だいすき

いろいろありますが
子ども達・友人・そしてみなさんに支えられて 元気に生きてます

感謝!!!

久々の「ハグ推進委員会」

2013年03月12日 19時55分39秒 | 日記
ハグを話題にするのは久々ですが 毎日続けています

「ハグ」

もしかしたら前にも書いたかもしれないけど

私ね幼少の頃は とても体が弱くて 体調を崩すと 1週間単位で欠席する子だったのです

でね

治って 次に登校するときに 必ず思ったのが

「先生とお友達は 私のこと覚えているかな?」

でした


ですから 今そんな子がいるのかはわからないけど

一日でも欠席した子には

翌朝 超オーバーアクションですが

「会いたかったぁ~ あなたがお休みで 寂しくて心配だったよ~ 今日会えて嬉しい~

と ハグさせて貰います


例えば トイレ用のサンダルが ばらけます

ある子が 私が見ているのに気づいていないのに 揃えてくれています

「あらら? サンダルが綺麗になってるなぁ  もしかして 揃えてくれたの?」

「うん」

「だって 私 揃えてってお願いしてないのに…  自分で後の人が使いやすいように? やってくれたの?

 自分で考えて?」

「うん」

もう3倍くらいのハグ



例えば ルール違反や お友達に手を出してしまった子

しっかり理由を聞きます

手をだしたには理由があるはず

まず 怒っている子に話を聞きます

次に 手を出したという子に 話を聞きます

手を出した子にも 必ず理由があるからです

そうして思っている気持ちを引き出し

「じゃ どうしたらいいのかな?」

「ごめんねっていう」

「そっか 自分でそう思ったんだね」

「うん」


そこで ハグ

「よく 自分で悪かったって気付いたね」

相手の子には

「嫌だって言えて そして 謝った子を いいよって許せて偉かったね」とハグ



毎日 ハグハグ




帰りのバスで 子どもとサヨナラのあいさつをするときも ハグ

「明日も元気に来てね」


たまにいます

「オレ 元気に行けないかも」

「いいよ~ 泣いてても怒ってても 私はあなたが大好きだから 来てね」

「…






そして 今日は卒園式でした


保護者の方から お預かりした子どもたち

持てる力を精一杯注いできましたが まだまだ足りないなぁと思いつつ・・・



でもね

卒園記念のメッセージカードに

「しっぽ先生のハグで スキンシップの大事さを感じました」と書いていただいたり


私の担当外園児のお母様から「しっぽ先生の ギューっに 優しさを感じていました」と泣きながら挨拶していただいたり


大声で「ハグは 大事よ~」って言わなくても 感じてくれる子どもとお母様達がいてくれることは

本当にありがたく思いました



私は担任では ありませんから  子どもにも保護者にも でしゃばってはいけません

ベテランだろうが 新人だろうが まずは担任が一番

そのサポートが仕事です



○○担任より しっぽ先生がよかった などとは

言わせてはいけません  黒子のような役割です


顔を出さないけど いないと困る


私は このポジションが好きです



ハグするでしょ うれしく思ってくれるでしょ  うれしいと人に優しくなるでしょ
 
優しくされたら 真似するでしょ

やさしさが伝染するでしょ


そうして 優しさ感染したらいいなぁって 思っています


もうすぐ54歳


優しさ伝染のために まだまだ続けます


「ハグ」