丸山隆平Dが思わず
「もうやめて～」
と入れずにはいられなかった第7話です。
#7 ネットの誹謗中傷が大事件に！？夫婦の本音価値観の違いで亀裂
剣崎元春 (大倉忠義)は、建石澪（広瀬アリス）への未練を断ち切って沙也佳（瀧本美織）を大切にしようと心に決めた。だが、澪の母・久恵（片平なぎさ）を2人で探していたことを沙也佳に隠した嘘がバレてしまい、沙也佳に澪との関係を疑われ口論になってしまう。家を飛び出した沙也佳は、路上で遭遇した上原邦光（小関裕太）と飲みに行き、気を紛らわそうとする。酩酊し家に帰ると、酔った勢いでパソコンを開き、ネット掲示板に澪への誹謗中傷を実名で書き込み始める。探しに行った元春が戻ると沙也佳はすでに寝ていた。 次の日、掲示板の澪への誹謗中傷が銀行への信頼を損なう、と問題になってしまう。その頃、沙也佳は昨夜の投稿を思い出し後悔するが、なす術もなく途方に暮れる。 一方、元春は沙也佳が書き込んだのではないかと疑うが、昨夜の口論の事もあり聞くことが出来ない。そして、沙也佳の投稿はさらに波紋を広げる。何者かが支店の行員たちの写真を投稿し、行員たちへの嘲笑まで広がりはじめたのだ。自分の誹謗中傷については気にする様子はなかった澪も、これには怒る。澪は津山千晴（松下洸平）と最初の投稿者を突き止めるため調査会社へ依頼に行く。津山の残業を代わることになった元春は、理由を話して沙也佳に帰りが遅くなると電話した。自分が犯人だとバレてしまう！と沙也佳がうろたえていると、ちょうど上原が花を届けに来た。沙也佳は上原に泣きつき、何とか投稿を削除する。 その夜、元春が家に帰ると、沙也佳は何事もなかったように出迎えた。昨夜の口論を謝罪した元春だが、パソコンを開けた時に、問題の掲示板にアクセスした形跡を見つけ疑念を抱く。そんな折、元春の母が白内障の手術の為に入院する。
千鳥足で帰ってきたわりにしっかり書き込みしてんなと思ったらガチで記憶無くすくらい酔っぱらってたみたいです沙也佳様。
元くんのせいで第二の人格が目覚めたんじゃと疑うレベルですね。普通酔っぱらってる時に書き込みとかやったら支離滅裂になるじゃないですか。いきなりこわいよー
て、まあ理性が働いてる状態ならさすがにそこまではしなかったんだろうし、だからこそ終盤で元春にそのことを責められた時によけいに反発心が出てしまうよね。そういうこじれていくちょっとした間の悪さみたいなものを描くのがすごく上手いと思いますこの脚本。
でも基本的に沙也佳は自分がしたことがそれほど"悪いこと"だとは思ってないんだよな。
書き込んだ犯人を特定すると聞かされて慌てて削除したけど、それは自分がそういう"ネットに誹謗中傷を書き込むなんて下品な事を自分がやったと世間にばれる"ことが怖かっただけだから。
自分が人からどう見られるか、ということがこの人の諸々の判断の基準なんだと思う。
これまでもそうだけど、今回はよりそういう面が色んな場面で強調されてた感じ。
澪と沙也佳はあらゆる面で正反対の存在として描かれているけど、自分がどう見られるとかは気にしてなかったのに同僚に類が及ぶに至って怒り始めた澪とひたすら父のメンツだの私が恥をかかされた、と言い募る沙也佳とこんなところでも対極に配置されているんだな。
でもそれは沙也佳がそういう世界で生まれ育ったからであって、自分が恥をかく＝一族郎党が恥を被るという考え方が染みついてしまっているのは沙也佳の悲劇でもある。
この世界の沙也佳が、元春のどこに惹かれて、あの両親を説得して庶民の元春と結婚したのか。「変わったね」と言われる前の元春はどんな風に沙也佳と接していたのか。
それをちょっと見てみたくなりました。
まあ多分、本当に「女神の召使い」みたいになんでもかんでも言うことをきいて、沙也佳の家族と折り合いのつかない自分の家族との板挟みになったりもしつつ、自分の家族を二の次にして沙也佳の言う通りにやってきたんだろうなとは思う。
元春はクズなのか？ということを毎週考えてるんだけど「こいつは結局半端に優しくて優柔不断なだけなんだな」と思ったら大伴先輩かよ…！ってなりました←ｲﾏｺｺ
しかし優柔不断な元春だから、沙也佳とここまでなんとかうまくやってこれてたんだなきっと。沙也佳の言うことをきいてるのが楽だったんじゃないのかな。
元の世界の澪との家庭のように子供もいないし、あるいは子供がいたとしてもベビーシッターさんを雇ったりして庶民のお母さんが抱えるストレスみたいなものとは無縁だっただろうし、残業の接待のってのも銀行の上司は舅の顔色を窺ってあんまり無茶な残業言わなかったりしてたかもしれないし。
だから沙也佳はこれまで澪のようには変わらなかったのかもしれないけど、でもこの価値観の違いとか、徐々に老いていく両親や子育て世帯の妹夫婦とか、家族の中でも関係性は変わっていくから。仮に「現在」の元春が澪との記憶を携えた元春でなかったとしても、いずれはどこかで決定的な亀裂が生まれてたかも。
沙也佳のいういつでも自分の家族を優先させて、というこの夫婦の約束事はいつか亀裂を生むくらい歪んだ約束。
元春が自分の家族と断絶している人間なら全然かまわなかっただろうけど、元春自身は人並みには親も大事にしたいと思ってる人だから。
てかやっぱりあらゆるタイミングが元春と沙也佳は最悪なんですよ。なんで大事なパーティとお母さんの手術が重なるかな？ってレベルで。壊れる運命なんよ、この二人は。
「来なかったら別れるから」って沙也佳の方から言ってくれてたけど本気ですか。このさいはいそうしますって別れた方がお互いの為じゃない？
離婚したら正々堂々と澪をかっさらいに行けるぞ元春よ。
しかし今週も元春は大事なところで色々間違えていたので、そろそろ元春の間違い慣れしてきている自分がいる…。
親のことで心が折れたのはわかるけどそこで裏サイトの件まで持ち出してくるのはまずいよー！また「建石さんを守るために私を責めてる」みたいになって論点変わってくるからー！
「もー！だからお前はよー！！」ってツッコむのが楽しみになっているよ…。
沙也佳のことをちゃんと見てきてないから「女神」は地雷だと気づいて無かった元春、「女神の召使い」という地雷の上に爆弾落とすみたいなワードをここ一番で投げてくるからほんと最後まで油断ならんわ。
あ、ベンツでチャリ轢きそうになって心折れる元春くんの場面、すごく良かったです。
あの一瞬で「あ、心折れた」ってわかる。
大倉さん、ほんといい芝居するわー。
2/25 22：00まで無料見逃し配信
第8話予告
主題歌は関ジャニ∞の「キミトミタイセカイ」です！300万再生突破！NOW ON SALE！！
「もうやめて～」
と入れずにはいられなかった第7話です。
#7 ネットの誹謗中傷が大事件に！？夫婦の本音価値観の違いで亀裂
剣崎元春 (大倉忠義)は、建石澪（広瀬アリス）への未練を断ち切って沙也佳（瀧本美織）を大切にしようと心に決めた。だが、澪の母・久恵（片平なぎさ）を2人で探していたことを沙也佳に隠した嘘がバレてしまい、沙也佳に澪との関係を疑われ口論になってしまう。家を飛び出した沙也佳は、路上で遭遇した上原邦光（小関裕太）と飲みに行き、気を紛らわそうとする。酩酊し家に帰ると、酔った勢いでパソコンを開き、ネット掲示板に澪への誹謗中傷を実名で書き込み始める。探しに行った元春が戻ると沙也佳はすでに寝ていた。 次の日、掲示板の澪への誹謗中傷が銀行への信頼を損なう、と問題になってしまう。その頃、沙也佳は昨夜の投稿を思い出し後悔するが、なす術もなく途方に暮れる。 一方、元春は沙也佳が書き込んだのではないかと疑うが、昨夜の口論の事もあり聞くことが出来ない。そして、沙也佳の投稿はさらに波紋を広げる。何者かが支店の行員たちの写真を投稿し、行員たちへの嘲笑まで広がりはじめたのだ。自分の誹謗中傷については気にする様子はなかった澪も、これには怒る。澪は津山千晴（松下洸平）と最初の投稿者を突き止めるため調査会社へ依頼に行く。津山の残業を代わることになった元春は、理由を話して沙也佳に帰りが遅くなると電話した。自分が犯人だとバレてしまう！と沙也佳がうろたえていると、ちょうど上原が花を届けに来た。沙也佳は上原に泣きつき、何とか投稿を削除する。 その夜、元春が家に帰ると、沙也佳は何事もなかったように出迎えた。昨夜の口論を謝罪した元春だが、パソコンを開けた時に、問題の掲示板にアクセスした形跡を見つけ疑念を抱く。そんな折、元春の母が白内障の手術の為に入院する。
千鳥足で帰ってきたわりにしっかり書き込みしてんなと思ったらガチで記憶無くすくらい酔っぱらってたみたいです沙也佳様。
元くんのせいで第二の人格が目覚めたんじゃと疑うレベルですね。普通酔っぱらってる時に書き込みとかやったら支離滅裂になるじゃないですか。いきなりこわいよー
て、まあ理性が働いてる状態ならさすがにそこまではしなかったんだろうし、だからこそ終盤で元春にそのことを責められた時によけいに反発心が出てしまうよね。そういうこじれていくちょっとした間の悪さみたいなものを描くのがすごく上手いと思いますこの脚本。
でも基本的に沙也佳は自分がしたことがそれほど"悪いこと"だとは思ってないんだよな。
書き込んだ犯人を特定すると聞かされて慌てて削除したけど、それは自分がそういう"ネットに誹謗中傷を書き込むなんて下品な事を自分がやったと世間にばれる"ことが怖かっただけだから。
自分が人からどう見られるか、ということがこの人の諸々の判断の基準なんだと思う。
これまでもそうだけど、今回はよりそういう面が色んな場面で強調されてた感じ。
澪と沙也佳はあらゆる面で正反対の存在として描かれているけど、自分がどう見られるとかは気にしてなかったのに同僚に類が及ぶに至って怒り始めた澪とひたすら父のメンツだの私が恥をかかされた、と言い募る沙也佳とこんなところでも対極に配置されているんだな。
でもそれは沙也佳がそういう世界で生まれ育ったからであって、自分が恥をかく＝一族郎党が恥を被るという考え方が染みついてしまっているのは沙也佳の悲劇でもある。
この世界の沙也佳が、元春のどこに惹かれて、あの両親を説得して庶民の元春と結婚したのか。「変わったね」と言われる前の元春はどんな風に沙也佳と接していたのか。
それをちょっと見てみたくなりました。
まあ多分、本当に「女神の召使い」みたいになんでもかんでも言うことをきいて、沙也佳の家族と折り合いのつかない自分の家族との板挟みになったりもしつつ、自分の家族を二の次にして沙也佳の言う通りにやってきたんだろうなとは思う。
元春はクズなのか？ということを毎週考えてるんだけど「こいつは結局半端に優しくて優柔不断なだけなんだな」と思ったら大伴先輩かよ…！ってなりました←ｲﾏｺｺ
しかし優柔不断な元春だから、沙也佳とここまでなんとかうまくやってこれてたんだなきっと。沙也佳の言うことをきいてるのが楽だったんじゃないのかな。
元の世界の澪との家庭のように子供もいないし、あるいは子供がいたとしてもベビーシッターさんを雇ったりして庶民のお母さんが抱えるストレスみたいなものとは無縁だっただろうし、残業の接待のってのも銀行の上司は舅の顔色を窺ってあんまり無茶な残業言わなかったりしてたかもしれないし。
だから沙也佳はこれまで澪のようには変わらなかったのかもしれないけど、でもこの価値観の違いとか、徐々に老いていく両親や子育て世帯の妹夫婦とか、家族の中でも関係性は変わっていくから。仮に「現在」の元春が澪との記憶を携えた元春でなかったとしても、いずれはどこかで決定的な亀裂が生まれてたかも。
沙也佳のいういつでも自分の家族を優先させて、というこの夫婦の約束事はいつか亀裂を生むくらい歪んだ約束。
元春が自分の家族と断絶している人間なら全然かまわなかっただろうけど、元春自身は人並みには親も大事にしたいと思ってる人だから。
てかやっぱりあらゆるタイミングが元春と沙也佳は最悪なんですよ。なんで大事なパーティとお母さんの手術が重なるかな？ってレベルで。壊れる運命なんよ、この二人は。
「来なかったら別れるから」って沙也佳の方から言ってくれてたけど本気ですか。このさいはいそうしますって別れた方がお互いの為じゃない？
離婚したら正々堂々と澪をかっさらいに行けるぞ元春よ。
しかし今週も元春は大事なところで色々間違えていたので、そろそろ元春の間違い慣れしてきている自分がいる…。
親のことで心が折れたのはわかるけどそこで裏サイトの件まで持ち出してくるのはまずいよー！また「建石さんを守るために私を責めてる」みたいになって論点変わってくるからー！
「もー！だからお前はよー！！」ってツッコむのが楽しみになっているよ…。
沙也佳のことをちゃんと見てきてないから「女神」は地雷だと気づいて無かった元春、「女神の召使い」という地雷の上に爆弾落とすみたいなワードをここ一番で投げてくるからほんと最後まで油断ならんわ。
あ、ベンツでチャリ轢きそうになって心折れる元春くんの場面、すごく良かったです。
あの一瞬で「あ、心折れた」ってわかる。
大倉さん、ほんといい芝居するわー。
2/25 22：00まで無料見逃し配信
第8話予告
主題歌は関ジャニ∞の「キミトミタイセカイ」です！300万再生突破！NOW ON SALE！！
