お葬式の生前契約

昨日、葬儀代金を事前に払っておきたいという方が増えてきたとブログに書きましたが、本当に増えているのです。

ここ1ヶ月で数人みえました。


当社としても対応できないわけではありませんが、この生前契約に関しましては、いろいろと問題点があります。

まず、葬儀執行人といういざとなった時にお葬式を契約どおりに執行してくれる方が必要となります。身内である相続人がなってくれれば問題ないですが、身内がいない場合は、成年後見人という方にお願いしなくてはなりません。

また、人はいつ亡くなるか分かりません。
１０年先か２０年先か、またはそれ以上か。
ですから、その間物価の上下などがあるといけないので、定期的な契約内容の見直しが必要となってくるのです。

そして最後に、契約金の問題があります。
契約金が発生しなければ問題はありませんが、発生する場合にその契約した会社が破たんしてしまった時に、その契約したお金が戻ってくるかどうかということがあります。
英会話や美容関係で、一時期社会問題になったことから、より慎重に進めていかなくてはなりません。

以上のように、生前契約に関しましては、様々な課題がありますが、いずれにせよ今後「子供に負担をかけたくない」という親の気持ちから、生前契約の需要は高まっていくことは間違いないでしょう。