新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

飼い亀が冬眠から覚めるのは一か月後。しかし、この寒さをうまく越せたかが心配。

2018-02-23 21:20:11 | 日記
  
  ●春の宵隣りあってるエーティーエム


  ○チューリップ一茎の上花一つ


  ●村中の雪収めれず積み上がる


  ○巻癖の取れし暦や七日かな


  ●虎模様踏切棒の震えかな


  ○温き日に擽られてる枯木山


  ●冬籠りものぐさ太郎になっている

ジムに行って軽く体をほぐしている。固くなった筋肉はなかなか柔らかくならないが、血行が良くなり気持ちが良い。

2018-02-16 10:11:52 | 日記
   
   ●今日冬至今年一番悔ゆる夜


   ○胃を病むか野良猫繁縷食べてをり


   ●歩くとは生きる事なり春日和


   ○風花や自撮り画面に入り込む


   ●春立つや葉を押す花茎桜草


   ○植え枡の七種で食ぶ薺粥


   ●どの足を動かそうかと百足聞き

3か月ぶりにジムへ行った。体力が衰えているのを心配していたが、行けばジムの雰囲気に体が馴染んだ。

2018-02-08 10:32:53 | 日記
  
  ●三輪車乗りたかったと雪積る


  ○日向ぼこ豆大福を妻と分け


  ●うららかや縞馬笑うような顔


  ○追って来て幼てんとう虫見せる


  ●暮れ早し陣取りごっこ引き分ける


  ○手袋に指収まらず泣く子かな


  ●自転車に載せてと枯葉籠に入る

信じられない!マイナス9.8度だなんて。生涯初めてだ。寝ていても顔が寒い。

2018-01-28 21:29:00 | 日記
  
  ●天狼に照準ぴたり犬の耳


  ○刻む音途切れて妻は咳きぬ


  ●満作の春の来ると手踊りす


  ○雨や来る沈丁花の香濃くなりぬ


  ●永き日や注文多き散歩犬


  ○初空や地の一筋の道を行く


  ●小春日や象の頭の産毛揺れ

新年が開けた。小生は相も変わらず毎日病院通い。サラリーマンより過酷だ!

2018-01-18 21:49:14 | 日記
  
  ●芋虫の犬に嗅がれて丸まりぬ


  ○着ぐるみを脱げば人間汗まみれ


  ●白鷺は泥鰌食う時首伸ばす


  ○臥す妻の買い物メモに蓬餅


  ●蝋梅の溶け出しそうな温かさ


  ○煩悩を湯槽に浮かべ除夜の鐘


  ●山茶花や雀遊びて紅散らす