オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

2010年12月07日 06時46分01秒 | オフィスシオン名古屋
兄弟のなかで箸の持ち方が

私だけおかしいと気が付いてから

もう数十年立ちます。


当時親しい友人から指摘を受けて

始めて気が付いた事なのですが、

その時は何の疑問すら持ちませんでした。


特別大きな違いは有りません。

ほんのちょっぴり箸を持つ位置が

ずれているだけです。


見た目にもほとんど気が付く人も

いませんでした。



なるほど持ち方を改めた方が、使いやすいだろうと

頭では分かっていましたが、慣れ親しんだ持ち方を

いまだ以って続けています。


しかしある時、また妙な事に気が付く事になりました。

兄弟の中で私だけが違うのです。


箸の持ち方が・・・


なぜなんだろう?


私だけ幼いとき、不器用だったのだろうか!


数年後、その答えがやっと分かりました。

私の父と、同じなのです。


箸の持ち方が・・・・・


母はいつも言っていました。


「あなただけ兄弟の中で一番かわいがっていたんだよ。

ほかの兄弟が可哀想なぐらい・・・」


その言葉に、自分の幼い頃の記憶をたどって行くと

さまざまな思い当たる事がよみがえってきます。



いつもは全く意識していないのに・・・・



父とはいつもケンカをしていました。

単なる口げんかなのですが、ついつい言い過ぎて

しまい、あとで反省の毎日でした。


どうして父の目線で、受け止めてあげられなかったのだろう。

どうしてもっともっと優しく聞いてあげられなかったのだろう!



箸の持ち方は、父が私に教えたのです。

恐らく毎日毎日。

それが父の楽しみであり、愛情だったのでしょう。


他の兄弟は母と同じ箸の持ち方です。



優しさはオフィスシオンの永遠のテーマです。




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