだろうと思いますが、職員自身の

メンタルは大丈夫だったのか心配になります。

夜勤が好きと思われるほど、職員から、一緒にいたいと思ってもらえるメンバーは幸せですよね。

結果、私も言ってみたいけれど、言えない言葉ナンバーワンになりそうです。

答えになっていますやら?すみません。

 

◎Y主任

発想の転換ですね。

実際に夜勤をしていると、体力的にも気力にも、余裕がなくなってしまうのは正直なところです。

ただ、自分が学生の頃は、福祉がもう少し周りに誇れるような仕事だと教えられたし、そう思っていました。

待遇や環境を気にすることもなかった気がします。周りの友達も同じように感じていたと思います。

時代が違うと言えばそれまでですが、福祉がサービスへと変化したことと関係があるのでしょうか?

T先生にも聞いてみたいです。

ただ、働きやすい環境作りも、自分たちの仕事だと思っています。

T先生は、生粋の福祉人なのですね。器が違い過ぎて、若い職員に伝わるか心配です。

 

ともに、白浜学園を支える二人の感想です。

夜勤を無くすことはできませんが、回数や時間帯など、工夫や改善は必要なこととと思います。

そして、白浜学園の職員であることが誇りに思えるような、職場風土と職員集団であってほしいし、

何より『利用者中心主義に基づく理念』がぶれることなく、貫かれる白浜学園であるように努めます。

 

★理事長とふたりのやりとり(メール)です。一言一句、替えていません。

こんな上司とともに、思いっきり福祉をしたい!働きたい!と思われる方は、連絡ください。

 

 

 


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