オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

「せめて」と「最低限」の違い

2009年12月02日 02時23分42秒 | オフィスシオン名古屋
責任と義務という言葉がありますが、

ご葬儀にはもう一つキーワードになる言葉があります。

それは「おもい」です。

また「しのぶ」という言葉でも良いと思いますが、

やはり同義語であっても、少し客観的で醒めた感じがします。

故人様との関係が疎遠になればなる程、

義務感が優先した発想になりがちです。

「最低限これぐらいの葬儀をあげるべきだ。」

「最低限これぐらいの葬儀をあげたい。」・・・

といった、自分中心の考え方が基準となるようです。


故人様との「おもい」が強い場合、

ご葬儀の内容はご自分より、むしろ故人様中心の考え方が、

優先される事が多いようです。

「せめて、これだけは・・・」といった、

故人様に対する「思いやりのこころ」が、

総ての基準になるようです。

わたしは、事の良し悪しを論じるつもりは有りませんが、

見栄や外聞を気にすることなく、

ご遺族・ご親族の方々が、故人様に対する感謝の気持ちや、

思いやりの心をお持ちいただくことが、

大切だと思います。




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