むらくも

四国の山歩き

鋸山~赤星山(愛媛)…1/30・一人

2010-02-01 | 四国の山歩き
鋸山・高山(七々木山)・豊受山・赤星山
のこぎりやま・たかやま(ななぎやま)・とようけやま・あかぼしやま


標高    1017.3m、1145.2m、1247.4m、1453.2m
登山口   四国中央市林道法皇線
駐車場   なし
トイレ   なし
水場    なし




先週から花粉症が始まってる。犬みたいに鼻が乾く、目が痒い、クシャミが出る、頭が重たくて考え事が出来ない、憂鬱な季節だ。
暖冬の影響か発症が例年より1週間早い。
不思議なことですが、花粉症だからといって、杉林を歩いてもその時点では特に酷い症状はでない。酷くなるのは山を降りて、車がたくさん行き交う道路に出てから。
杉花粉が飛び交う時期に併せて症状が出るので花粉症には間違いないけど、これと排気ガスとの因果関係ってあるのかな?なにも排気ガスだけが原因ではないようにも思えるし、中国から飛んでくる工場のさまざまな煤煙やガスなども一因があるかもしれない。昔、話題になった有吉佐和子さんの著書「複合汚染」を思い出す。

豊受山にある豊受神社、もう一度お参りしようと思った。
年が明けた1月4日に豊受神社にお参りし、自転車仲間の先輩の、足の障害の根治とツーリング復帰を祈願した。
すると思いがけず、2週間後のツーリングに先輩は復帰した。
しかし、喜んではいられない。
50kmばかし走り終えたとき、先輩は寂しそうにポツリ「やっぱり、今後は参加するのは無理かもな」と…。

もう一度、行ってみよう。





というわけで、先輩の足の障害、その根治祈願と体力復帰にかこつけて、再度豊受山へ。
前回と同じく翠波高原から登山口へ行き、鋸山からの縦走を選ぶ。
ですが、同じコースでは面白くない。縦走路の延長線上には赤星山がある。
赤星山への往路でお参りし、帰路でもう一度神社にお参りできる。

えっ?一日に二度も…いつからこんなにも信心深くなったのかな~。
多少、疑わしい部分もありますが、これも凡人の所為です、大目に見てくれるでしょう。^^;

いつものように川之江・三島ICで高速を降りて、別子銅山方面へと走り、法皇トンネルを抜けて金砂湖方面へ少し下ったところで、左折し、翠波高原へと行く。
翠波高原展望所を過ぎ、もう一つ上の小さめの東屋展望所のところで、一番左よりの道へと進入する。下って、三差路で左折、すぐに「3km先では通行止め」の看板があるが、かまわず進む。ほんの少し下ったところでダートな道(七々木林道)が左にあるので、そこへ入り、ガタゴト2~300mほどで登山口。広めの路肩に駐車。(1/6UP鋸山~豊受山レポート参照のこと)

空が少し鴇色になりかけた頃にフクロウが、まん丸な鋭い眼差しをこちらに一瞥して、バサッと羽音を立て、飛んでいった。一瞬にして鴇色の空は茜色へと変わっていく。
今日も車は一台もなく、準備をして7時21分登山口を出発。右手に瀬戸内がチラホラ見える。





エンジンが掛からないままでの急登に、汗をしたたらせながら鋸山の三角点、すぐに展望の良いテーブル岩。近くでは早くもホオジロの鳴き声、鳥音痴の私でも、この子は分かる。澄んだ声で「イッピツケイジョウツカマツリソウロウ」と鳴いている。




岩の上に立つと風が少し強い。変わり映えのしない写真を何枚か収め、そしてコブを2ヶ所ほど越えて、高山(七々木山)へ。ここにも三角点がある。




少し左手前方に法皇湖とその向こうに野地峰~東光森山辺りの稜線が朝日を受けて眩しく輝いている。正面にはこれから行く豊受山と赤星山、その左奥には二ッ岳の山々。




前回来たときには雪の上に一杯動物の足跡があった明るい林の鞍部。雪はまったくない。頭上から幹の皮がパラパラと落ちてきた。バリバリと音がする方に目を遣る。ニホンリスが木の実を食べていたようだ。いそいでカメラを出して撮るが、写った写真は周りの木の色に溶け込んでまったく分からない。豊受山の頂がすぐに見えるところまで来た。




後ろを振り返ると先ほど通過した高山が、なるほどと思える姿をしているのが見えた。見覚えのある豊坂分岐に到着。




直進して、鳥居、そしてすぐ傍にある豊受神社と刻まれた小さな祠。




前回には妻が「フライパンがパーン」と言いながら叩いたフライパンのシシ脅し。三つ叩いて「パンパカパーン」、昔そんな風な大阪府知事がいた。フライパンは風に揺られたのかその後も小さく鳴り続けた。鳴りやんだと思ってるとまた風に煽られて小さくコンと鳴る。神社に到着、柏手を打ってお参りをする。




岩の根っこにある小さな祠へもお参り。豊受山山頂には寄らずに、そのまま赤星山への道標に従い西へと進む。




赤星山への稜線は歩きよくて気持ちのいい縦走路になっている。後ろを振り返ると三度ヶ崖が「帰りには寄れよ~」と叫ぶ。(@_@)




小さな岩場に着く。見下ろすと深い渓谷だ。山肌の色合いがなんともいえない。




正面奥の少し突こつとした山は登岐山かな。白髪山~野地峰までの山並みが続いている。




ほどなく鞍部の野田分岐。凍りついた雪が稜線にマダラに残っていて、注意しないと滑る。やがて急登に差し掛かり、一気に登ると、待っていたのはなんとイノシシ。目の前をドドドドーッと怒濤のように駆け走っていく。距離は2mもあったろうか(体高1mくらい)ビックリして「ウワーッ!」と大声を上げてしまった。




気持ちのいい稜線を抜け、やっとこさ山頂に着いた。まだ胸の鼓動が鳴っている。ドドドーッと走り抜けた音が身体に残って、地響きを立てている。単独の男性が野田から登って来ていた。気温は1度を少し切っているが氷点下ではない。




二ッ岳と東赤石山への稜線をパチリ。




男性とお話ししながら、小春日和の山頂でお昼ごはん。幾滝などの滝もまったく氷ってなくて、勢いよく水が流れ落ちているとのこと。定番の昼食を終え、デザートに甘くて美味しいあんぽ柿(誤りにつき訂正<市田柿>でしたm(_ _)m)。男性は一足先に豊受方面へと降りていった。
しばし、瀬戸内を眺めて楽しんだあと、追いかけるようにして、元来た道を引き返す。





シャクナゲは陽をいっぱいに浴びているが蕾はない。気温がなおもジワリッと上昇しているようだ。暖かい。
野田分岐では先ほどの男性が休んでおられました。下山するには早すぎるので豊受山へ寄ってみるとのこと。

登り返して、三度ヶ崖へ。途中、赤いザックと赤いオーバーヤッケの男性とすれちがう。




神社上の稜線では三角点へ向かってるご夫婦らしいペアの後ろ姿。何人かの人を見かけるとやっぱり寂しくなくて、なんとなく元気が出る。高山手前のコブで後ろを振り返り再度三度ヶ崖を撮ろうとヤブ尾根を上がったが、木の小枝が跳ね返り目に入る。年だね~、若いときは咄嗟に瞼を閉じられたものだが、反応が鈍った。




テーブル岩に到着。岩の上でザックを降ろし、しばし、景色を楽しむ。眼下には春霞?の瀬戸内海とポッカリ遠くに浮かぶ島々。三度ヶ崖で出会った男性も到着。一段高い大岩の上で景色を楽しんでいました。




いつもになく早い下山。翠波高原でカメラ散策をしたあと、帰路につく。菜の花が小さく芽を出し、黄色い花芽がちょっぴり顔を覗かせていた。





登山口7:21-鋸山山頂7:46-高山(七々木山)8:30-豊坂分岐9:01-豊受神社9:31-野田分岐9:55-10:55赤星山山頂11:36-野田分岐12:15-三度ヶ崖12:39-豊坂分岐12:55-高山(七々木山)13:13-テーブル岩13:41-14:01登山口


(注)GPSログではなく、イメージ図です。
コメント