山サクランボ酒。（6/7＊日）

花見でにぎわった場所もこの季節になると
訪れる人もいなくなります。今は山サクランボの季節。
春に咲いた桜の花にかわいいサクランボが実ります。
その黒く熟した実を一粒づつ集めてリカーを注ぐと
赤い果実酒が出来上がります。
その色味が何とも云えず美しい！

今年は強い風が吹いたせいか実は少なかったですが
ほら、こんなにきれい！
後は梅の季節を待って、青梅で酸味を補います。
飲むのは来年になるのかな。
果実酒をゆっくり寝かす、そんな時間も好きだな。

鳥の絵コンクール。（6/6＊土）

今日は児童館で教えている絵画教室の日です。
我家に通って来ている生徒も連れて出かけてきました。
テーマは、九谷焼美術館で募集していた「鳥の絵」。
色は九谷五彩である　赤、緑、黄色、紫、紺青　の
五色使用でその色だけで彩色すると、
やはり九谷焼の雰囲気が出てくるから、あら不思議です。
出来上がった絵の一部を紹介するとこんな感じになりました。
入選すると、九谷焼作家が絵付けをしてくれるそうです。
それもまた面白いかもしれませんね。

ゴマダラチョウ。（6/5＊金）

昨日今日と卯辰山のお散歩はお休みして
車でほとんど誰もいない林道に通っています。

昨日の朝はサンコウチョウ♀がすぐそばまでやってきましたが
なかなか好奇心が強そうな感じがしました。
♂も♀もとてもよく鳴いていました。
中には追いかけっこする姿も見られ
縄張り争いでもしていたのでしょうか。

今朝はクロツグミが現れて
きれいなさえずりを聞かせてくれました。

２日ともホトトギスがすぐそばで鳴いていました。
昨日はサンコウチョウとホトトギスの掛け合いを
録音したはずだったのですが、家に帰って聞いてみると
全然声が入っていなくてガックリ！しました。

そんな林道で今日、出会ったのがゴマダラチョウ。
そっと近づくと全然逃げずに前から後ろからと
姿を披露してくれました。口の黄色いストローがきれいで不思議！

何年か前に出会ったときは木の幹で吸蜜している姿でした。
そのときもこの口の黄色がとても印象的でした。

遅く出たワラビを摘んで最後の春を味わいました。
一石二鳥の朝のお散歩でした～！

漁師の島、舳倉。（6/4＊木）

６月に入ると渡りの鳥の数はグッと少なくなるようですが
小さな島に横断するような大きなコンクリ道路を
作っていてそのせいもあるかもしれません。
何だか落ち着かない様子の野鳥たちの姿でした。
どうしてこんな道路が必要なのか首をひねってしまいます。

小さな島ですが、カッコウ、ホトトギス、ツツドリ、
ジュウイチ、４種の姿をあちこちで見かけ、声も聞けました。

今回泊めていただいた海女さんのお家、
神棚には“大漁”の文字が飾られていました。
海女さんであるSさんは１５才の頃から海に潜ったといいます。
ご主人の方は、船に乗って毎朝４時には漁業に出かけるそうです。
泊めていただいた日には大きな鯛が１０匹捕れたそうで
お刺身と白子汁をご馳走になりました。
鯛の白子なんて初めて食べたかもしれません。
ものすごく美味しかったです。

でも漁業で捕れた魚の値段は市場ではとても安くて
私たち消費者に届くときには値段は数倍になるということ。
日本の漁業も農業も生産者側をもっと大切にしないと
命に直接つながっている「日本の食」は消えてしまうように感じます。

(ハマエンドウの紫色が美しい）

(ハマエンドウとハマボッスの白い花。
　浜辺はいろんなお花の絨毯でした）

(島のあちこちで実っていたカジイチゴをつまみながら歩きました）

(カジイチゴの白い花はかすかに薔薇の香りがします）

舳倉島へ。（6/3＊水）

（朝方、浜に15羽のダイサギ、アマサギ、
　　　　　　　チュウサギ、コサギが佇んでいました）

昨日と今日は舳倉島に出かけていました。
前回は晴れたにも関わらず波が高いとのことで船は欠航。
今度こそはと出かけましたが、今回は２件ある民宿が
両方ともお休み！というアクシデントに見舞われました。
舳倉に通っている大先輩にお任せっぱなしだったのが甘かったか！

(海女さんたちが採った海草が島のあちこちに干してあります）

それでも運良く大先輩の鳥弟子の
海女さんのお家に泊めてもらうことができました。
７０才過ぎても海にもぐって海女さんの仕事をこなすSさんは
とてもチャーミングな女性でした。

(浜を黄色く埋めつくすミヤコグサ）
今回は、鳥は数少なかったものの
それでも40種以上は見れたし、
浜に咲くお花や風景を楽しめた旅でした。

(ブルーの花色が美しいナミキソウ）