黒崎まで筑豊電鉄で出てきてから、JRに乗り換えてスペースワールドへと向かいました。新日鐵の工場間を結ぶ専用線:くろがね線(八幡製鐵鉱滓鐵道)を観察するためです。
鹿児島本線八幡~スペースワールドの北西側には、新日鉄八幡製鉄所の敷地が広がっているのが地図を見ると確認できます。この工場と、九州工大駅の北側にある工場との間を結び、資材・製品等を輸送しているのが新日鐵残滓専用鉄道、通称くろがね線です。昨年、RM編集長のブログで取りあげられ、JRなどとは接続していない専用線であるため独特の機関車や貨車が使用されていること、現在でもそこそこの頻度で運行されていることを知って興味を持ち、今回、行ってみることにしました。
スペースワールド駅を出て、工場沿いの道路を北東へ進みます。やがて箱型ディーゼルの姿が見え、更に道を進むと機関庫が見えてきました。ちょうどいいところに電気機関車や貨車の姿があったものの、一眼レフでの撮影は金網に阻まれたため、コンパクトデジカメで撮影しました。
入換用機関車?D.619
貨車テヤ5508
E8502
次に、JRの高架下をくぐりスペースワールドの駐車場へと行ってみると、貨車が何両か停まっていました。
ユタ2461
形式不祥
いずれもレールみたいなものを積んでいましたが、これ以外の種類の貨車はここでは見られませんでした。列車はいつ来るか分からないので、とりあえず順光になるところへ行こうと考え、くろがね線の鉄橋を眺めたりしながら鹿児島本線沿いに枝光まで歩き、そこから九州工大前まで列車で移動。駅を出てから鹿児島本線とくろがね線のクロスするところまで歩くと、ちょうど貨物列車が通り過ぎていくところでした。折り返しの列車を撮るため、ちょうど良い感じに撮れそうな歩道橋へ上ってしばらく待つと、ゆっくりとした速度でゴロゴロと列車がやってきました。
後補機としてつくD705。
八幡方面へ向かう貨物列車。16:16ごろ
くろがね線の貨物列車は、本務機は電気機関車、後補機はディーゼル機関車が務めるという、日本ではここ以外にあまり見られない形態をとっています。どちらの機関車も防音のためか下部までスカートに覆われた特徴的な姿をしており、ジョイント音と貨車のきしむ音ぐらいの、貨物列車としては静かな走行音を立ててゆっくりと走っていく様は、積んでいる荷物の正体がよく分からないこともあり、少し不気味に感じました。半端な構図になってしまいましたが、とりあえず撮れたので満足です。
あまり書籍でも取りあげられてこなかったくろがね線。こういう分からないことだらけのところを尋ねてみるのも面白いものでした。
鹿児島本線八幡~スペースワールドの北西側には、新日鉄八幡製鉄所の敷地が広がっているのが地図を見ると確認できます。この工場と、九州工大駅の北側にある工場との間を結び、資材・製品等を輸送しているのが新日鐵残滓専用鉄道、通称くろがね線です。昨年、RM編集長のブログで取りあげられ、JRなどとは接続していない専用線であるため独特の機関車や貨車が使用されていること、現在でもそこそこの頻度で運行されていることを知って興味を持ち、今回、行ってみることにしました。
スペースワールド駅を出て、工場沿いの道路を北東へ進みます。やがて箱型ディーゼルの姿が見え、更に道を進むと機関庫が見えてきました。ちょうどいいところに電気機関車や貨車の姿があったものの、一眼レフでの撮影は金網に阻まれたため、コンパクトデジカメで撮影しました。
入換用機関車?D.619
貨車テヤ5508
E8502
次に、JRの高架下をくぐりスペースワールドの駐車場へと行ってみると、貨車が何両か停まっていました。
ユタ2461
形式不祥
いずれもレールみたいなものを積んでいましたが、これ以外の種類の貨車はここでは見られませんでした。列車はいつ来るか分からないので、とりあえず順光になるところへ行こうと考え、くろがね線の鉄橋を眺めたりしながら鹿児島本線沿いに枝光まで歩き、そこから九州工大前まで列車で移動。駅を出てから鹿児島本線とくろがね線のクロスするところまで歩くと、ちょうど貨物列車が通り過ぎていくところでした。折り返しの列車を撮るため、ちょうど良い感じに撮れそうな歩道橋へ上ってしばらく待つと、ゆっくりとした速度でゴロゴロと列車がやってきました。
後補機としてつくD705。
八幡方面へ向かう貨物列車。16:16ごろ
くろがね線の貨物列車は、本務機は電気機関車、後補機はディーゼル機関車が務めるという、日本ではここ以外にあまり見られない形態をとっています。どちらの機関車も防音のためか下部までスカートに覆われた特徴的な姿をしており、ジョイント音と貨車のきしむ音ぐらいの、貨物列車としては静かな走行音を立ててゆっくりと走っていく様は、積んでいる荷物の正体がよく分からないこともあり、少し不気味に感じました。半端な構図になってしまいましたが、とりあえず撮れたので満足です。
あまり書籍でも取りあげられてこなかったくろがね線。こういう分からないことだらけのところを尋ねてみるのも面白いものでした。