江戸東京博物館で行われている「二条城展」に行ってきました。
二条城は、京都に訪れる人ならどなたでも行く名所。改めて内部を拝見すると、興味深いことがたくさんありました。
徳川家康が幕府を擁立したとき、京都の守護と宿泊所として作ったこのお城、戦いを意識して作ったというより、幕府の威容を誇るために作ったので、多くは華やかな行事を行う場として使われたようです。
もっとも名高いのは、テレビドラマ「龍馬伝」でもおなじみの「大政奉還」の場として使用されたことでしょうか。
最後の将軍慶喜(よしのぶ)を前にずらりと並んだ諸国大名たちの図はあまりに有名にですね、
この二条城に初めて行ったのは中学校(何十年前だ!)のとき。そのときのことは「鶯張り」の廊下のことしか覚えていません。キュッキュッと鳴る音が鶯のようだと教えてもらいましたが、当時は本物の鶯の鳴き声さえ知らなかった
偶然に廊下を支える根太が緩んだのを、敵の侵入がすぐにわかるように「鶯張り」として活用したそうです。
だれが付けたのかは知りませんが、この「鶯張り」というネーミング、すごいです。この名前だけは何十年経っても忘れませんもの。さしずめ、「コピー大賞歴史部門グランプリ?」というところでしょうか。
常設展で駕籠に乗ったりして遊んだあとは、タクシーでスカイツリーのあるソラマチへ。
土曜日だったため、ラッシュ並みの混みよう。長い列のあと、ようやくランチにありつけました。
「VIVA NAPORI」というビッフェ。
前菜とスパゲティまたはピザがついておよそ2000円。前菜がおいしくて(すごくお腹が空いていたにしても)食べ過ぎて、スパゲッティ&ピザはもてあまし気味
当日券(毎日一万人)があるということで、人ごみをかき分け行ったスカイツリーは70分待ちということでパス。
長い一日でした。
この日の着物は、下町散歩ということで木綿にバティックの帯。
特にマネしなくてもいいコーディですが、マネシスト紫苑の頭にあったのは、
「きもの熱」(清野恵理子著 集英社)のこのページです。
なんか、きものの柄、似てません?
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